[CML 016436] IK原発重要情報(102)

河内謙策 kenkawauchi at nifty.com
2012年 4月 16日 (月) 15:47:32 JST


     IK原発重要情報(102) [2012年4月16日]

  私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)

弁護士 市川守弘、弁護士  河内謙策

連絡先  [1月1日より新住所です。御注意ください。]
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号 河内謙策法律事務所内(電話03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
Email: kenkawauchi at nifty.com

脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html

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 枝野発言について  各地の課題  新聞の社説等

 枝野経産大臣が、大飯原発の運転再開が5月5日に間に合わないことを認めたニュースは、既にご存知と思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120415-00000054-jij-pol
  嬉しいニュースですが、前原政調会長は、「夏までに運転再開を」
と言っているので、原発推進派は体制を立て直して、運転再開へ向けてのごり押しを続けることは明白です。だから、ここで運転再開反対運動の力を弱めることは、絶対に禁物です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120414/k10014453841000.html

 私(河内)の個人的見通しを言えば、原発運転再開の危険が依然として大きいと思います。
 枝野経産大臣は、西川福井県知事に迫られたのですから、滋賀県知事、京都府知事、大阪府市長などの関西圏の首長の「説得工作」を行うでしょう。しかし、これらの首長が「軟化」しなければ、「関西圏の首長には十分説明した。これ以上の説明義務はない。
だから、福井県知事とおおい町長は同意を」と迫るのではないでしょうか。その時に、福井県知事とおおい町長が、「自分の個人的信念はともかく、県民や町民の反対がこんなに多いのに同意はできない」とか「自分の個人的信念はともかく、関西や全国でこれだけ反対が多いのに、福井県とおおい町だけが同意することはできない」と考えるかどうか、が決定的に重要になってくると思います。そして、この観点からすれば、福井・関西と全国の市民の運転再開反対へ向けての広範な決起がいまだ不十分であることが非常に気になるのです。
 私は、一般論から言って、民衆運動が成功を収めるかどうかは、三つの要素によって決まると思っています。民衆運動の主張に道理があるかどうか、世論がどう判断しているか、民衆運動に機動力や組織力の力があるかどうか、です。現在の運転再開反対運動には、道理も、世論のバックアップもあります。しかし、力は、4月13日以降、反対運動が急速な拡大の様相を見せていますが、まだまだであることをリアルに見なければならないと思うのです。
 だから私は、原発の運転再開をなんとか阻止したいと考えている皆さんに、これまでと同様、いやこれまでにも増して「もっと行動を!」と呼びかけたいのです。

 大飯原発の運転再開問題で、滋賀、京都、大阪、岐阜がクローズアップされていますが、兵庫、奈良、和歌山、名古屋などがなぜ問題にならないのか、前から不思議に思っていました。若狭銀座で原発事故が起きたら、それらの地域にも放射能が及ぶことは
明らかだからです(武田邦彦『全国原発危険地帯マップ』112頁以降)。インターネットを見ていたら、兵庫の人たちが、あらたに県知事に対して「兵庫も地元や!」という声をあげることを知りました。外の地域でも検討が必要なのではないでしょうか。
http://civilesociety.jugem.jp/?eid=14470
 また、全国的に、原発の再稼動についての地元の同意の範囲や安全協定の締結、住民説明会の開催などについて、自治体の首長へ働きかけることも、広い意味では、大飯原発・伊方原発運転再開に反対している人々への支援・連帯になると思います。
 川内原発、柏崎・刈羽原発に関する以下の記事を目にしましたので、参考にしてください。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120416-OYS1T00207.htm
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819490E3E0E2E1E28DE3E0E2E6E0E2E3E09EE0E3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E6

 枝野の福井訪問につき、福井新聞は、4月15日、「説明も説得力も足りない」と批判しています。思い切った、非常に立派な主張だと思います。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/34173.html
 朝日新聞は、4月14日に「再稼動と地元ー安全への疑問をただせ」という社説を発表しました。
http://www.asahi.com/paper/editorial20120414.html
  毎日新聞は、4月15日に「理解に苦しむ政治判断」という社説を発表しました。
http://mainichi.jp/opinion/news/20120415k0000m070101000c.html
  東京新聞は、4月15日に「地元、国民の安全どこへ」という社説を発表しました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012041502000099.html
  北海道新聞は、4月14日に「再稼動要請は早すぎる」という社説を発表しました。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/364964.html
  西日本新聞は、4月15日、「初めに結論ありきならば」という社説を発表しました。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/297296
  河北新報は、4月16日「政権への不信感しか残らない」という社説を発表しました。
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2012/04/20120416s01.htm

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                       以上








 




 
 



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