[CML 016527] ベラルーシでは子ども・大人の甲状腺がんがチェルノブイリ事故後1年で増加(ミハイル・V・マリコ)/原爆投下後の最初の年に白血病が増加(草野信男『原爆症』)

OHTA, Mitsumasa otasa at nifty.com
2012年 4月 20日 (金) 02:32:17 JST


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ベラルーシでは子ども・大人の甲状腺がんがチェルノブイリ事故後1年で増加(ミハイル・V・マリコ)/原爆投下後の最初の年に白血病が増加(草野信男『原爆症』)
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/265634282.html

国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)2000年報告によれば、ベラルーシではチェルノブイリ事故後1年で子どもの甲状腺がんが増加している。 

ベラルーシ:チェルノブイリ事故後1年で甲状腺がんが増加
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/255986068.html
国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)2000年報告
http://www.unscear.org/unscear/en/publications.html
UNSCEAR 2000 report - Vol. II: Effects
http://www.unscear.org/unscear/en/publications/2000_2.html
Annex J: Exposures and effects of the Chernobyl accident (115 pages)
pp.498-499

福島集団疎開裁判・矢ヶ崎意見書甲104で取り上げられている「ベラルーシの青年・大人の甲状腺ガン」でも、ベラルーシで子どもだけでなく青年・大人の甲状腺がんが事故後1年で増加していることが報告されている。

「チェルノブイリ事故による放射能災害―国際共同研究報告書」(今中哲二編、技術と人間、1998 年)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/J-Version.html
第5章「個別の健康影響研究」21節「ベラルーシの青年・大人の甲状腺ガン」(ミハイル・V・マリコ、ベラルーシ科学アカデミー・物理化学放射線問題研究所)
福島集団疎開裁判・矢ヶ崎克馬意見書甲104(「ベラルーシの青年・大人の甲状腺ガン」を収載)
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/kou104Yagasaki-opinion4.pdf
福島集団疎開裁判・意見書リスト
http://song-deborah.com/copyright/Japaninfrige/Fukushima-sokai-case.htm

東電のサイトも国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)2000年報告からベラルーシにおける甲状腺がん発生件数のグラフを転載しているが、「一方、がんが事故後増加したという報告が見られるが、放射能で汚染のない地域でも近年増加しているという報告があることから、これも含めて考える必要がある」と記述している。

TEPCO : 放射線の話 | 放射線コーナーQ&A その他 Q2
http://www.tepco.co.jp/nuclear/hige/qa/thi/gqa/qa-g2-j.html

ここでいう「がん」がベラルーシにおける甲状腺がんを示しているのかどうか分からないが、「ベラルーシの青年・大人の甲状腺ガン」によれば、青年・大人の甲状腺がんは事故前から増加傾向にあったものの、それは事故後の急増を説明できないほど小さい。

放射線とがん発症時期の関係については、原爆被害の研究で故草野信男が記録を残している。ECRR(欧州放射線リスク委員会)2010年勧告では、草野の『原爆症』(築地書館、1995年に再発行)を引用して、「初期の日本人の報告書は、原爆投下後の最初の年に白血病の症例が増加しはじめ(最初の症例は被ばく3 ヶ月後)、そして、原爆投下時には居合わせなかったが後になって被爆地に入市した人たちの間でも発症があったことを示している(Kusano 1953)」と書いている。

福島原発事故:その放射能の影響と欧州放射線リスク委員会勧告 第2回
http://www.inaco.co.jp/isaac/back/032/032.html

太田光征


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