[CML 019472] Re: 日本の固有領土はどこ?

half-moon half-moon at muj.biglobe.ne.jp
2012年 8月 25日 (土) 10:53:08 JST


増田さん、拙文の転載をありがとうございます。
 太政官が竹島=独島を日本の版図外にした指令に関し、おっしゃるように日本政府
は固く口をつぐんで沈黙していますが、島根県はこれをあっさり認めています。同県
が発刊したパンフレット『フォトしまね』161号「特集竹島」、ならびにその後継冊
子『竹島』には次のように記されました。
       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 地籍編さんのため、内務省(地理寮から、筆者注)から76年に竹島(現在の鬱陵
島)に関する照会を受けた島根県は「山陰一帯ノ西部ニ貫付(所属)スベキ哉」と回
答したものの、同省が最終的な判断を仰いだ太政官は、同島と外一島を「本邦関係無
之」とし、日本領ではないとの認識を示した。外一島とは、現在の竹島とみられる。

       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 この冊子『竹島』は島根県のWEBサイトで閲覧可能ですが(注1)、いつ消えるかわ
からない貴重な資料です。
 島根県は太政官が竹島=独島を日本領外にしたことを認めても、同県竹島問題研究
会の下條正男座長は、それを認めたり、認めなかったり、実に3,4回も「外一島」
に関する見解を変えました(注2)。その時々の都合で安易に自己の主張を変えてい
るようです。

(注1)『竹島』島根県発行[PDF版:2006年2月22日発行]
http://www.pref.shimane.lg.jp/soumu/web-takeshima/takeshima06/index.data/pan
f2008.6.5.pdf
(注2)朴炳渉「下條正男の論説を分析する」『独島研究』4号、2008、pp.89-90。
http://www.kr-jp.net/ronbun/park/park200806.pdf
朴炳渉「下條正男の論説を分析する(2)」『独島研究』7号、2009、107-111。
http://www.kr-jp.net/ronbun/park/park-0912j.pdf

  (半月城通信)http://www.han.org/a/half-moon/

-----Original Message-----
From: cml-bounces+half-moon=muj.biglobe.ne.jp at list.jca.apc.org
[mailto:cml-bounces+half-moon=muj.biglobe.ne.jp at list.jca.apc.org] On Behalf
Of masuda miyako
Sent: Friday, August 24, 2012 10:38 AM
To: CML
Subject: [CML 019453] Re: 日本の固有領土はどこ?


半月城様
 こんにちは。増田都子です。半月城さんのご投稿を無断でしたが・・・事後快諾
(笑)してくださると信じて、私の属する他のMLに転送させていただきました。以
下の文章を添えて。

**************************************
**********************
 こんばんは。増田です。半月城さんの、たいへん、有意義な論考を転送します。日
本政府は国民を騙しているのですけど、証拠は歴然です。特に(注4)にあります大
坂町奉行所作成と思われる地図、幕府評定所あるいは傘下機関の作成地図は決定的で
しょう。

  だから、明治政府は1977(M10)年3月29日には、「1877(明治10)年  磯竹島
(鬱陵島)&竹島(当時・松島)、島根県作成地図」
https://skydrive.live.com/view.aspx?Bsrc=SkyMail&Bpub=SDX.SkyDrive&sc=Docume
nts&resid=130ED3247397F0DD!176&cid=130ed3247397f0dd
を確認のうえ、「竹島(※鬱陵島)外一島(※竹島)本邦関係これなし」(太政官)
と決定し、島根県には4月9日に伝達されたわけです。

 この「不都合な真実」を日本政府(島根県)は、当たり前と言えば言えますが、絶
対に国民に知らせようとはしません。そして、ほとんどの国民は、あの第二次大戦中
のウソばっかりの大本営発表を信じ込んでいた日本国民のように、「竹島は日本固有
の領土なのに、韓国はけしからん」と憤っているわけです。これは尖閣にも言えるこ
とで・・・なんとも、情けない日本社会の現実・・・





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