[CML 016566] 小宮山量平さんの「遺言」思想の分裂体質と統一体質

櫻井 智志 sa104927 at yahoo.co.jp
2012年 4月 21日 (土) 19:07:33 JST


信濃毎日新聞に今年の正月に掲載された記事です。

小宮山さんの言葉の中に「分裂体質」ということばが出てきます。
わずかな意見の相違で相手を敵としてたたきのめす日本の左翼
や民衆側のマイナスの特質として、小宮山さんはたえず警告を促
していました。

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映画雑誌のコラム集を出版する上田の編集者 小宮山量平さん      

          信濃毎日新聞 2012年1月9日 「時の顔」掲載

 ことし5月で96歳。年男のことしも精力的に活動するつもりだ。その一つが、月刊の映画雑誌に寄せたコラムの約4年分をまとめた本「映画(シネマ)は私の大学でした」の出版。
「いま一番心配なのは、将来を担う日本の若い人たちにどう元気になってもらうか。僕が生涯を通じて大きな刺激や教訓を得て、風俗も教えられた映画の魅力を伝えたい」と、静かに語る。

 上田市出身。軍隊を経て終戦後の1947(昭和22)年、東京で出版社の理論社を創業。故・灰谷健次郎さんの「兎の眼」をはじめ創作児童文学を数多く世に出した。90年代以降は生活の拠点を同市へ移し、執筆や出版を続ける。

出版する本のタイトルは、ロジア人作家ゴーリキーの作品「私の大学」を意識して決めたという。「大学は本来、生涯を形作る基礎的な勉強をする場。それが今は程遠く、就職予備校となっている。ゴーリキーが描いた『知りたいことを自分で学ぶ素晴らしさ』を若者に知ってほしい」

 東日本大震災のあまりの被害の大きさに心を痛め、昨年は一時体調も崩した。その後、作家永六輔さん、脚本家倉本聰さん、映画監督山田洋次さんら旧知の人たちの来訪を受け、語り合い元気を取り戻した。「こうした友愛の気持ちが広く共有されず、日本人の分裂体質は深まりつつある。同時代に生きる人たちが主張の違いを超えて友愛を育むには、ユーモアを備えた哲学が必要だ」。
 その思いを訴える執筆に力を入れる一年になりそうだ。
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 なぜ小宮山量平さんを引用したかということですが、
「思想の統一体質」という考えを紹介したかったからです。


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