[CML 016608] 小沢信者と決めつける思想性の問題

石垣敏夫 motoei at jcom.home.ne.jp
2012年 4月 23日 (月) 17:37:59 JST


                                                              2012.4.23
小沢信者と決めつける思想性の問題

 ここのMLで小沢議員支持者を小沢信者と決めつけ、そのことに対して反省しない人がいる。
私は小沢氏を支持するか・しないかを問題にしているのではない。両方あることは当然である。
1 言葉として事実ではない
 小沢氏は一国会議員であり、宗教団体の教祖ではない。
 それなのに支持者を信者と呼ぶことは侮辱であり、人権侵害である。
2 学生・市民・労働運動の分裂に繋がる問題
1)60年、70年安保闘争から学生運動は下火になった。原因として考えられるのは、学生運動の分裂、
意見の異なる者に対する暴言暴力・リンチ殺人事件等が起きたことで、一般学生は離れていった。まだその総括がされていない。
2)労働組合の分裂
   1989年労働戦線を巡り分裂が起きた、特定政党が運動路線を口実に分裂組合を立ち上げ、
全国の各労組が分裂し、労働者どうしが罵(ののし)りあった。この総括もされていない。
3)市民運動の分裂
  市民運動は政党活動ではない。それゆえ市民運動はその目的を達成の為に、参加する人々の集まりである。
それにも関わらず、自分の支持政党の政策をその場で固持する。
または異なる意見者を排除する、等が起こり分裂がもたらされている。
3 思想性の問題
1)私は1989年のこれまで日本の労働を支えてきた組合の分裂が今日を産んでいる、と見ている。
1989年は衆知の通り、ベルリンの壁が崩壊し、ソ連邦が崩れた。まさに米ソの敵対関係が崩れたのである。
この時日本はソ連を仮想敵国とする安保の必要性がなくなった時でもあり、安保破棄を訴えるべきであった。
この好機を生かせず、労組の分裂問題で、安保どころではなくなり、一般労働者は労働組合を見放し、労組の組織率は激減した。
  労働組合は労働者の学校である。労組内の思想・言論・政治活動の自由は保障されなければならない。
しかし、それが守られず、労組は分裂により政党の下請けとなってしまった。
 今こそ思想信条の自由を保障する、労組の再統一が緊急の課題である。
2)真の権力者を常に明らかにしていくこと。
  我々が議論することは相手を言い負かすことではない。真の権力者を明らかにし
、相手の言い分を聞きながら、自分も相手も変わっていくことである。
  フクシマの被曝者農民が「がんばろう日本」ではなく「変えよう日本」ではないか、と3.11の郡山集会で力強く訴えた。
ヒロシマ・ナガサキ・フクシマを再び繰り返すな、その為にどうするか。そのことが今求められている。
MLでの情報交換と議論は大切である。しかし、それは自分の行動を通しての意見交換であり、
単なる2CH的なおしゃべりの場ではないはずだ。権力者は学生・市民・労働組合等、国民・市民が分裂している間は安泰である、
と良く理解している。それゆえ彼らはどうしたら分裂状態を維持できるか、のみを常に考えている。
 古くて新しい、白戸三平の「カムイ伝」は参考になる。          (石垣)
      


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