[CML 016320] <テント日誌 4/8(日)>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2012年 4月 11日 (水) 09:45:15 JST


<テント日誌 4/8(日)―― 経産省前テントひろば 211目>
    報道統制の中、原発再稼働に向けて加速する動き
    再稼働阻止に向けての正念場
    
 この日は、宿泊担当だったが、4月27日から経産省周辺で、単独でハンガーストライキを実施するというYさんと、映像作家のOさんと14時に待ち合わせをしていたので、少し早めにテントへ向かった。
 Yさんは、昨年末に勝俣会長邸の近くで、飲まず食わずのハンガーストライキを行った20代の若者。
14時半から、Oさんが、Yさんにハンガーストライキについてインタビューをする予定になっていたが、その前に、テント側へ話を通すために、今回のハンガーストライキの方法などについて、教えてもらった。Yさんの話では、今回も飲まず、食わずで3日間のハンストを予定しているという事。Yさんには、テント側としては、個人の行動なので止める事は出来ないが、水を飲まない事については、リスクが高いので、賛成しかねる旨を伝えた。
 その後、インタビュー取材を終えたYさんは、年末のハンストの際の支援のお礼をテントにいらしたSさんに述べ、帰って行った。礼儀正しい若者である。我々の運動はまだまだ先が長い、若者は貴重な人材でもある。バックアップ体制をしくなどして、くれぐれも健康に影響が出ない形で実施してもらいたい。
 この日の14時半〜、テントによく現れる排外主義者の団体が新宿でデモを行っているという情報を得ていたため、念のため、16時〜17時頃まで警戒を継続していたが、市ヶ谷の日本教育会館で行われた「脱原発をめざす女たちの会」で、「土日に嫌がらせが多いので、テントひろばへ行って欲しい」と呼び掛けてくれたおかげで、多くの方がテントへ来て下さった。結局、17時過ぎになっても現れず。
 日が落ち、テントの中には宿泊担当のKさん、とつきとおかの事務局のMさん、フランス人のFさんと奥さんのYさん、テント設営時からのメンバーのAさん、浜岡原発の事を独自に調べているOさんが集う。明らかに若い人が多い。年齢を確認すると、私が一番年上と言う事が発覚。平均年齢は30歳代?何かとても新鮮である。
 その後、原発の話や政治の話で、話に花が咲いたが、その中で、フランス人のFさんと奥さんのYさんが昨年の4月に福島に入った時の話をしてくれた。東京でも原発の問題を気にしない人が多くいると感じているが、福島に行った時も若い人たちの多くが、原発事故・放射能汚染の事を気にしないように振舞っている事に驚いたという事だった。Fさんは、マスコミの報道が原因だと言っていたが、世界中も有る程度同じような状況だが、日本は特に酷いと嘆いていた。
 この日の午前中、宿泊の準備をしながら、報道番組の内容をチェックしていたが、まさにFさんが指摘するように惨憺たる状況だった。フジテレビの新報道2001は、北朝鮮のミサイル発射問題一色で、再稼働問題については、一切触れなかった。前週の報道で、東電の値上げについて、法人営業担当の執行員に鋭く突っ込んでいた報道ステーションサンデーでも、原発関連については一切報道されなかった。
番組冒頭の挨拶で、キャスターの長野智子さんが「新年度になってリニューアルしました」と話をしていたが、スポーツ紙の記事を元に芸能ネタなどを放送しており、まるで、ワイドショーのような内容となっていた。全くどうしてしまったんだろうか。
 大飯原発の再稼働問題について、唯一報道があったのは、TBSのサンデーモーニング。一週間に起きたニュースを各曜日ごとに紹介するコーナーで、金曜日の四閣僚会談で「新安全基準(暫定安全基準)」が承認された事について報道していた。
 しかし、先週の放送では、「風」のコーナーで比較的しっかりと取り上げていたのと比較すると、今週の放送では、コメントもほとんどなく、あっさりと流された感じ。もちろん、金曜日に首相官邸前に1000人近く集まって行われた報道については、全く放送されなかった。
 明らかに原発報道については、報道統制がかかっているように思えたが、再稼働を巡り、月曜日から厳しい展開が予想される。また、今後、報道番組への統制が継続すると想定される中では、まだ原発の危険性について理解していない人達に根気強く正しい情報を伝えていく努力が必要となるだろう。
 翌朝の午前中、テントひろばの前で座り込みを行っていると、経産省の取材を終えたフリージャーナリストの田中龍作さんが、足早に現れ、関電が工程表を提出し、枝野大臣が受け取ったと教えてくれた。
前日のメディアへの報道統制の理由はこれですかね。しかし、金曜日に四閣僚会談で新安全基準を承認し、翌月曜日に工程表を提出するとは、こんなあから様な出来レースをやって、恥ずかしく無いのだろうか。報道を統制し、国民の安全を無視し、なりふり構わず、原発を再稼働をさせようとしている今の状況は、この国が民主主義国家では無いと言う事の現れだと思う。
 枝野大臣が、14日に福井県を訪問する事を予定しているとの事。現地へのメンバーの派遣も含め、テントひろばでは、今週から泊原発3号機が停止する5月5日まで、「原発稼働ゼロ」に向けて、集団ハンストを始め、様々なイヴェントを予定している。是非、多くの方に参加してもらいたい。テント維持と抗議活動の両立となり、体制的に相当厳しい状況となるが、なんとか、無理なく、5月5日の「原発稼働ゼロ」を迎えたい。
 夜の泊まり担当も含め、日勤、イベント関係でお手伝いをしていただける方を募集しています。お手伝いしていただける方がいらしたら、テントへおいでの際に、お声掛け下さい。宜しくお願いします。
               (Toku-san)




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