[CML 019207] 神風特攻の目的は死ぬことにあり

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2012年 8月 12日 (日) 04:20:17 JST


 坂井貴司です。
 転送・転載歓迎。
 
 1944年10月25日、日本海軍第201航空隊は、大型爆弾を搭載した戦
闘機「零戦」をフィリピン東方海上のレイテ島沖のアメリカ海軍の艦船に突入さ
せました。関行男大尉率いる「神風特別攻撃隊・敷島隊」は、爆弾を抱いたまま
体当たり攻撃を行い、小型航空母艦セントローを撃沈しました。他の艦船にも体
当たり攻撃を行い、損害を与えました。
 
 これが神風特別攻撃(神風特攻)の始まりでした。
 
 パイロットの死を持って達成されるこの神風特攻は、実は海軍上層が早くから
検討していたものでした。「パイロットは弾薬と同様の消耗品に過ぎない。どう
せ死ぬなら、確実に敵艦を沈める体当たり攻撃がいい」と考えていたのです。
 
 海軍上層部は、この敷島隊の戦果に満足し、以後神風特攻を作戦の主役にして
いきました。また、愛国心に燃える若者が、自分の命を捨てて敵艦を撃沈すると
いうセンセーショナルなニュースに日本人の多くが驚き、感動の涙を流すという
プロパガンダ上の効果も生みました。
 
 海軍に遅れを取るな、と陸軍航空隊も神風特攻を行いました。神風特攻は拡大
しました。戦場はさらに悲惨なものになりました。
 
 また、神風特攻はそれ自体が自己目的化したものでした。
 
 史上初めて神風特攻を行った海軍201航空隊は、敷島隊の出撃のあとも、次々
に出撃させました。あるとき、無人の桟橋への突入を命じられました。そんなバ
カな命令があるものか、と隊員が抗議すると、幹部は言い放ちました。
 
 「特攻の目的は戦果にあらず。死ぬことのみ」
 
 第201空に生存者たちが神風特攻の実態を証言します。
 
 NHKBSプレミアム
 
 証言記録 兵士たちの戦争
 「“特攻の目的は戦果にあらず”〜第二〇一海軍航空隊〜」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=501&date=2012-08-15&ch=10&eid=13044

放送日:8月15日
放送時間: 午後3:00〜午後3:45

坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
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