[CML 021445] 敵には動揺を、味方には確信を

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2012年 12月 9日 (日) 22:36:30 JST


 坂井貴司です。
 転送・転載歓迎。
 
 良い内容の本が自費出版されました。
 
 大企業や官公労とは比べものにはならないほど厳しい条件下にある中小零細企
業の労働運動の活動家として50年以上戦ってきた元・全国金属京滋地本書記長、
小城修一さんの自伝です。
 
 『敵には動揺を、味方には確信を』
 
 著者:小城修一
 A5判 / 220ページ
  定価1200円(送料別)

注文先:洛南労組連絡会議
〒611-0031 京都府宇治市広野町西裏99-14 パール第一ビル3F
TEL 0774-43-8734  FAX 0774-44-3102
unionrakunan at yahoo.co.jp
  
PART1 戦争
少年時代/最後の「皇軍兵士」
PART2 青春
共産党に入る/朝鮮戦争が始まった
抵抗した労働者たち/非公然活動
PART3 争議
町工場で組合づくり/規模別共闘の闘い
経済成長下の運動/倒産争議

PART4 教訓
倒産争議をふり返る/運動への反省
右翼再編にあらがう/ネット時代の団結
PART5 アジア
最初はフィリピン/国際連帯なぜ必要か
台湾訪問/アジア諸国を歩く/出会い
PART6 特別インタビュー
3・11後の世界をどう生きるか
思索と提言―小城さんの文章から
労働運動と国際連帯についてのエッセイ

 太平洋戦争末期の1945年、小城さんは18歳で海軍に徴兵されました。こ
こで小城さんは紫色になるほど「精神注入棒」(棍棒)で尻を叩かれ、顔が変形
するほど殴られました。
 その小城さんを偉そうに毎日殴りつけていた上官たちは敗戦直後、本土決戦用
に貯蔵していた大量の物資をトラックに乗せて盗み、闇市に売って大もうけしま
した。それを見たことから小城さんは、権力に対する怒りを抱きました。
 
 その怒りを胸に、小城さんは労働運動の活動家として戦いを始めました。
 
 戦いの現場は中小零細企業でした。首切り、賃下げ、差別待遇、組合潰し、ロ
ックアウトなどと戦いました。小城さんはここで、官公労や大企業の正職員、正
社員中心の日本の労働運動の問題に直面しました。現在顕著になっている正規と
非正規労働者の対立はすでにありました。
 
 時には太陽族を気取ってボートで遊び、結婚して子どもを育てながら、戦闘的
労組として名をはせた全金の活動家として戦い続けました。
 
 注目すべきことは、労組の活動として公害の告発と労災の根絶、女性労働者の
組織化、企業の枠を越えた共闘に力を注いだことです。これは現在でも生きてい
ます。
 
 1970年代以降、日本の労働運動の主流は労使協調になりました。それでも
小城さんは「戦う労働組合」の組織化を続けました。
 
 1980年代に入ると小城さんは個人加盟の地域ユニオンの運動に加わりまし
た。企業を定年退職してからも「運動に定年はなし」と活動を続けました。特に
韓国やフィリピンなどアジアの労働者との共闘に力を入れました。また、市民運
動のアジア共同行動(AWC)のメンバーとして活躍するようになりました。
 
 現在も活動を続けています。
 
 受け継ぐべきものが多い活動家です。

坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
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