[CML 021414] 【報告】第598日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2012年 12月 8日 (土) 09:57:56 JST


青柳行信です。12月 8日。

明日● ☆☆☆ 脱原発キャンドル・ウォーク ☆☆☆●
      あなたが照らす、核なき未来 
     http://bye-nukes.com/fukuoka
12月9日(日)17:30集会開始
        18:00ウォーク出発
   集会場所: 須崎公園 福岡市中央区天神5丁目2
          地図: http://tinyurl.com/cljpyd2

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!電本店前ひろば第597日目報告☆
    呼びかけ人賛同者 12月7日現在 総数2671名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】2月7日2名。
    島田 歩 石橋不志見
★さよなら原発! 福岡
  http://bye-nukes.com/fukuoka 
   
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★ 
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまでした。
今日はうっかりしていて、準備不足でびっしょりぬれました。
体が冷えてきたので、早めに帰って、スーパー銭湯にいきました。
 しっかり暖まって、よくなりました。
大きな地震があるたびに、原発を早くなくしてしまおうと
思いを新たにします。
何万本もあるパイプ配管が ひび割れる心配が先に立ちます。
老朽化したプラントはなおさらです。

あんくるトム工房  
雨の金曜日   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2178

★ 橋本左門さん<無核無兵・毎日一首> から:
 ☆故郷へ帰る思ひを断ち切って安全の日をひたぶるに待つ(左門 12・7−133) 
  ※双葉町長・井戸川さんの苦衷を察し、支援します。 

★ 内橋 さんから:
寒い中頑張ってくださっている青柳さん。
選挙でなんとか、原発廃炉に向け、脱原発に国民が、
しっかり考えて日本人がまともな投票をしてほしいと切に願っています。 
お身体大事に寒い中なさって下さいませ。

★ 西山進 さんから:
青柳行信様
 子どもたちの未来のために原発廃炉。
 地方区は一人しか当選しません。原発をただちに廃炉にする候補者をたくさん国会に送りましょう。
 「政党はきらいだけど、あの人はいい人だから」これは危険です。棄権と同じです。 
 原発ゼロ、憲法守れの統一戦線を政治の中に創らせましょう。            

★ 山田吉勝(福岡県民医連) さんから:
青柳様
お疲れ様です。
民医連では「12・9 脱原発キャンドル・ウォーク」の宣伝と
脱原発の署名・宣伝行動を12月5日に博多駅前で開催しました。
キャンドル・ウォークのチラシは約100枚配付しました。
駅前のタクシ−の運転手さんが近づいてきて
「糸島に住んでいるが、原発はいらない」と署名をしてくれました。
うれしかったですね。元気がでました。
なお、ウォークデモ要員は民医連で約10名可能です。

★ 川崎 さんから:
青柳様
腹立ち紛れの日記のネタです。
地震!
三陸沖で極めて短い時間に地震が3回も発生。
これでまた復興の為の予算を組まなくては為らない。
逼迫する国家財政の折、大きな誤算が発生した。

脱原発は日本経済の疲弊と声高に叫ぶ方も居られる。
ならば復興資金の為にも原発は手放せない。
このニュースは世界を震撼させたかもしれない。
親父に感謝する。

以下、地震データ
2012年12月7日17時18分
マグニチュード7.3

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は、佐賀地方裁判所で開催された裁判に行きました、その記事が次にあります。
早い時期に裁判を終わらせようする裁判所や九電、政府と、原告側の攻防の節目の公判でもあったようです、今朝の西日本新聞では37面にあります、
1.「玄海原発訴訟で意見陳述 原告で作家の片山恭一さん 」西日本12月8日 01:21
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/337905
記事「41都道府県の4923人が九州電力と国に玄海原発(佐賀県玄海町)全4基の差し止めと慰謝料を求めた訴訟の第3回口頭弁論が7日、佐賀地裁(波多江真史裁判長)であ
り、原告の一人で小説『世界の中心で、愛をさけぶの著者として知られる作家の片山恭一さん(53)=福岡市東区=が意見陳述した。」
・・・公判後、開かれた報告集会は、直前に亡くなられた故池永満弁護士の追悼集会も兼ねるものとなりました。また、同道した福島からの避難者の方が傍聴券抽選に当選し法廷に
入れるという、私個人としてもうれしい出来事がありました。
報告集会閉会直後の時間に東北沖で地震があったようです、
2.「<地震>太平洋岸の原発には異常なし…原子力規制委」毎日新聞 12月7日(金)18時7分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000052-mai-soci
2’.「東電、福島第1・第2原発『災害なし』=八戸周辺で一部停電」時事通信 12月7日(金)17時44分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000130-jij-bus_all
・・・・今の福島第1事故現場に再び津波がくれば、数千万単位での避難者を出す事故が起きるのではないかと思うとぞっとします。
次に、いつもの被災地−福島民友では、
3.「農業水利施設除染に見通し 環境省、年内明確化へ」(12/07 10:00)
⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/1207/news9.html
4.「会津医療センター」は2013年5月11日開所へ」(12/07 10:00) 
⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/1207/news10.html
5.「富岡町が「区域再編素案」提出 国との調整大詰め」(12/07 09:30)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1207/news5.html 
6.「本県、震災死者3000人超 南相馬が最多1012人」(12/07 09:30)
http://www.minyu-net.com/news/news/1207/news6.html 
7.「野生鳥獣」20点から基準値超えセシウム検出」(12/07 09:30)
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1207/news7.html
・・・・広範囲に野山が汚染されて、そこから得られる水を使う3.記事、このまま進んでいってよいのか、昨日の裁判の原告代理の弁護人の陳述を聞いて思います。
8.「衆院選“20歳の選択” 今後の生活や将来像描き1票へ」(12/07 10:00) 
⇒http://www.minyu-net.com/news/news/1207/news8.html
次に、原発立地地域でも、複雑な思いがつづられています、
9.「<衆院選>揺れる原発城下町 茨城・東海村」毎日新聞 12月7日(金)10時42分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000014-mai-pol
10.「原発、規制機関の点検で初会合 事故調提言の反映調査」 西日本12月7日 12:31
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/337794
11.「志賀原発は『活断層の可能性』 25年前に専門家指摘」 西日本12月7日 18:32
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/337844
記事「・・・・・旧通産省が1987年に現地調査した際、専門家顧問が『(岩盤の上の地層が)堆積後に段差が生じた』と指摘し、活断層である可能性を示していたことが、原子
力規制委員会が公開した資料で7日、分かった。」
12.「残留放射線は『誤差範囲』 放影研が見解」 西日本12月8日 00:01
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/337887
記事「放影研は被爆者のがん発症リスクなどの計算で、爆発時に放出される「初期放射線」による被ばく線量のみを用いており、残留放射線量は用いていない。東京電力福島第1原
発の事故後、残留放射線や内部被ばくに対する関心が高まり、放影研の手法やデータを疑問視する報道なども相次いだことから『このままでは存在基盤を揺るがしかねない』として
見解を出したとみられる。」
・・・・最後の文書が嫌ですね、結局自分たちの存在のみを主張する、線量がある限り影響はあると言うべきではないですか。

今朝の朝刊では、先の1.の記事すぐ下に次の記事、
13.「東電に再発防止を指導へ 鉛カバー装着で福島労働局」西日本12月7日 13:56
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/337809
5面に、11.の記事があります。
ところで、今朝の西日本一面トップ記事は、次の記事です、憲法の表現の自由の問題について踏み込んだ判決があったと伝えています、3面、5面とかなり大きなスペースをとって
いるにも関わらず西日本のネットにはありません、他紙の記事を貼り付けておきます
13.「公務員の『政治活動』拡大 赤旗配布で最高裁初判断 」共同通信12月7日
⇒http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120701001934.html
・・・この記事も短い、憲法の「基本的人権」に関わる問題なので紙面で大きくある解説などにも目をとおしておきたいニュースです。

★ 後藤富和 さんから:
玄海原発訴訟12/7日、佐賀地裁
(一)馬奈木昭雄弁護士(原告ら代理人)の意見陳述。 原発の操業は許されない
(二)「世界の中心で愛をさけぶ」の著者で原告の片山恭一さん意見陳述。

(一)馬奈木昭雄弁護士(原告ら代理人)の意見陳述。 原発の操業は許されない
私は、公害の原点と言われる水俣病訴訟において、1969年の第一次提訴以来40年以上にわたって、水俣病の被害者救済に取り組んできました。
私たち公害に取り組んできた弁護士にとって、3月11日 <x-apple-data-detectors://0>
の福島原発爆発事故は痛恨の極みでした。爆発のテレビを見た私は、何故この爆発をとめることができなかったのか、何故本気で原発を日本から無くそうと取り組みをしてこなかっ
たのか、無念の思いがこみ上げてきました。
私たちは、公害闘争の経験から、原発の危険性を充分理解していました。その危険性をごまかす国と加害企業のこれまでのだましのテクニックも知っていました。
国・加害企業は、これまで水俣病のような重大な被害が発生すると、その原因究明を徹底して妨害し、できうる限り原因を隠蔽しようとしてきました。被害の実態についても同様
で、できうる限り被害の全体が明らかになることを妨げ、被害の実態を隠し小さく見せてきました。そのため、水俣病では、公式発見と言われる1956年以降すでに50年を経過
しましたが、まだ被害者は発生し続け、被害の全容は明らかになっていません。今、福島原発が全く同じ道をたどっています。国、東電が現在行っていることは、水俣で既にかつて
行われたことなのです。私たち水俣病問題に取り組んでいる者にとってはすでに見た光景なのです。
私たち公害に取り組んできた弁護士は、福島原発事故の悲劇を二度と繰り返してはならない、そのために私たちの総力を挙げて、原発を日本からなくす取組みをしようと決意し、こ
の裁判も提訴されています。
私は裁判所にも問いたいと思います。
日本の裁判所は、これまで提訴された、原発の危険性を指摘し、その操業の差止めを求めた多くの訴訟において、「原発は安全なのだ」という、国、企業のいわゆる安全神話を無条
件で支持し、その操業を許してきました。福島原発もそうでした。裁判所は福島原発に対し、爆発事故など起きるはずがない、安全な施設だというお墨付きを与えたはずです。
裁判所、御庁は何故このようなことが起きたとお考えですか。私たちはこの法廷では、二度とこのような誤った判断が示されることになるような審理を繰り返してはならない、誤っ
た判断を下すような訴訟進行をしてはならない、と決意しています。
その立場から強調したいのは、いわゆる安全神話、あるいは「想定外」という言葉がけっして、原発においてだけでばらまかれている考えではなく、実は国民が被害を受けている公
害、労災の問題でも全く同様に、安全神話がばらまかれ、まかりとおっているのだということです。
例えば、原発の再稼働を許していいか、と問われた時、実は原発だけではなく、他の分野の危険だと考えられる施設の建設の是非の場合でも、国、企業の答えは決まっています。す
なわち安全だと考えられる規準を作って、その規準を満たせば、それはすなわち安全な施設であり、再稼働や建設を認めなければならない、と例外なく答えます。安全とは国が作っ
た規準を守ることだ、という考えです。日本の裁判所もそう考えて国の規準が当然に正しいという前提に無条件にたってその規準に適合しているか否かを判断しているのだと思いま
す。しかし、水俣病をはじめとする公害被害は、実はこの考えが根本から間違っていた、ということから発生しているのです。
水俣病は、加害企業チッソが国の規準に違反した操業をした結果、五万人を超える大変な被害を発生させたのでしょうか。決してそうではありません。実は水俣病の原因となった排
水は、当時の危険な排水の排水規準を守っていました。けっして流してはいけない工場排水を規準に反して流したのではありません。それどころか、チッソの排水は、当時の飲料水
として使用していいという国の規準にも合致していました。チッソの排水は、国の規準では飲料水として使用が許される「きれいな水」だったのです。同じことは九州におけるもう
一つの大きな公害事件、カネミ油症事件でくりかえされます。すなわちカネミ油症事件は原因物質PCBがカネミ油に混入したことによって起きた被害ですが、それでは発生当時、
PCBが混入した油は食品として販売してはならないという規準が存していたのでしょうか。そんな規準はありませんでした。PCBを混入させた油は、国の食品の安全な規準に違
反して販売されたのではありません。そして被害が発生すると、水俣病でも、カネミ油症でも、国と加害企業は被害が発生するなど「全く想定できなかった」と平然と主張したので
す。日本で発生した他の公害事件でも同じです。国の規準に違反した操業によって被害が発生したのであれば、すぐに操業を止めることは可能です。しかし、表面上は国の規準に違
反していないから、国も加害企業も操業を止めようとはせず被害は拡大し続ける、ということが、これまでの公害裁判であくことなくくり返された歴史なのです。
カネミ油症事件では、私達たちは国の責任を最初は「食品の安全の調査義務違反」と考えましたが、それが誤っていることに気付き、危険性がわかりきっている、PCBの使用を国が許
したこと自体が悪い、と主張をかえました。私達の主張変更後、国はPCBの全面使用禁止にふみきり、日本全国でPCBは使用できなくなりました。
私たちは、この国の全面使用禁止の判断は極めて正しいと考えています。まさに、原発事故もそう判断され、全面的に操業を止めるべきなのは自明ではありませんか。
原発はひとたび事故を起こせば、回復不可能な甚大な被害をもたらすことが、実証されてしまいました。わずか一つの孤島の所有問題などとは比べるべくもない、福島県の広大な居
住地や農地、山林が汚染され、国土として使用することが半永久的に不可能となっています。故郷を奪われ、生活を奪われ、各地に離散した多くの人々が、原状回復を求めています
が、その願いはいったいいつかなえられるのでしょうか。失われた国土はいつ回復できるのでしょうか。
国、加害企業は、それを実現する決意など全く持っていない対応です。
私たちはこの法廷において、福島原発事故は、日本の誤った原発政策の推進の結果として起こるべくして起こった事故であり、それは日本国内全ての原発においても全く同様に起こ
り得ることなのだ、とういことを明らかにしたいと考えています。
原発事故を完全に防止することなど、不可能に決まっています。
例えば、ごく身近な例として、私は遊覧飛行を営業している会社の事件をしていますが、テロ犯がその遊覧飛行の客を装い、飛行中にヘリコプターを占拠して、爆薬を多量に持って
玄海原発に突入を命じて施設を爆破するなど、極めて容易に実行できると確信しています。その防止は極めて困難だと思います。
しかし、それ以上に本当に私たちが考えなければならないのは、原発が爆発事故を起こすか否かを論ずる以前に、現在すでに存しているいわゆる「原発村」と称される利権構造が確
立され、原発が立地している地域を支配し、多くの利潤を上げ続けているという事実です。私たちは、このような原発及びそれを取り巻く原発村利権構造が存在すること自体が、地
域の民主主義を破壊し、住民の人格権を侵害している、と考えています。福島原発事故の悲劇を二度と繰り返さないために取るべき道はただ一つだと確信しています。原発をなくす
ことです。私たちは、この審理においてそのことを明らかにしたいと考えています。
国の規準を守れば安全だ、という論理は福島原発事故によって完全に破たんしています。この考え方を支持し、それに従って原発を容認した判決も全く同様に破たんしています。真
に私たちの生命を守るためにはどうあるべきなのか、この法廷は従来の裁判例にとらわれない審理が求められているのだということを強調し、さらに続いて相代理人が主張する事実
を踏まえて裁判所が適切に審理を進められるよう切望します。

(二)「世界の中心で愛をさけぶ」の著者の片山恭一さん意見陳述を行いました。全文を掲載します。
私は文筆を生業とする者で、主に小説を書いています。学生のころから、核兵器を含め、核エネルギーという人間の技術にたいして、心情的な嫌悪と反発を感じてはきましたが、か
といって積極的に反対してきたわけではありません。原発の安全性についても、多くの日本の国民と同じように、福島の事故が起こるまでは、ほとんど無関心であったと言っていい
のです。そのことを強く後悔しながら、いまあらためて核エネルギーについて考えようとしています。

 福島の事故が起こってまず思ったことは、私たちは歴史上はじめて、未来の者たちから憎まれ、蔑まれる先祖になったのかもしれない、ということです。私たちは子どものころか
ら、先人たちを敬い、感謝することを教わってきました。そうした教えは、実感ともずれていなかったと思います。この暮しは、昔の人たちが連綿として培い、築き上げてきてくれ
たものの上に成り立っている。そう素直に信じることができたのです。しかしいまや、状況はすっかり変わってしまったと言うほかありません。未来の者たちが私たちにたいして抱
く思いは、敬いでも感謝でもなく、「なんということをしてくれたのだ」という、恨みとも憎しみとも蔑みともつかない、やり場のないものではないでしょうか。
原子力発電は、ウラン鉱の採掘からウラン燃料の濃縮、発電に至るまで、すべての過程で多くの放射性廃棄物を産出します。高レベル放射性廃棄物の場合は、深度三百メートル以上
の地層で数万年以上にわたって管理する必要があるとされています。これは「地層処分」と呼ばれ、現時点では唯一の最終処分法と考えられているものです。フィンランドでは、一
億八千万年間動いてないことが確認されている花崗岩の岩盤に、深さ五百メートルの地下施設を作って、最終処分場にしようという計画が進んでいるそうです。しかし地殻変動の活
発な日本では、このような地下処分は不可能でしょう。そこで今後、五十年から数百年にわたって暫定的に保存し、そのあいだに最終処分法を考えようという案が浮上しています。
「最終処分」と言うのだそうです。放射性廃棄物の最終処分……どこかナチスのユダヤ人絶滅政策を連想させないでしょうか。「最終処分」というプロセスを伴っていることが、す
でに決定的に間違っているのではないか。そう考えてみるべきではないでしょうか。地中から取り出したウラン鉱石をエネルギーに利用し、その廃棄物を最終処分する。それが地球
を、あるいは世界そのものを最終処分することにならなければいいと思います。

 いったい誰が、どのような権利があって、こんなことをはじめたのでしょう。五十年から数百年にわたって暫定的に保存すると言っても、数百年先のことなど誰にもわかりません。
日本という国はなくなっているかもしれないし、人類だってどうなっているかわからない。ほとんど人間が生存するかぎり管理しつづけなければならないものを、私たち現在の自分
たちの生活のためだけに作りつづけています。たった半世紀ほどのあいだに繁栄を謳歌した、地球上のごく一部の人間が、この先数万年に及ぶ人間の未来を収奪しつつあると言って
いいのではないでしょうか。

いくらノーベル賞級の知性を結集したと言っても、私たちのやったこと、やりつづけていること、将来もやりつづけようとしていることは間違いなく浅知恵です。人間は技術的に高
度化すればするほど、深刻な浅はかさにとらわれていく。一流の頭脳をもった人たちが一生懸命にやっていることを集積すると、ほとんど人間性を根底から否定してしまうほどの、
巨大な愚かしさが立ち現れてしまう。そういう恐ろしさ、忌まわしさが人間の技術にはある気がします。

数十年先、数百年先には、核にたいするテクノロジーは格段に進歩しているかもしれない。原子力発電所は安全に運転されるようになっているだろうし、核燃料サイクルは確立され
ているだろう。「死の灰」を無毒化する方法も見つかっているかもしれない……そのように考えることが、まさに浅知恵なのです。本当の「知恵」とは、未来の者たちにより多くの
選択肢をもたらすことではないでしょうか。核エネルギーの研究や開発をつづけるかどうかは、あくまで未来の人たちが判断することです。これまでに生み出された放射性廃棄物を
処理するためだけにも、彼らは否応なしに、核エネルギーの問題に取り組みつづけなければならない。このことをとっても、すでに私たちは、既定の未来を彼らに押しつけているの
です。将来に不確かな期待をもつことは、さらに彼らの未来を収奪しつづけることになるでしょう。
数万年以上にわたり貯蔵・保管しなければならない物質を生み出すような技術を、過去に人間はもったことがありません。この厄介な物質をどうするかということは、私たちがはじ
めて考えなければならないことです。ここに原子力発電という技術に伴う、大きな倫理的空白が生じているのです。この空白に付け入ってはならないと思います。それはかならず大
切な人間性を損ない、私たちをいかがわしい生き物にしてしまいます。

最後に、私がたずさわっている文学の話をさせてもらいたいと思います。文学とは本来、人間の可能性を探るものです。人間はどのようなものでありうるか。小説とは、それをフィ
クションという設定のなかで問うものだと、私は考えています。核エネルギーとともにあることで、私たちは人間の可能性を探ることができなくなってしまいます。なぜなら核廃棄
物という、自分たちに解決できないものを押しつけるというかたちで、私たちは数万年先の人間を規定し、彼らの自由を奪ってしまっているからです。少なくとも私のなかでは、核
エネルギーの問題を放置して小説を書きつづけることは、自らの文学を否定してしまいかねない矛盾と欺瞞を抱えることになります。これが原子力発電所の廃絶を求める裁判に、私
が参加しているいちばん大きな理由です。

自分はいかなる者でありうるか、ということをあらためて考えたいと思います。私たちが個人でなしうることは、一人の人間の身の丈を、それほど超えるものではありません。しか
し私たちが「こうありたい」と望むことは、過去と未来を貫いて、人間全体を眺望しうるものです。そのような眺望をもって、自分の死後に生まれる者たちと、どのようにかかわる
か、いかなる関係をもちうるか。それが経済や暮らしとはまったく次元を異にする、人間の自己理解の根本にある問題です。過去を健全に引き継ぎ、歪曲されない未来を受け渡して
いこうとすることによって、私は自らが望むべき者でありたいと思います。そして私たち一人一人の人間性を深刻に損なってしまう原子力発電からの速やかな離脱を、この裁判をと
おして強く訴えたいと思います。
    以上、意見陳述を終わります。

★「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)
      ホームページ:http://no-genpatsu.main.jp/index.html
 原告・サポーターを募集しています。(九州以外の方もO.k)
 連絡先:090-9071-7963(椛島・かばしま弁護士)

○−−−−−集会等のお知らせ−−−−−○ 

● ☆☆☆ 脱原発キャンドル・ウォーク ☆☆☆●
      あなたが照らす、核なき未来 
     http://bye-nukes.com/fukuoka
12月9日(日)17:30集会開始
        18:00ウォーク出発
   集会場所: 須崎公園 福岡市中央区天神5丁目2
          地図: http://tinyurl.com/cljpyd2
主 催: 脱原発クルーズ「ピース&グリーンボート2012」
協 賛:さよなら原発!福岡
連絡先:080-6420-6211(青柳・九電本店前ひろば)
 
※衆議院選挙の公示後である12/9のキャンドル・ウォークでは、
衆議院選挙に対して特定の政党や候補者に関するプラカードや
メッセージ(誰それに一票をとかいう賛成も、逆に誰には入れる
なという反対も)は「公職選挙法」に触れます。
これに違反するとウォーク自体が中止させられる可能性がありま
す。ご協力をよろしくお願いします。

●さよなら原発!福岡 例会●
日 時:12月20日(木)18:30から
場 所:福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)交流室
   http://jinken.city.fukuoka.jp/shisetsu/access.html
   福岡市博多区下川端町3番1号
   博多リバレイン リバレインオフィス10階
☆今後の活動

● 原発労災・梅田隆亮さん第4回口頭弁論 ●
日 時:12月26日(水)
場 所:福岡地方裁判所 (福岡市中央区城内1-1赤坂駅から徒歩5分)
    裁判開始:14:30 (301号大法廷)
支援カンパ: 郵便振替口座 01700−1−125911 
加入者名: 原発労働裁判・梅田さんを支える会
銀行振込:ゆうちょ銀行 一七九店(179)当座0125911

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○ 
     ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば★☆
 ツイッター フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
    ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
           午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
     ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
      ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
       青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
************************

----
青柳  y-aoyagi at r8.dion.ne.jp


CML メーリングリストの案内