[CML 016200] 「インスタント基準にNO!」官邸アクションの報告と抗議呼びかけ

杉原浩司(Koji Sugihara) kojis at agate.plala.or.jp
2012年 4月 6日 (金) 02:54:18 JST


東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

記憶にある限り、最も直前(7時間前)に呼びかけた5日夕方の「STOP
!大飯原発再稼働 〜『インスタント安全基準』にNO!首相官邸前緊急
アクション」は、約75人の参加で無事終了しました。参加された皆さん、
情報拡散にご協力いただいた皆さん、お疲れ様でした。

ちょうど閣僚会合と同時刻の18時に開始されたアクションでは、緊急院内
集会や4閣僚の国会事務所、枝野経産相の地元大宮事務所への要請行動な
どの報告も交えて、多くの人がマイクを握り、官邸に向けて訴えました。
発言のみならずシュプレヒコールをあげる方が多かったのが印象的でした。
また、短期間に236団体が賛同した「インスタント安全基準にNo!」の
要請書と「未来を考える会」の要請書が読み上げられ、内閣府職員にしっ
かりと手渡されました。

首相官邸で開かれた大飯原発3、4号機の再稼働に向けた2回目の閣僚会合
には、なぜか今回も仙谷由人民主党政調会長代行が同席(6日にはこの問
題で仙谷・前原会談が行われるとのこと)。報道によると、4閣僚らは保
安院がでっち上げた「インスタント安全基準」を大筋で了承。本日6日
(金)にも再度閣僚会合を開いて、大飯原発3、4号機が「基準」を満たして
いるかを判断し、「地元」了解に向けた事実上のGOサインを出すとのこ
とです。

大飯再稼働へ安全基準 4閣僚会議で大筋了承(産経、4/5)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120405/trd12040521310025-n1.htm

ニュース映像で野田首相の冒頭のあいさつを見てのけぞりました。「国民
の視点から見て、事故の原因分析を踏まえた判断基準をつくるため、4大
臣で納得いくまで議論したい」云々。「事故の原因分析」はまさに国会事
故調が精力的な解明作業を行っている最中です。判断基準の材料など存在
していません。

このむちゃくちゃな「インスタント安全基準」について、5日付の東京新
聞が一面で鋭い批判を加えています。

フィルターや免震施設除外 早期再稼働へ政府暫定基準(東京、4/5)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012040590070545.html

要するに、「少なくとも3、4年はかかる」(保安院幹部)ような時間がか
かる対策については、安全基準から除外するというのです。まったくの茶
番であり、正当性のかけらもありません。

こうした政府の「安全詐欺」のでたらめさについては、5日の緊急院内集
会への後藤政志さん(ストレステスト意見聴取会委員)のメッセージを紹
介することに意味があるでしょう。

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【後藤政志さんのメッセージ】

 東電福島第一原発で巨大事故が起こって、緊急に安全対策がとられたの
は当たり前です。しかし、それらはみな対症療法ばかりで不十分なものに
過ぎません。炉心溶融を起こしたのですから、本来なら原子力プラント全
体を抜本的に見直し、一から設計し直すべきなのです。

 原子力安全・保安院が示した30項目の安全対策が、政府の「安全基準」
のもとになるとされていますが、本当に再稼働を考えるなら、少なくとも
すべての項目を完全に実施することが不可欠の前提です。

 例えば、もともと弱点があると言われていた水位計は今回、機能を失い
ました。致命的な設計であったことがはっきりしたのです。新しい水位計
の開発には何年もかかるでしょうが、それをやらない限りは根本的な改善
にはならないのです。

 「将来における改善」を残してはなりません。なぜなら、それは「やっ
ていない」に等しいからです。ですから、政府が作ろうとしているのが、
およそ「安全基準」の名に値しないことは明白です。

 ………………………………………………………………………………

◆一方で藤村修官房長官は、5日午前の記者会見で、「定期検査で検査中
の発電所の再稼働について、何らかの法律などの枠組みで同意などが義務
づけられているわけではない」と言及しました。追い詰められた政権の、
なりふり構わぬ姿勢がいよいよ表に出てきました。

再稼働“同意取得は義務ではない”(動画:NHK、4/5)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120405/k10014232471000.html

ホームページに「常識と市民感覚を忘れない!」と掲げる藤村官房長官は
もはや終わっています。議員辞職すべき段階です。ファックスや電話で強
い抗議の声をぶつけましょう。4閣僚への働きかけを引き続き集中してく
ださい。

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★4閣僚に「再稼働の“政治判断”するな」の声を大至急届けよう!
※短くて構いません。さらに多くの声を!地元の方はぜひ地元事務所にも。
 ------------------------------------------------------------------ 

◆野田佳彦首相 [国会](FAX)03-3508-3441 (TEL)03-3508-7141
[船橋事務所](FAX)047-496-1222 (TEL)047-496-1110

◆藤村修官房長官 [国会](FAX)03-3591-2608 (TEL)03-3508-7074
[大阪事務所](FAX)06-6337-4354 (TEL)06-6337-3694

◆枝野幸男経産相 [国会](FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448 
[大宮事務所] (FAX)048-648-9125  (TEL)048-648-9124

◆細野豪志原発担当相 [国会](FAX)03-3508-3416 (TEL)03-3508-7116
[三島事務所](FAX)055-991-1270 (TEL)055-991-1269
[富士事務所](FAX)0545-55-5412 (TEL)0545-55-5411



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