[CML 019378] 【京都新聞 社説】 緑の党発足  古い政治に風穴あくか

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2012年 8月 20日 (月) 10:19:52 JST


京都新聞さんには「緑の党」発足に関してかなり好意的な報道をしていただいております。

「4人の共同代表には京都市のNGO「e-みらい構想」の長谷川羽衣子代表が選ばれた。「3年前の政権交代には期待したが、原発問題への対応をみると、何も変わらなかった」と既成政党への失望を語る。ドイツでは緑の党の躍進が既成の大政党を動かし、脱原発路線に回帰させた。「日本でもできる」と意気込む。」

「緑」の京都・準備会
http://greens-kyoto.jimdo.com/ 
http://d.hatena.ne.jp/greens_kyoto/ 

【京都新聞 社説】
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20120819_3.html

緑の党発足  古い政治に風穴あくか

 毎週金曜日、数万人規模のデモが首相官邸と国会を取り巻く。

 福島第1原発の事故後、多くの国民が原発を不安視している中、政府は大飯原発(福井県)を再稼働させた。「民意が届かない」。安保闘争以来の大規模デモは、そんないらだちが生んだ新しい動きといえよう。

 脱原発を掲げて旗揚げした「緑の党」は、そうした声の受け皿を目指す。来年7月の参院選での国政進出が目標だったが「民意をもっと早く国政に反映させたい」と、市民団体と協力して次期衆院選で比例東京ブロックに候補者を立てる方向だ。

 結成宣言は「3・11後の今ここに、新たな道を歩み出す」とうたう。原発を生んだ経済成長優先主義に決別し、市民が自由に声を上げ、討議し、行動し、参加して決定する参加型民主主義を訴える。

 社会保障と税の一体改革をめぐり、永田町は旧態依然とした国民不在の政争を繰り返した。新しいうねりが古い政治に風穴をあけられるか、注目したい。

 4人の共同代表には京都市のNGO「e-みらい構想」の長谷川羽衣子代表が選ばれた。「3年前の政権交代には期待したが、原発問題への対応をみると、何も変わらなかった」と既成政党への失望を語る。ドイツでは緑の党の躍進が既成の大政党を動かし、脱原発路線に回帰させた。「日本でもできる」と意気込む。

 緑の党は、欧州では独仏伊などの国会で議席を持ち、連立政権にも加わった。アジアでは韓国にも誕生している。こうした国際的ネットワークを持つ政党は他にない。その強みを、新しい政策の提案に結びつけてほしい。

 国際色が目立つ党だが、立脚点は地方にある。党の母体は市民や地方議員でつくる団体「みどりの未来」で、約70人の地方議員がいる。京都、滋賀でも今後、地方選で候補者を立てていくという。

 例えば、自然エネルギーの「地産地消」の実現も、地方議会が鍵になる。既成政党と違う視点で地域の声を丁寧にすくえれば、市民と政治の距離も縮まるだろう。

 基本政策には、自然の保全、生存権や子どもの権利の保障、性差別の撤廃、多様性に寛容な社会づくり、軍縮-などの項目が並ぶ。

 「エコでフェア(公正)でピース(平和)な世界に」という主張は青臭くもあるが、それが新鮮に映るのは今の政治と既成政党が魅力を失っている証しだろう。

 選挙では、政策をどう実現するのか、具体的な道筋を示す必要がある。客観的なデータに基づいて合理的な説明ができてこそ、広範な有権者の信頼を得られよう。

[京都新聞 2012年08月19日掲載] 		 	   		  


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