[CML 019199] 再放送:鬼太郎が見た玉砕

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2012年 8月 12日 (日) 01:40:22 JST


 坂井貴司です。
 転送・転載歓迎。
 
 再放送です。
 
 今も根強い人気がある漫画「ゲゲゲの鬼太郎」やアドルフ・ヒットラーの生涯
をリアルに描いた「劇画ヒットラー」、生物学者・民俗学者南方熊楠の破天荒な
生き方を生き生きと描いた「猫楠」など、多くの名作を描いた漫画家水木しげる
さんは、太平洋戦争中、陸軍の最末端の兵士として、日本から4000キロ離れ
たパプアニューギニアのニューブリテン島・ズンゲンに送り込まれました。この
島で水木さんはアメリカ・オーストラリア連合軍と戦い、片腕を失いました。水
木さんは残った片腕で、多くの漫画を描いたのです。
 
 この戦いで水木さんは、事件に巻き込まれました。
 
 二人の上官が戦闘方針を巡って衝突しました。オーストラリア軍陣地に全滅覚
悟で総攻撃し、玉砕しようという若い将校と、それに対してジャングルに潜んで
オーストラリア軍に遊撃戦(ゲリラ攻撃)を仕掛けて出血を強いる方がいいとい
うベテランのたたき上げ士官が対立しました。
 
 結局、部隊は二つに分かれました。水木さんは遊撃戦を行うグループに属しま
した。

 「我玉砕す」という無電を同じくニューブリテン島のラバウルにあった日本軍
司令部に送って、部隊はオーストラリア軍陣地に切り込み攻撃を行い、全滅しま
した。その玉砕をラバウルの司令部は日本本土の大本営に報告しました。大本営
から「よくやった」と褒め称える文書を送りました。
 
 ところが、玉砕したはずの部隊が生き残っていたことが解りました。水木さん
が所属していたグループが玉砕をしなかったからです。
 
 「玉砕したはずの部隊が生き残った事が解れば、陸軍の秩序は崩壊する。全員
に死んでもらわなければならない」
 
と、ラバウルの司令部は恐るべき命令を下しました。

「総員玉砕せよ。全員、全滅するまで戦え!」

 玉砕命令を下された水木さんの部隊は、オーストラリア軍に攻撃を繰り返し行
いました。水木さんの仲間は次々に死んでいきました。
 
 日本の敗北は誰が見ても必至という太平洋戦争末期、陸軍のメンツを守るため
に無意味な戦いを強いられ、全滅に近い打撃を受けた水木しげるさんの戦争を描
いたドラマです。
 
 NHKBSプレミアム
 
 NHKスペシャル「鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜」
 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=501&date=2012-08-12&ch=10&eid=11565
 
 放送日:8月12日
 放送時間:午後0:00〜午後1:30

坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
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