[CML 021293] 中野相続裁判で被告の箱書き読解力不足が明らかに

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2012年 12月 2日 (日) 17:39:21 JST


中野相続裁判(平成20年(ワ)第23964号 土地共有持分確認等請求事件)・第8回口頭弁論が2012年11月29日に東京地方裁判所712号法廷で開かれ、被告の茶道具把握のデタラメぶりが改めて浮き彫りになった。被告の箱書きの読解力不足が明らかになった。 

中野相続裁判は母親の死後、生前贈与や遺贈が無効であるとして長女が長男と配偶者を訴えた訴訟(平成20年(ワ)第23964号 土地共有持分確認等請求事件)である。東京地裁民事第31部合議B係(裁判長:舘内比佐志、右陪席:杉本宏之、左陪席:後藤隆大)が担当する。 

この訴訟で原告は遺産に大徳寺の雪底老師が「寿楽」との銘を付けた「腰みの茶入れ写」があると主張した。雪底老師は臨済宗大徳寺派管長を四期20年務められた大徳寺520世である。 

被告は「腰みの茶入れ写」の存在を認めながらも「『大徳雪底老師』は、不明」とした(被告準備書面(13)「茶道具等認否一覧表」6頁)。これに対して原告は原告第16準備書面2頁で以下のように再反論した。 

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原告は訴状別紙物件目録でも訴えの変更申立書(2)別紙物件目録でも茶入れ7番「腰みの茶入れ写」が「中興名物 アンコウ 高取八山 大徳雪底老師銘寿楽」であると記載している。それの応答になる被告準備書面(7)14頁、被告準備書面(10)茶道具等認否一覧表5頁では何ら反論していない。今更、大徳雪底老師についてのみ反論することは不審である。 

被告は別の茶道具を茶入れ7番「腰みの茶入れ写」とみなしている可能性もある。又、単に箱書きの字が読めないだけの可能性もある。箱書は蓋の裏に書くので蓋をあけて返さなくては見ることができない。そして箱書きに「大徳雪底老師」とは書かない。「現大徳 似庵」と庵号で書く。かなりくずして書かれている。 

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この点は口頭弁論でも言及された。被告は「字が読めなかった」ことを認め、「原告準備書面記載の通りならば、こちらの認識不足」と述べた。庵号も知らずに、箱書を判断しようとする被告の無知には驚かされる。 

第8回口頭弁論は平成22年(ワ)第38704号・損害賠償請求事件の判決言い渡し、平成24年(ワ)第20563号・慰謝料請求事件の判決言い渡し、平成21年(ワ)第7599号・損害賠償請求事件の口頭弁論の後に行われた。平成22年(ワ)第38704号では舘内比佐志裁判長が判決言い渡し後に訴訟費用について誤りがあったとして判決の内容を訂正した。 

平成24年(ワ)第20563号は個人が国を提訴した裁判である。中野相続裁判の第7回口頭弁論でも同じ日に口頭弁論が行われていた。判決は請求棄却という三行半的なものであった。 

第8回口頭弁論は原告、被告2名、被告代理人・松木隆佳(リベラルアーツ法律事務所)が出廷した。冒頭で舘内比佐志裁判長は前回に実施した弁論の更新を行おうとし、途中で気づいて止めるというアクシデントがあった。原告は第16準備書面及び第17準備書面を陳述し、被告は準備書面(13)及び準備書面(14)を陳述した。
http://beauty.geocities.jp/souzoku_nakano/15.htm



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