[CML 019548] <テント日誌 8/26(日) ――経産省前テントひろば 351日目――>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2012年 8月 29日 (水) 23:15:57 JST


<テント日誌 8/26(日) ――経産省前テントひろば 351日目――>   
     採決せまる!原子力規制委員会人事案撤回を!  

 日曜日のテントひろばは、大きな変化がなく、訪問者も少なめであったが、夜9時頃と深夜の時間帯にタクシーの運転手の方がテントひろばを訪れ、色々と質問をされた。霞ヶ関周辺を通っているとテントの存在がやはり気になるらしい。
テントにいたスタッフで、出来るだけ丁寧に説明をさせてもらったが、疑問を持ってテントを訪ねて下さるお一人お一人に対して、我々の活動、原発の事を理解してもらう事が、今後の脱原発に繋がると思うので、これからもしっかりと対応していきたい。
 さて、すでにご存知の方も多いと思いますが、政府が提出した「原子力規制委員会人事案」が閣議決定され、今週中にも国会で採決が行われる見込みとなりました。
原子力規制委員会は、福島第一原発事故の教訓を受け、利用を推進する官庁(経産省)と規制する官庁(原子力安全保安院)を分離して設置する事を目的として新たに設立される組織ですが、今まであった原子力安全委員会と原子力安全保安院を合わせたような組織で、一度委員が選任されると、5年間はやめさせる事が出来ないという、強大な権限を付与されています。今回の人事は、ある意味、今後の日本の原子力政策の方向性を決める人事と言っても過言ではありません。
 政府が提出した人事案では、委員長候補に(独)日本原子力研究開発機構副理事長、原子力委員会委員長代理を務めた田中俊一氏、委員候補には、日本原子力研究開発機構安全センター副センター長の更田豊志(ふけたとよし)氏、(公共社団法人)日本アイソトープ研究所の中村佳代子氏、元国連大使、JICA副理事長・顧問の大島賢三氏らが選ばれています。
  田中俊一氏は、日本原子力研究開発機構時代に「もんじゅ」の推進を行い、原子力委員長代理時代には、原子力事業者との秘密会議に出席していた事が明らかになっています。また、昨年8月23日の原子力委員会では「100mSvというのは健康に大きな影響がないということ。このあたりをどう住民に折り合いをつけていただくかが大事」と低線量被曝のリスクを過小評価する発言をし、原子力損害賠償紛争審査会では、自主避難者への賠償に反対し続けました。
  更田氏、中村氏も田中氏同様、「原子力事業者の役員・従業員は、委員会の委員に就任する事が出来ない」と定めた「原子力規制委員会設置法第7条7項」に違反しており、大島氏も日本の原子力推進政策を国際協力の分野から担って来たと考えられます。
 経産省前テントひろばは、設置法に違反し、所謂「原子力ムラ」の現役、OBを起用した「原子力推進」人事というべき今回の人事案に強く反対し、当初からこの問題に積極的に取り組んでいる「福島老朽原発を考える会(フクロウの会)」「国際環境NGO FoE Japan」「原発を考える品川の女たち」「再稼働反対!全国アクション」「福島原発事故緊急会議」「プルトニウムなんていらないよ!東京」とともに環境省前、官邸前、規制委員会準備室が入る中央合同庁舎4号館前で6回に渡り抗議集会を開催してきました。
 現在、前述の団体とeシフト、Shut泊、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会らが呼び掛け団体となって、国会議員に対して規制委員会人事案への態度を問うアンケートが行われています。
回答結果が随時「避難の権利ブログ」http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-7039.html に掲載されますので、人事案を通さないように、皆様の地元の国会議員、政党への働きかけを積極的に行って下さい。国民をないがしろにした原子力規制委員会人事案を撤回させましょう! (Toku-san)



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