[CML 016229] 【報告】第353目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★

青柳 行信 y-aoyagi at r8.dion.ne.jp
2012年 4月 7日 (土) 08:11:45 JST


青柳行信です。4月 7日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!九電本店前ひろば第353日目報告☆
 呼びかけ人(2011年4月20日座り込みから4月6日現在総数2144名)
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

       <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>
 ★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れ様です。
野田末期内閣は 原発再稼動に向けて しゃにむに
突っ走ろうとしています。
野田内閣は先がありません。また、危険保安院も 国民に支持されず デタラメ 
です。
そんなところが 再稼動に向けて 画策しているのですから、とんでもない話し 
です。

抗議の声を大にして、反原発、廃炉の大きな運動にしていきたいものです。
あんくるトム工房  
原発 再稼動の危険性   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/1784
写真展のご案内       http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/1785

★ 秋本裕恵 さんから:
こんばんは。
お疲れ様です。先日の強風でテントが・・・とありましたが、青柳氏の怪我がな 
くて良かったです。
お見舞い伺わないと!ですね(^^ゞ)
  稲村 蓉子様からの九電交渉メール読んで、
九電は3・11の原発事故をよそ事にしか捉えてないな、と感じました。
〜引用〜政府の事故調査委員会による最終報告が出る前に再稼働をするつもりは 
あるの
か?という私たちの問いに、
九電は、「ストレステストの評価結果に基づいて再稼働する予定です。
最終調査報告が出る前に再稼働することもあり得ます。」とのこと。

福島第一原発事故の事故原因が明らかになっておらず、
被害予測のシミュレーションもやっていない状況で、どうして何が何でも再稼働
を行おうとするのか、参加者からは抗議の声が多くあがりました。

その他に、「再稼働をすると使用済み核燃料が蓄積していきますが、その問題は
どうするつもりですか。」との質問に、
九電は「再稼働の問題と使用済み核燃料の問題は別だと考えています。」と回答 
しました。
この回答には、参加者から、「関係ないはずないでしょう!」と厳しい糾弾の声 
があがりました。
なぜ関係ないなどと言えるのか、全く理解できません= これだけ国民が全原発 
を考えて危険だから、
二度と同じ事故が起こらない為に抗議、デモ等々をしてお願いしているにも関わ 
らず、
九電の考えは甘すぎるように思います。
東電の置かれている状況、把握されてるはずでしょうけどね。
福岡県、市、糸島と協定結んだようですが、何の協定なのか今ひとつはっきりし 
ないとこ多し。
立地自治体とは協定内容が大きく差があるようで、
安全性に疑問あっても「待った」をかけられない原発で以上発生時も「現地確 
認」で立地自治体は「立ち入り調査」。
なんか、ただ単に協定と称してるだけの事に思えます。
(九電側の良いようにされてる)なのに、県、市、糸島は安心しただの感謝する 
だの、甘いと思います!
県民市民の事九州全体の事考えたら、もっと厳しく九電に色々条件を要請すべき 
かと。
まして再稼働ありきを前提であることもおかしな話ですよね。
再稼働駄目です!原発いりません! ですよね。 	

★ 舩津康幸 さんから:
青柳さん
お疲れ様です。
今朝(4月6日)の西日本新聞朝刊の
 ‖臠啗業 再稼動基準「実質 新ハードルなし」 の記事と、
 原発労働「使い捨て」 「大飯」偽装請負元作業員語る 
鳴り響く線量計 数値不明 日当4万円、実際は1.2万円 の記事に、
広場の掲示を張替えましたが、これらの見出しを見るだけで、
原発の問題を想像するにあまりあるものですね。
「なりふりかまわず再稼動を画策する政府」、
「労働者の命を犠牲に原発を動かす電力会社」 のことを新聞も指摘してます。
今夕、17.時頃のKBCテレビのニュース「Jチャンネル」では、
「原発の再稼動と新幹線の配備」という政府の利益誘導のことがあらためて報道 
されていました。
国民の命と新幹線の敷設が交換条件として、
福島の事態を経験した今日でも語られる情けない国に成り下がっているんですね。
福井でひとたび原発事故が起きれば、
誘致した新幹線さえも運行できない地域の中にすぐに入ってしまうのに。

★ 河内謙策 さんから:
    政府の閣僚会議 暫定安全基準 同意 反対運動のために
 マスコミの報道によれば、昨日、政府の原発関係の閣僚会議が開催され、そこ 
で「暫定安全基準」が大筋了承された、と言われています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000113-jij-pol
このような「拙速」も大問題ですが、「暫定安全基準」も大問題です。内容の詳 
細は、発表されないと分かりませんが、新聞が報道するところでは、これは「安 
全基準」ではありません。政府や電力会社がとる「安全」対策をごちゃごちゃ集 
めた作文です。安全基準とは、それが満たされれば安全が保障されるという客観 
的な基準のことです。たとえば、原発は、〇〇ガルの地震に耐えるものでなけれ 
ばならない、という規範が科学的裏づけをもって設定されてこそ客観的な規範と 
なり、それをクリアしているかどうかで安全かどうかを判断していけるのです。 
その客観的な基準が設定されていなかったり、それが甘かったから、福島第一原 
発事故が起きたのです。客観的な基準と政府や電力会社のとる対策との区別がつ 
かないほど、政府は頭に血が上っているようです。そんな政府に安全性を判断で 
きるはずがありません。後藤政志氏は、「車のブレーキが足らないが、とりあえ 
ず運転してもいいと言うのと同じ」と批判しています。しかも、政府は、それを 
他原発にも適用し、法律にまで高めようとすらしているのですから他原発の関係 
者も、大飯原発の運転再開問題を自らの問題として反対していかなければならな 
いと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000097-mai-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000597-san-pol

政府は、原発の運転再開に「地元の同意」は不要だと言い出しました。私たちが 
恐れていたことです。原発の運転再開へ向けてのハードルを低くする小細工が始 
まったのです。枝野が「同意」という言葉を使ったことがないと言っているよう 
ですが、枝野がどう言ったかは問題ではありません。内閣として「同意」を前提 
に行動していたことは間違いありません。私(河内)が出席した3月27日の政府 
交渉でも、保安院は同意であると確認しているのです。同意でないと言うのな 
ら、なぜ今までマスコミの報道に異を唱えてこなかったのでしょうか。また、そ 
もそも原発の事故が発生したら被害が及ぶ可能性がある人に対して、説明するだ 
けでいいとどうして言えるのでしょうか。言葉をいじってごまかそうという姿勢 
に激しい怒りを覚えます。政治で言葉が信用できなくなったら、権力政治しかあ 
りません。ファシズムへの一歩です。子どもたちから未来を奪うことです。絶対 
に許せません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000059-jij-pol

 政府の原発運転再開は、無茶苦茶に乱暴な話です。私たちは4閣僚に対し、 
「日本を滅ぼそうというのか」「日本の国民と子どもたちを殺そうというのか」 
と激しい怒りを突きつけなければなりません。
   橋下大阪市長も、京都府知事も滋賀県知事も、引き続き反対の姿勢を堅持し 
ています。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220405034.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000103-jij-pol
   政府は、世論により追い詰められています。しかし、世論がいくら有利でも 
市民の運動の力が無ければ、勝利することはできません。なぜなら、彼らは権力 
をもっているからです。
 はっきり言います。現在の局面では、市民運動の力が決定的に不足しているの 
です。それが最大の問題です。したがって、様々な人権課題に取り組んでいる人 
や、春闘に取り組んでいる人に、その力の一部を当面する原発運転再開反対に振 
り向けてください、と心から訴えます。再びフクシマが繰り返されたら、人権も 
憲法も賃上げも、意味がないではありませんか。仕事に忙しい人に言います。も 
し貴方がその仕事を調節できるなら、仕事に向けているエネルギーの一部を当面 
する原発運転再開反対のために振り向けてください。再びフクシマが繰り返され 
たら、あなたの生きる基盤が失われるのですから。

 当面することで一番大事なことは、とにかく「もっと行動を!」することで 
す。私たちが、その中で特に重要だと考えていることは、福井県知事、福井県議 
会議員、おおい町長、おおい町町議会議員にたいする要請行動・説得工作です。 
かつて1990年に国会に国連平和協力法案が提出されたときには、法律家が国会議 
員の説得に大活躍し、院外の運動と結合して廃案に追い込みました。昨年夏の玄 
海原発運転再開反対運動でも、玄海プルサーマル裁判の会などの議員工作が大き 
な力を発揮しました。私たちは、今回もこの教訓が生きていると考え、メールの 
発信を多くの人に呼びかけています(もちろん、直接面談することも重要です)。

6日、午後6時から2時間半近く、首相官邸前で再稼働阻止の緊急行動が取り組ま 
れ(首都圏反原発連合など主催)、参加者がみるみる増え、1千を超えました。 
怒りと闘うエネルギーは増大しています。
今日政府は、インチキな「安全基準」を決めただけで、再稼働決定は来週以降です。
4・11首相官邸デモは極めて重要です。さそい合い総結集しましょう。

<政府と福井県の動き>
本日6日の3回目の関係閣僚会合では、再稼働を判断するための「新たな安全基 
準」(何にも新たではない)を決定した。枝野は経産省原子力安全・保安院に大 
飯原発が基準を満たしているかを確認することと、関電に中長期の安全対策につ 
いて実施計画を提出するよう指示した。
今後の動きは、報道によると
1)来週にも閣僚会合を開き、基準を達成しているかどうかと実施計画の内容を 
確かめたうえで
2)枝野が福井県を訪問し西川一誠知事らに再稼働を要請する
3)それをふまえ、政府が再稼働の政治判断
*政府の言動はコロコロ変わるから、注意!

ところが、福井県に技術的な助言をする県原子力安全専門委員会の中川英之委員 
長(福井大名誉教授)は、毎日新聞の取材に応じ、「私自身はこれで十分だと思 
う」と答えた。この委員会の5名の委員は、関電・原発企業から「寄付金」をも 
らっていたやつらで、原発マフィアの一味だ(下に資料)。八百長だ。
西川知事や県議会は同委員会の意見を尊重するとみられ、委員会で「妥当」と判 
断されれば、「同意」への手続きが急速に進むことも予想される。
*福井県に対する要請(インチキ基準で再稼働同意するな)、同県の原子力安全 
委員会への抗議(関電から寄付金もらった委員はやめろ)・要請(再稼働同意す 
るな)が必要だ。福井県原子力安全対策課
TEL:0776−20−0313/FAX:0776−21−6875

<取り組もう(方針)>
(1)政府への抗議、福井県への要請・抗議の電話、メール、FAXを!(要請 
先TElなどは最後に)
(2)関西圏からは福井への要請行動の派遣計画をたて取り組もう!
(3)4・11行動に総決起しよう!
首都圏は4・11首相官邸デモ(6時、日比谷公園・中幸門集合、主催:再稼働 
反対!全国アクション)
関西は4・11関電前座り込み行動(全1日夜中まで。全交など主催)

(4)これ以外にも連日の抗議行動が予定されますから、連日の参加態勢を!

<関連資料>
(3・25朝日)http://www.asahi.com/national/update/0325/OSK201203240241.html
 全国最多の原発14基を抱える福井県から依頼され、原発の安全性を審議する 
福井県原子力安全専門委員会の委員12人のうち、4人が2006〜10年度に 
関西電力の関連団体から計790万円、1人が電力会社と原発メーカーから計 
700万円の寄付を受けていた。朝日新聞の調べでわかった。

 政府は近く、停止中の原発の中で手続きがもっとも進む関電大飯原発(福井県 
おおい町)3、4号機の再稼働について福井県に同意を求め、県は県原子力委に 
助言を求める見通しだが、5人の委員が関電など審議対象と利害関係にあること 
になる。

<再度、抗議先など掲載>
・内閣府 TEL:03−5253−2111
・内閣総理大臣 野田佳彦 国会事務所 TEL: 
03−3508−7141/FAX:
  03−3508−3441
・枝野幸男経済産業相
  国会事務所      
TEL:03−3508−7448/FAX:03−3591−2249
  地元・大宮事務所  
TEL:048−648−9124/FAX:048−648−9125
・経済産業省原子力安全・保安院 原子力安全技術基盤課 
TEL:03−3501−0621/FAX:03−3580−5971
 e-mail:qqnbbf at meti.go.jp
・経済産業省代表   TEL:03−3501−1511
・経済産業省広報課  TEL:03−3501−5890

福井県・おおい町に対し、再稼動了承すべきではないと緊急要請電話・FAX・ 
メールを!
・福井県原子力安全対策課  
TEL:0776−20−0313/FAX:0776−21−6875
 e-mail:gennan at pref.fukui.lg.jp
・おおい町役場所  TEL:0770−77−1111/ 
FAX:0770−77−1289

★ 大倉純子 さんから:
みなさま
この間、原発事故の情報をずっと追っている方々には4号機倒壊の危険性と、
それによる使用済み核燃料プールからの放射性物質飛散による被害の可能性が
甚大なものであることはご存知だと思います。
このことは日本のメインメディアは報じているのでしょうか?
日本語版にも載ったのかわかりませんが、
4月2日付毎日新聞の英語版(Mainichi Daily News)で

”In light of further nuclear risks, economic growth should not be priority”

(日本語にすると「経済成長至上主義に待ったをかける原発の潜在的リスク」と 
でもなるのかな?)
という記事が掲載され、、英語の反原発mlでは話題になってます。
ところがこの記事、すでに削除されてしまいました。
記事の中で4号機倒壊の危険性、
そうなった場合は大量の放射性物質が放出され東京も強制避難地域となる可能性 
があることが書かれていました。

やはり原子力ムラからの圧力でしょうか?
記者さんへの個人的圧力が心配です。
いち早く、自分のブログに内容を日本語で紹介してくれた人がいます。
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11212436439.html

元の英文を記念に?貼り付けておきます。
−−−−−−−−−−
http://mdn.mainichi.jp/perspectives/news/20120402p2a00m0na002000c.html

★ HICO さんから:
 < ドイツの原発番組>
私の友人から送られてきた映像です。
ドイツのTVからしか、これほど核心をついた映像が見られないのは残念です。
1部、2部あわせても30〜40分ほどです。

ZDFのを見る価値がある!
こちらは字起こしはこちらへ:
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/303e7c61a11a6390f9f5611c69a45ff1

特に懸念のは、後ろの部分ですね。(以下引用)
小出さんも近い発言した。
http://www.youtube.com/watch?v=eJi-o4F8eOo&feature=youtu.be

私が一番心配しているのは4号機です。

この建物は地震でかなり損傷しているだけでなく、この4階にある使用済み燃料 
プールには、
約1300の使用済み燃料が冷却されています。
その上の階には新しい燃料棒が保管されていて、非常に重い機械類が置いてあり 
ます。なにもかもとても重いのです。
もう一度大地震が来れば建物は崩壊してしまうはずです。

そういうことになれば、また新たな臨界が起こるでしょう。
このような臨界が青空の下で起これば、日本にとって致命的なものとなるだろう。

放射能はすぐに致死量に達し、原発サイトで働くことは不可能となる。
そうすれば高い確率で、第1、2、3、 5、 6号機もすべてが抑制できなくなり、ま 
さにこの世の終わりとなってしまうだろう。

東京で著名な地震学者の島村英紀氏に会った。
2月に東大地震研が地震予知を発表したが、それによれば75%の確率で4年以内に 
首都を直下型地震が襲うと予測されている。

「このような地震があった場合に原発が壊滅して確率はどのくらいだとお考えで 
すか?」
「はい、とても確率は高いです」
「どうしてですか?」

計測している地震揺れ速度が、これまでの予測よりずっと速まってきています。
私たちはここ数年千以上の特別測定器を配置して調査してきましたが、
それで想像以上に地震波が強まり、速度も増していることがわかったのです。
これは日本の建築物にとって大変な意味を持つだけでなく、
原発にとっても重大な問題となることを島村氏は説明する。

これが原発の設計計算です。
将来加速度300〜450ガルの地震が来ることを想定しています。
そして高確率で発生しないだろう地震として600ガルまでを想定していますが、
この大きさに耐えられる設計は原子炉の格納容器だけで、
原発のほかの構造はそれだけの耐震設計がされていないのです。

しかし私たちの調査では、
最近の地震の加速度がなんと4000ガルまで達したことがわかっています。
想定されている値よりずっと高いのです。

「電気会社は、それを知って増強をしなかったのですか?」

今のところ何もしていません、不十分であることは確かです。
これだけの地震に耐えられるだけの設計をしようなどというのはほとんど不可能 
でしょう。

ここは原発廃墟から60キロ離れた場所だ。
フクシマ災害対策本部では東電、保安院、福島県庁が共同で、
原発の地獄の炎を鎮火するための闘いの調整をはかっている。

私たちは東電の災害対策部責任者にインタビューした。
ことに彼に訊きたいのは、どうやって今後、
これだけ損傷している原発を大地震から守るつもりなのか、ということだ。

ことに、危ぶまれている4号機について訊いた。

4号機の使用済み燃料プールには夥しい量の使用済み燃料が入っています。
これをすべて安全に保つためには、燃料プールの増強が必要です
燃料プールのある階の真下に、新しい梁をつけました。
原発はほとんど破壊したといってもいいわけですが、
原発が健在だった1年前ですら大地震に耐えられなかった構造で、どうやって次 
の地震に備えるつもりなのでしょうか?

我々は耐震調査を4号機に限らず全体で行いました。
その結果、問題ないという判断が出ています。
でも地震学者たちは4000ガルまでの地震加速度が測定されていて、
これだけの地震に耐えられるだけの原発構造はないと言っています。

「半壊状態のフクシマの原発の真下でそのような地震が来ても全壊することはな 
いと、なぜ確信がもてるのですか?
その4000ガルという計算は別の調査ではないでしょうか?」
それに関しては、私は何とも言いかねます。

  ★ 飯田勝泰です。
  別のMLで下記の番組が転送されてきました。

   ドイツのZDF(ツェット・デー・エフ=公共第二放送)が作った報道番組です。
   http://www.dailymotion.com/video/xpisys_yyyzdf-yyyyyyy_news

★ 内富 さんから:
福島第1原発:作業員被ばく上限350ミリシーベルト要求

毎日新聞 2012年04月05日 03時06分(最終更新 04月05日 03時47分)
昨年3月23日、福島第1原発1、2号機の中央制御室内で計器を確認中の作業 
員。ちょうどこのころ、作業員の被ばく線量をめぐり、原子力安全・保安院と厚 
生労働省の間で激しいやりとりが続いていた=原子力安全・保安院提供

 東京電力福島第1原発事故の収束作業で、厚生労働省が昨年3月14日に被ば 
く線量の上限を100ミリシーベルトから250ミリシーベルトへ引き上げた直 
後、経済産業省原子力安全・保安院が東電などの要請を受け、上限を事実上 
350ミリシーベルトまで緩めるよう厚労省に求めていたことが、保安院の内部 
文書で分かった。保安院は福島での被ばく線量を通常時の規定と「別枠」で扱う 
よう要求。最終的に厚労省は認めなかったが、原発事故直後の混乱した政府内の 
攻防の実態が明らかになった。 
http://mainichi.jp/select/news/20120405k0000m040135000c.html

松元 さんから:
みなさまへ     
  <ICRPの低線量被ばく基準を緩和しようという動きの担い手は誰か? 
(6)>
島園進氏の表記の連載、久しぶりの(6)です。

すでに、その(1)(2)でお知らせしたように東京大学の島園進氏が、電力中 
央研究所(電中研)を中心にした研究グループがホルミシス論に基づいて 
「ICRP以上の安全論」を追究、推奨してきた経緯に注目しています。

「低線量被曝」を無視・軽視しているICRPをさらに乗り越えて、「安全神 
話」の学問的裏づけに邁進する被爆国日本の「研究者」たち。
彼らが放医研、放影研はもとより、原子力安全委員会、内閣官房低線量被ばくリ 
スク管理に関するワーキンググループメンバーなどの要職に就くようになった歴 
史に光を当てています。
著者了解のうえで、この興味深い論考を紹介させていただきます。
今回(6)は「放射線ホルシミス」論への注目。後日(7)につづくようです。
◆ブログ:島薗進・宗教学とその周辺
http://shimazono.spinavi.net/

=====以下、その(6)全文転載=====
■日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯 
(6) ――ICRPの低線量被ばく基準を緩和しようと
いう動きの担い手は誰か?――

1999(平成11)年4月21日に、東京新宿の京王プラザホテルで「低線量放射線影 
響に関する公開シンポジウム――放射線と健康」が開催された。この公開シンポジ 
ウムは、アメリカでの新たな気運を反映して、低線量被ばくによる健康への悪影 
響は少なく、むしろよい影響があることを示そうとするものだった。そして、 
ICRP`の防護基準は厳しすぎるので、実は100mSv(あるいはそれ以上の線量)以 
下の低線量ではほとんど被害はないと考える専門家がその勢いを強めようとした 
のだった。日本ではこの時期までにこの立場の専門家がかなり増えており、この 
会議以後さらにその傾向が高まる。この公開シンポジウムに関わるような研究 
が、その前後の時期に電力中央研究所(電中研)や放射性医学総合研究所(放医 
研)でどのようになされてきたかについては、これまであらまし見てきた。(以 
上、(1)〜(5))

この(6)では、そもそもこうした研究動向が日本で力を得始めるのはいつ頃の 
ことか、また、当時、そうした研究動向を盛り上げていった研究機関や研究者は 
どのような人々だったのか――これらの問に迫っていく。

この問は「放射線ホルシミス」への注目の歴史を追うことで、かなりの程度、答 
えることができる。「放射線ホルミシス(Radiation hormesis)とは、大きな量
(高線量)では有害な電離放射線が小さな量(低線量)では生物活性を刺激したり、 
あるいは以後の高線量照射に対しての抵抗性をもたらす適応応答を起こすことで 
ある」。(Wikipedia、2012年4月4日閲覧)

「ホルミシス」の語源はギリシア語の「ホルマオ」で「興奮する」で、医学用語 
としては「毒物が毒にならない程度の濃度で刺激効果を示すこと」(リーダーズ 
プラス英和辞典)を指す。さまざまな要因で起こるとされるが、放射線でもそれ 
が起こるという説は、1982年、ミズーリ大学のトーマス・ラッキー氏によって提 
起された。

放医研(それ以前は、大分県立看護科学大学)の赤羽恵一氏はラッキーが提唱す 
る低線量放射線許容量について次のように述べている。「Luckey氏の線量応答曲 
線は、ホルミシスは全身照射が自然放射線レベルから10Gy/yの間で生じ、許容値 
は「保守的に」1Gy/yとしているが、これは、既存の放射線影響の報告とかけ離 
れた数値である」(低線量放射線影響に関する公開シンポジウム「放射線と健 
康」印象記
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jhps/j/newsletter/n19/16.html、1999年)

ラッキーによるこの放射線ホルミシス論に刺激されて、日本でその方面の研究を 
推進する旗振り役になったのが、電力中央研究所・研究開発部の初代原子力部長 
である服部禎男(さだお)(1933年生)である。服部は名古屋大学電気工学科卒業 
後、中部電力、動力炉・核燃料開発事業団を経て電力中央研究所に赴任した。専 
攻は原子力工学で本人も認めるように放射線影響学はしろうとである。

服部が回顧するところによると(『「放射線は怖い」のウソ』武田ランダムハウ 
スジャパン、2011年、「放射線と健康を考える会」ウェブサイト「放射線ホルミ 
シス」2011 年3月
閲覧:http://members3.jcom.home.ne.jp/horumi/kouenn.html

1984年に電力中央研究所の若手研究員がラッキーの論文について知らせてきた。 
服部は「そんなはずはない」と驚いて、アメリカの電力研究所本部EPRIに問い合 
わせた。そこでアメリカエネルギー省が動き、85年にカリフォルニア州オークラ 
ンドで会議が行われ、一定の信頼性があり、積極的に研究すべきであるとの回答 
を得た。

そこで、「電中研の依頼で、1988年岡山大学がマウス実験をして、劇的なデー 
ターが得られ、1989年から岡田重文(放射線審議会会長、東大医学部)、菅原勉 
(京大医学部長)、近藤宗平(阪大教授)ら20名以上の日本のこのトップ指導者を含 
む研究委員会を発足し、10以上の大学医学部、生物学部と共同研究を開始し、 
1990年から明快なデーターが世界の学術誌に発表されて、世界中に大きな衝撃を 
与えました」(ウェブサイト「放射線ホルミシス」)。ここにある「研究委員 
会」は放射線ホルミシス研究委員会と名づけられたもので、委員長は原子炉研究 
が専門である服部が務めた。

「世界中に大きな衝撃を与え」たのはなぜか。それは放射線ホルミシス論が妥当 
であるとすれば、放射線の防護についてのICRP基準やその前提となっている 
LNT(直線しきい値なし)モデルが崩れることになるからだ。服部は自著で次の 
ように述べている。

「20年間、放射線ホルミシスで大騒ぎして、そして勉強した一番大きな内容は、 
人間の体の60兆個もある細胞が、その細胞1個あたり、毎日100万件ものDNA修復 
活動を行って生命活動を進めているということです。地球環境に酸素ができてき 
て、人間が酸素を利用する生命体になり、そうやって人間が生きることになった 
現代、DNA修復活動こそ、生命継続の根本であるとつくづく感じます。
これを無視したICRP(国際放射線防護委員会)の勧告は、神に対する冒涜ではな 
いでしょうか。この勧告のもとになっている『LNT仮説』(放射線量と健康被害 
が直線的に比例するという考え。つまり、放射線は少しでもあれば健康被害があ 
るという考え)に対しては、多くの専門家が異を唱えています。(中略)
低レベル放射線に対する考え方の再検討をただちに日本から始めなければならな 
いのではないでしょうか。今こそパラダイムシフト(既成概念からの劇的な変 
化)が必要なのです」。(服部禎男『「放射線は怖い」のウソ』「おわりに」 
pp126-7)

いやいや、服部氏自身が述べているように、「再検討」はすでに日本からたいへ 
ん活発に発信されてきたのだ。

「電中研の依頼で、1988年岡山大学がマウス実験をして、劇的なデーターが得ら 
れ、1989年から岡田重文(放射線審議会会長、東大医学部)、菅原勉(京大医学部 
長)、近藤宗平(阪大教授)ら20名以上の日本のこのトップ指導者を含む研究委員 
会を発足し、10以上の大学医学部、生物学部と共同研究を開始し、1990年から 
明快なデーターが世界の学術誌に発表されて、世界中に大きな衝撃を与えまし 
た。ガン抑制遺伝子P53の活性化、活性酸素の抑制酵素SODやGPxの増 
加、過酸化脂質の減少、膜透過性の増大(電子スピン共鳴測定)、インシュリンや 
アドレナリン、メチオニンエンケファリン、β-エンドルフィン、など各種ホルモ 
ンの増加、DNA修復活動の活性化、免疫系の活性、LDLコレステロールの減少な 
ど、次々と明快なバイオポジティブ効果が、哺乳類で検証されました」。

「東北大坂本教授は、すでに1980年代から、多くの研究経験から独自に低放射線 
の全身照射に着目しておられました。悪性リンパ腫の患者さんに、従来法に併用 
して希望者に試行されたのが驚くべき結果をもたらしていることが解りました。 
100ミリシーベルトのX線を全身に、週3回を5週間、全部で15回合計1.5シーベル 
トを照射する方法です。坂本先生は150ミリシーベルトを週2回5週間、合計1.5 
シーベルト全身照射でも良いとされています」。(ウェブサイト「放射線とホル 
ミシス」)

こうした日本の動きに刺激を受けながら、欧米の専門家たちの間からもホルミシ 
ス論に傾く人々が増えてくる。「1992年、米国エネルギー省や環境庁の専門家を 
さそって、BELLE(BiologicaEffects of
Low Level Exposures)を設立し、低レベル刺激によるポジティブ効果のニュー 
スレターや定例専門家会議活動を開始しました」(同上)。続いて、NPO・ 
Radiation Science
and Health(RSH)が設立され、「WHOとIAEAに働きかけて、低レベル放射 
線の国際会議を開催させました」(同上)。

「1997年秋、600名以上の専門家がスペインのセビリヤに一週間集まり、低レベ 
ル放射線の問題はDNA修復活動を無視しては議論にならないことを主張する医 
学・科学者側と国際放射線防護委員会との激論が続き、極端な線量率の広島・長 
崎と低線量の身体影響、決定的な違いがあると指摘されました」(同上)。

日本の動向に話をもどそう。服部氏が原子力関係の研究をリードする電中研で 
は、90年代に石田健二氏や、ついで2000年代に酒井一夫氏がホルミシス研究に力 
を入れてきたことは前に述べた。石田氏は服部氏と同じく、名古屋大学の工学部 
の出身である。また、まだ名前をあげていなかったが、後に岡山大学に移った山 
岡聖典氏も電中研でホルミシス研究の基礎を作った専門家である。だがこの動き 
は電中研に限られない。全国の研究機関にこの動きを広げていこうとする活動も 
なされていた。

その主要な担い手の一つが1989年に発足し、服部氏が委員長を務めた放射線ホル 
ミシス研究委員会で、この問題の専門家であり、かつ有力国立大学の医学部教授 
を務めた菅原努や近藤宗平は放射線影響学・保健物理と医学をつなぐ地位にある 
大家である。彼らは、この後、「ICRP厳しすぎる」論の興隆・普及に大きな役割 
を果たしていく。

菅原努氏(1921年生)は京大医学部で医学を学んだが、その後阪大理学部でも学 
び、国立遺伝学研究所、放医研を経て、京大医学部放射能基礎医学講座の教授、 
京大放射線生物研究センター長などをいずれも初代として務めている。菅原氏は 
京大医学部を退任する前後に研究会を作り、アメリカ科学アカデミー(NAS)、 
アメリカ研究審議会(NRC)が設けた電離放射線の生物学的影響に関する委員会 
(BEIR)の1979年の報告書の(BEIR掘砲慮‘い鮃圓辰拭その成果は菅原努監修 
『放射線はどこまで危険か』(マグブロス出版、1982年)に刊行されている。こ 
の中身を見る限り、「ICRP厳しすぎる」論はほとんど見られない。

ところが、2005年に刊行された『「安全」のためのリスク学入門』(昭和堂)で 
は、だいぶ様相が変わってきている。この書物は服部氏のようにホルミシス論を 
強く押し出してはいないが、議論の要となるところで紹介されている。

「放射線に限らないことですが、体の組織に大き過ぎない「攻撃」が加われば、 
組織の修復機能が高まり、かえって健康に良い影響をもたらすことが考えられま 
す。有害物質も少量なら「刺激」となって体の活性化に役立つ、ホルミシスとは 
そういうことなのです。

さて、このホルミシスが本当なら「直線しきい値仮説」のグラフは、書き直さな 
ければならないことになります。放射線の益によるがんの減少分を考慮すれな、 
グラフにはこれ以下なら放射線を浴びても大丈夫という「しきい値」ができ、 
「どんなに少量でも放射線は有害」という考え方はくつがえることになります。

今のところICRPは、これらの結果についても検討した結果「現在入手しうるホル 
ミシスに関するデータは、放射線防護において考慮を加えるには十分なものでは 
ない」という結論を下し、90年の勧告での「少ない放射線量でもなんらかの健康 
に対する悪影響を起こすことがあると仮定しなければならない」という姿勢を変 
えていません。

ICRPは国際放射線防護委員会というその名の通り、まずは人々を放射線からどう 
守るかを考えるための組織です。そのため線量について極力慎重に考え、より安 
全な方へ見積もる考え方を出してくるのは、ある意味では当然のことです。しか 
し実際問題としては、放射線を受けてがんが増えたという証拠は、100mSv以下で 
は見られていないのです」。Pp86-7

この叙述はいちおうICRPの立場を尊んでいるようにも見えるが、科学的にはホル 
シミス論が有力でそちらが正しいのだという考えがにじみ出ている。読者にはそ 
う受け取れるような表現になっている。なお、「放射線を受けてがんが増えたと 
いう証拠は、100mSv以下では見られていないのです」というのに反する証拠はい 
くつも提示されており、大いに反論を招くはずの議論である。

実際、菅原は松浦辰男との共同報告「被爆者の疫学的データから導いた線量―反 
応関係――しきい値の存在についての考察」(2002年)でしきい値あり説を主張し 
ている(放射線と健康を考える会HP(http://www.iips.co.jp/rah/spotlight 
/kassei/matu_1.htm)。この報告は、広島・長崎の被爆者の疫学調査を見直そう 
というものだ。

「低線量放射線被ばくによる発がんについて、線量−反応関係にしきい値がある 
かどうかという問題は、放射線防護と原子力政策決定に おける最も重要で、議
論の多い問題の一つである。放射線影響研究所(RERF)によって、広島・長崎の原 
爆被爆生存者(以下、被爆者)に対して寿命調査 (LSS)が行われているが、
現在、その研究グループの疫学的研究結果は最も信頼のおけるものとされてい 
る。その研究グループは、線量−反応関係には「しきい値なしの直線関係」 
(LNT)の仮定を否定する何の証拠もない、との見解をとっている。それに対して 
筆者らは、被爆者の受けた放射線量は慢性的被ばくの影響を考慮に入れて再評価 
することが必要だと主張してきた」。

どのような考察がなされたがは省略して、結論部分だけを引く。
「この結果から、発がんに関する現在の線量―反応関係はこの線量だけ右側に平 
行移動すべきであり、低放射線領域における発がんのしきい値は、約0.37Svであ 
るといえる」。

広島・長崎の疫学調査からは、370mSv以下では健康への悪影響はないというの 
だ。これは広島・長崎の被ばくによる健康影響の評価としてはかなり特殊なもの 
である。100mSv以下でも影響があったというデータ評価もできるので、LNTモデ 
ルが採用されているのだが、それよりだいぶ高い370mSv以下では影響がないとし 
ている。菅原氏がホルミシス論に近い立場であることが知れる資料である。  
(以上、その(6)転載終わり、(7)につづく)

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 日 程:4月 9日(月) 19:30から21:30
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     西鉄バス「西鉄グランドホテル前」下車1分,
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