[CML 019394] 【報告】第489目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2012年 8月 21日 (火) 07:14:03 JST


青柳行信です。8月 21日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第489日目報告☆
    呼びかけ人賛同 8月20日現在 総数2477。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。 
★ さよなら原発! 福岡  http://bye-nukes.com/fukuoka 

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★ 
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさま。 金子さんの you tube をみました。
県警のやり方は いつもながら汚いですね。
まったく弱いものを 威嚇しているようです。
こんな脅しに負けてはいられません。
この映像 日本中に知ってもらって、彼らを包囲したいものです。

あんくるトム工房 
福岡県警の理不尽な行為  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2003

★ 橋本左門 さんから:
  無核無兵・毎日一首
☆あたらしきジャンルの文化花開き「フラガールズ甲子園」といふ(左門 8・20−24)
※嬉しい事です!文化的で・平和的で・創造的なことを高校生たちが取り組む! 

★ 金子 譲(Oneness TV) さんから:
8月18日の「九電本店前ひろば」での警察とのやり取りを中継した動画をまとめて、YouTubeにアップしました。
http://youtu.be/GigMMGU61M0

【九電本店前ひろば VS 福岡県警】
最近ここ九電本店前の歩道は、7団体が道路使用許可を申請している状態が続いている。
昨年(2011年)4月からずっと青柳行信さんを中心とする「九電本店前ひろば」が
原発の停止・廃炉を求めて九電に対して座り込み抗議活動を続けていたが、
二ヶ月ほど前から在特会が同じ場所に割り込んで申請を出してきた。
それに対抗して脱原発派の他団体がさらに使用許可を申請し、結果7団体が乱立することになった。
警察は各団体に平等にスペースと日程を割り当てると言っているが、
7では割り切れないので、この日(8月18日〜20日)はどの団体にも使用許可を出さないと通告。
まるで在特会と結託して圧力をかけるかのような警察の判断に業を煮やした
「九電本店前ひろば」は、この日無許可のままテントを設営する事になった。

ビデオ後半では九電本店前で毎週金曜に開かれている抗議活動
「きんしゃい金曜!脱原発」の世話人の仲悦子さんにお話を聞いています。

★ 仮面ライダー さんから:
 <権力の弾圧は母親の想いまでも抑えきれない!>
木下黄太講演会や反原発の集会、毎週金曜日の首相官邸前の「大飯原発再稼働抗議」とうに、
お母さんがた発さられる切実な「命」の声は警察官も撤去できない。
最近、お巡りさんが高飛車に出るのは、鹿児島現知事選挙で巨大ショッカーが勝っただからだろうが、
推進派に投票した方々は、残念ながら第二次世界大戦中の「大本営発表」に洗脳されている。
お巡りさんも残念ながら意思のないショッカーの操り人形になっている。
では、近いうちにショッカーの手先、九電本店へいくぜ!

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝の西日本新聞の経済欄と昨夕刊に、
1.「九電 苅田新2号機 出力半減 燃料給油ポンプに不具合」
・・・復旧に10日ほどかかる見通し、17日からの事故なのに発表をしていなかった。
17日には小倉の発電所のトラブルがあり、「でんき予報」を「やや厳しい」とする根拠として発表していたばかりだった、やはり、よく監視していないといけない会社です。
2.きょうの「九電のでんき予報」は、先の一連の事故にもかかわらず90%です。
朝刊2面に、
3.規制委人事 市民が“対案” 脱原発団体『eシフト』 吉岡・九大副学長ら6人を推薦」
・・・・・従来の原子力規制に批判的な立場からの人選だそうです。人事案は白紙に戻せ!
4.「埋め立て中も1ミリSv未満に 指定廃棄物処分で環境省 」西日本8月20日 20:03
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/319612
記事「・・・環境省は指針案で、(1)埋め立て期間中(2)埋め立て後、セシウム濃度の平均が8千ベクレル以下に減少するまでの監視期間(3)それ以降の監視期間―の3段階
に分け、数十年にわたり管理を続けるとした。」
8面と9面の全紙面を使って、
5.「瀬戸内寂聴さんと佐藤愛子さんの対談」があります。原発のこと、被災者のことが語られています。
12面経済欄に、
6.「再生エネ、目標の2割に 買い取り制度1カ月で 」西日本8月20日 18:45 
記事「・・・・・・・地域別で出力が最大だったのは北海道と九州。」「好条件の九州、自治体も後押し」とあります。少し高くても原発なしの環境をどんどん推進しましょう。
関連記事が2つ、
7.天然ガス争奪戦 過熱 福島事故後に需要急増 頼みの米 輸出に及び腰」
8.「メガソーラー(鹿児島県)伊佐市に建設 12月稼働」
9.「7月販売電力量 全国で6.3%減少 節電意識が浸透」
記事「・・・・過程の需要を示す『電灯』では、12.4%減・・・統計を取り始めた1972年以来、過去最大だった。・・・産業用・・・は、1.8%源だった。」
・・・・・・・・・すごいです、家庭は10%を超えています、国民がよくがんばっています。
27面に、
10.「7世紀にも「3連動」地震か 産総研が調査」 西日本8月21日 02:02 
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/319664
記事「文献に残る最古の南海地震とされる684年の白鳳地震と同じころ、静岡県にも津波が到達したことを示す堆積物を産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の藤原治主任研究
員らが確認したことが20日、分かった」
・・・やはり、静岡は危ないです。次に関連記事がネットにあるので紹介します。
11.「海溝の断層にずれ確認 東日本大震災、宮城沖で 」西日本8月20日 02:00
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/319484
12.「断層の滑り、海底まで到達=津波地震の周期解明も―海洋機構」時事通信 8月20日(月)2時6分配信
⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120820-00000010-jij-soci
・・・東北沖のことです。是非目をとおしておきましょう。
次に、知っておきたいことばかりなのに紙面にないネットにある記事を、
13.「六ケ所村に振興名目4億円 原発事故後に東電、東北電 」西日本8月20日 14:09 
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/319556
記事「・・・・東電は、この支出を電気料金値上げの基礎となる「原価」には含まれていないとしているが、不透明な資金拠出として問題になりそうだ。」
14.「線量計不正で東電に対策指示 保安院 」西日本8月20日 19:27 
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/319604
15.「片田、泉両教授への資金提供なし オンブズマンが発表訂正 」西日本8月20日 23:45 
⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/319639
・・・・発表内容を訂正したという、記事です。

次の記事は、必見です。
16.「福島原発事故 保安院『勉強会』が07年に危険性指摘 東電は津波対策とらず」しんぶん赤旗8月20日配信
⇒http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-08-20/2012082002_04_1.html
記事「・・・・・事故の4年も前に詳細な報告書をまとめていたことが注目されています。」
・・・・経産省など原子力ムラの「想定外」というウソが明確です。

最後に、今朝の早朝にネットに貼り付けられていた記事です。
17.「エネルギー戦略:「30年代前半、原発ゼロ」 政府検討」毎日新聞 2012年08月21日 02時30分
http://mainichi.jp/select/news/20120821k0000m010087000c.html
・・・・動きをよくみておきましょう。

★ 黒木 さんから:
 <原発なくても夏乗り切れた? 電力、ピーク時でも余裕 朝日新聞デジタル 2012年8月20日23時43分>
 供給できる最大電力と夏のピーク電力
 家庭や企業の節電が成果をあげている。いつもより暑い夏になったが、関西や九州などで準備した「計画停電」は一度もなく、全国の電力には余裕がある。このまま節電を続けれ
ば、原発を動かさなくても夏を乗り切れた可能性がある。 
 電気事業連合会が7月の販売電力量を20日にまとめたところ、全国10電力のうち東北電力を除く9電力で昨年7月より減った。 
 このうち家庭向け中心の「電灯」は、電力不足のおそれがあった関西電力で昨年7月より16.9%減った。節電目標がない東京電力でも14.5%減り、全国の家庭で節電が広
がった。 
 企業向けの「大口」も8電力で昨年7月より少なかった。電力が多く使われる昼過ぎの使用を工場などで減らしたり、自家発電の設備を増やしたりして節電態勢を整えつつある。
東北電力は東日本大震災直後より復旧が進み、中部電力は自動車生産が好調なため、昨年より増えた。 
 電力不足かどうかは、暑い日の昼過ぎのピーク時の電力が足りているかどうかが最も重要だ。政府が原発再稼働が必要だという理由の一つには、このピーク電力が不足して突然の
停電になることへの不安がある。 
 しかし、節電が進んだため、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させた関電以外では、8月20日まではピーク時も電力供給を上回るほど使われたことがなく、電力
は5%以上の余裕がある。今週も気温30度を超える猛暑が予想されるが、東電などは一部の火力発電を止めておくほど足りている。 
 気象庁によると、この夏は晴れて暑くなる日が多かった。7月の平均気温は北日本と東日本が平年より0.8度、西日本が0.6度高かった。高温の傾向は8月も東日本や西日本
を中心に続いている。 

★ 田中美江(原発八女ん会) さんから:
暑い中、大変お疲れ様です。
一ヶ月前ほどに九電本店前ひろば・テントにお邪魔しました。
初めてお邪魔しましたが、青柳さんをはじめ、皆さん気さくな方たちで、ついゆっくり話し込んでしまいました。
こういった、同じ志の仲間が集う場所はとても必要だなと改めて思いました。
久留米で講演会のお知らせです。
●田中優さん講演会「原発に頼らない社会へ〜持続する志〜」
●9月13日(木) 19時〜20時半
●久留米 えーるぴあ 視聴覚ホール
●資料代1000円(小学生以下無料)
※母子室あり、自由にお使い下さい。
☆前向きになれる講演会です。具体的に私たちが原発に頼らないで生活するには?!
という話が聴ける、ウキウキするような話をしていただきます!
日本の政治家には自分や子供を預けられない!とお気付きの方々、ではどうすればいいかを聴きに来ませんか?
多数のご参加お待ちしています!
●主催 ODA改革ネットワーク九州●連絡先 08039801682(原)●メール stomach at swimmy.npgo.jp●基本的にチケット制です。

★ 松元 さんから:
みなさまへ     
「安全神話」の学問的裏づけに邁進する被爆国日本の「研究者」たちに注目して
きた東京大学の島薗進氏が、あらたに、「放射線のリスク・コミュニケーショ
ンと合意形成はなぜうまくいかないのか?」という連載を開始しました。

放射線リスクの「「専門家」の役割と責任を明らかにしておきたい」という著者
の了解を得て、連載を紹介させていただきます。今回その(3)は、「安全・安心という言説」です。

◆ブログ:島薗進・宗教学とその周辺より
http://shimazono.spinavi.net/

=====以下、その(3)全文転載(改行をしています)=====

■放射線のリスク・コミュニケーションと合意形成はなぜうまくいかないのか?
(3) ――安全・安心という言説
2012年8月18日

放射性物質が福島県を初めとして東日本の広い範囲に飛散し、多くの住民が放射
能の健康被害を懸念したとき、ひたすら「直ちに健康に影響はない」 「安心し
な さい」「不安をもってはいけない」と唱える専門家がいた。政府寄りの放射
線専門家たちだ。彼らの提供する情報が、3.11後の困難に直面している 多
くの日 本人の力にならなかったことは、多くの人が認めている。どうして専門
家はそのような言い方に固執したのか。それは3.11以前からそのような考え
方に親し み、同様の情報発信を続けてきたからだ。原発の安全性を説く言説の
一部として、放射能の健康影響はとるに足りないとする言説が強力に展開されて
い た。

 日本人はリスク認識が劣っているという言説が広められていたことはすでに述
べた。もう1つの言説はこのようなものだ。――「安全」なのに「安 心」できな
い人たちが多い。だから、「安全」とともに「安心」をも得るような政策が必要
だ。このような言説も広められていた。別の言い方をすれば、国民の 誤ったリ
ス ク認識による「不安」を「安心」の方へと誘導しなくてはならない。要する
に国民の心を味方につけなければならないので、そのためにお金をかけ、人 員
を投入 しなくてはならないとするものだ。

 分かりやすい例として、2001年に創設された「安全・安心科学アカデ
ミー」(2011年までは「安心科学アカデミー」)という特定非営利の ホームペー
ジを見てみよう。ここには核融合科学研究会の委託研究報告書「低線量放射線の
健康影響に関する調査」(2003年)が掲載されている。著者は、近 藤宗平
(大阪大学名誉教援)、米澤司郎 (大阪府立先端科学研究所放射線総合科学研
究センター教授)、斉藤眞弘 (京都大学原子炉実験所放射線管理学分野教
授)、辻本忠 (財団法人電子科学研究所専務理事)の4人の放射線健康影響・
防護の専門家である。この報告書の 序章は「放射線を正しく怖がろう」と題さ
れており、次のような小見出しの下で叙述が続く。

 「放射線の発見」
 「X線生物作用の古典的研究」
 「1958年国連科学委員会の決議と直線しきい値なし仮説」
 「放射線の遺伝的影響は心配無用」
 「適量の放射線は健康に有益」
 「胎児は放射線に弱いが少しならぴくともしない」
 「放射線のリスクと倫理」
 「低線量放射線リスクの再評価の動き」

 最後の前の「放射線のリスクと倫理」は序章の結論的な部分だが、以下のよう
な内容だ。
「われわれは自然放射線をあぴながら毎日を暮らしている。その放射線の量は世
界平均で1年間に約1ミリシーベルト(ラドンの寄与は除外)である。 この程度
の放射線の影響は、前述の例からもわかるように、無害である。それにもかかわ
らず、世問にはこの程度の放射線も怖いという不安が広がっている。放射線防護
の権威達は一般人の被ばく量の上限を年間1ミリシーベルトとした。そうして、
世界中の国々は年間何千億ドルも費やして、この基準の維持に努めてい る。こ
の ような放射線恐怖症がはびこっているのはなぜだろうか?考えられる理由に
はつぎのようなものがある:
 1) 広島・長崎に投下された原爆による惨状と死傷に対する心理的反応、
 2) 市民の核兵器に対する恐怖心につけこむ心理作戦、
 3) 過剰放射線リスクの研究を認めてもらって、研究費を得ようと奮闘してい
る放射線研究者達の利害的関心、
 4) 一般大衆の不安をあおって利益をえるニュースメディアの利害関心
 現在の放射線防護規則の履行により、生命を救うという名目で出費されている
金額は、ばかげているほど高額であり、非倫理的出費である。このこと は、は
し か やジフテリア、百日咳などにたいする予防注射によって生命を救うのにか
かる安い費用と比較するとよく分かる。放射線から人間を仮想的に防護するため
巨額の 費用が使われている。他方、本当に生命を救うためのずっと小額の財源
はたいへん不足している。」

 原発による放射線のリスクを軽減するためになされている努力は無駄なもので
あり、「非倫理的出費」だという。放射線防護の費用を軽減すれば、原 発は
もっ と低コストになるだろうと示唆されている。また、本文の最終章第従呂
「安心と安全」と題されており、次のように書き出されている。

 「ブラックポックス化する科学技術の急激な進歩の中で、公衆は「暮らしの中
でのさまざまな不安を抱いている。科学技術の進歩が高度になればなる ほど、
専 門家集団と公衆との間に大きな乖離が生じるのは必然であろう。そして、そ
の正確な知識の欠如が時には不安を増幅し、時には誤った判断により重大な 社
会間題 が 生じてくる。放射線もその一つである。そこで、国及び企業は公衆に
放射線に関する知識を正しく理解させようと、広報誌、説明会及びマスコミを通
じて記者発 表等が行われている。さらに、第3者機関やPR機関を通じてオピ
ニオンリーダ等を育成して、公衆の中に溶け込ませ、放射線の埋解に努めてい
る。ま た、学協 会は独自の立場で公衆との接触を図り、放射線の理解を深めよ
うとしている。しかし、公衆は「安全であっても安心出来ない」と言う。さら
に、科学技 術の不安 については男性と女性では異なった反応を示す。これから
は公衆の理解なくしては何事も出来ない。そこで、専門家と公衆との乖離を無く
さなければな らない。 それには、住民の心を知る必要がある。現在、先進国に
おいては、物質文明の時代は終わりをつげ、心の豊かさを求める時代になろうと
している。そこで、物質 と心、論理と感覚のバランスの取れた時代が求められ
ている。そこで、物事を考える脳の研究が重要になってさた。本稿は脳の構造を
基に安全と安心、 男と女の 考え方の違いについての考察を行った。」
 
 不安が増幅するのは「正確な知識の欠如」によるものである。「安全であって
も安心出来ない」人たちがいる。とくに女性がそうなりやすい。「第3 者機関
や PR機関を通じてオピニオンリーダ等を育成して、公衆の中に溶け込ま
せ」、また「住民の心を知」って「専門家と公衆との乖離」をなくさなくてはな
らない ――こういう考えが示されている。

 これは辻本忠氏の執筆部分であり、同氏の特殊な考え方が混じりこんでいる
が、それが通用する科学者コミュニティがここにある。「脳の構造」につ いて
の辻 本氏の考えには賛成しないとしても、ここに表れている基本的な考え方は
共有されているからこそ、多くの科学者が辻本氏が理事長を務めるこの団体に
協力して いるのだろう。安全・安心科学アカデミーのHPにはたくさんの文章
が掲載されいるが、大野和子氏、丹羽太貫氏、松原純子氏、酒井一夫氏、金子正
人 氏、渡邊 正己氏など、放射線影響協会や日本保健物理学会や政府の委員会な
どで重い役割を負ってきた人たちの名前が度々登場している。

 ホームページの「リスクコミュニケーション」という見出しの下には19の文
章が並んでいるが、その1つ辻本忠氏による「安全と安心の乖離」には 次のよ
うな一節がある(図は略)。
 「恐怖感に対する一般生活者と原子力研究者の比較を図5に示す。両者の分布
は対象的であり、原子力発電の捉え方が両者の間で全く正反対の傾向と なるこ
と がわ かる。この傾向より一般生活者は原子力発電に対して強い恐怖感を抱い
ており、この感覚が原子力発電を危険なものとみなし、それを忌避する一つの大
きな要因 となっている事がわかる。一般生活者に原子力の原理を正しく教えて
行けば恐怖感がなくなるのではないだろうか。」

 きりがないのでこのぐらいにするが、安全・安心科学アカデミーという団体
は、放射線の健康影響についてのリスクコミュニケーションを主要な課題 とし
てい るが、その際のリスクコミュニケーションとは「安全であっても安心出来
ない」公衆を説得する、あるいは「オピニオンリーダ等を育成して、公衆の中
に溶け込 ませ」心理誘導することと理解されている。

 原子力分野、放射線の健康影響分野では、「安全・安心」という用語がこのよ
うな意味で用いられてきた。このような「安全・安心」論を妥当と考え てきた
専 門家たちが、3.11以後、市民に信頼されるような情報提供ができなかっ
たことはほとんど自明のことではないだろうか。なぜなら、安全だから安心 せ
よと説 かれてきたのに、安全ではなかったわけだから、それでも安全だと言わ
れて、なお安心せよという指示に従う気にはなれないのが自然だからだ。

「安全・安心科学アカデミー」に名を連ねる専門家たちは、「安心」できない気
もち(恐怖心)が「はびこる」理由を列挙してすべて非合理なものとし ていた
が、実際には原発事故を恐れる合理的な理由も、放射線の健康被害を恐れる合理
的な理由もある。低線量被ばくによる健康被害についても、それを懸念 すべき
科 学的データはあるのだ。たとえば、アメリカの「電離放射線の生物影響に関
する委員会」の2005年の報告(BEIR察砲任蓮△海述べている。

 「放射線にしきい値があることや放射線の健康へのよい影響があることを支持
する被爆者データはない。他の疫学研究も電離放射線の危険度は線量の 関数で
あ ることを示している。さらに、小児がんの研究からは、胎児期や幼児期の被
曝では低線量においても発がんがもたらされる可能性があることもわかって い
る。例 えば、「オックスフォード小児がん調査」からは「15歳までの子どもで
は発がん率が40%増加する」ことが示されている。これがもたらされるの は、
10か ら20mSvの低線量被曝においてである。」

 このような科学的情報を学んだ市民が、100mSv以下の低線量被ばくの健康
影響に不安をもつのはまことに合理的である。不安を抱くからこそ、 避難を初
めとする防護措置にも真剣に取り組むことだろう。だが、「安全・安心科学アカ
デミー」の前提は、とにかく「不安をなくす」という目標に向かってい くこと
で ある。このような言説を批判しない専門家仲間のうちにあった者が、事故後
に適切な情報を提示することはなかなか期待しにくい。そして、事実、
3.11以 後、「直ちに健康に影響はない」から「過剰な不安はもたない」よ
うにとの専門家の助言が繰り返されたのだった。

 もっとも「安全・安心」という言葉は、原子力や放射線のリスクに関する領域
で語られただけではなかった。それはリスクコミュニケーションが原子 力や放
射 線以外の領域でも大いに問題となる事柄だったのと同様だ。では、リスクコ
ミュニケーションの幅広い領域の中で、「安全・安心」言説はどのように用 い
られて きたのだろうか。(以上、その(3)転載終わり、(4)へ続く)

○−−−−−集会のお知らせ−−−−−○ 

● チェルノブイリ・ドイツ・フクシマ ●
   真実はどこに…?
日 時  9月1日(土)18:30〜
会 場  福岡市民会館 小ホール福岡市中央区天神5-1-23
  地図 http://tinyurl.com/8cyqfyz
資料代  500円
第1部 現地調査報告
    飯舘村や浪江町、南相馬市や郡山市など視察、現地の被害者や営農者たちの生の声。
第2部 「チェルノブイリ・ドイツ・フクシマ」真実を求めて
         ドイツの理学博士でドイツ放射線防護協会会長を務めるセバスティアン・プフルークバイルさんの話。
         「3.11」以降数回にわたり福島を訪れ、精力的に調査。この日も福島での調査後の講演。
主 催  原発なくそう!九州玄海訴訟
協 賛  さよなら原発!福岡集会実行委員会、 核・ウラン兵器廃絶キャンペーン福岡 
連絡先(近藤)E-mail kondouh-y at f-daichi.jp
詳細: http://tinyurl.com/8q86jzs

● さよなら原発! 9・23福岡集会 ● 
日 時:9月23日(日)
    14:00 集会開始 15:00デモ出発
場 所:福岡市・冷泉公園 
 さよなら原発! 福岡  http://bye-nukes.com/fukuoka 

● 元原発労働者の梅田隆亮さんの労災認定を求める裁判 ● 
    第3回口頭弁論期日
10月10日(水)14:30 福岡地方裁判所303号法廷。

○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○ 
     ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば★☆
 twitter フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
    ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
           18日12時から開設。19・20日お休み
     ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
      ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★
************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
       青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
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青柳  y-aoyagi at r8.dion.ne.jp


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