[CML 016187] Re2:橋下徹・大阪市長と古賀茂明、飯田哲也・大阪府市統合本部特別顧問の「脱原発」は原発再稼働を認める虚偽の「脱原発」でしかない!

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2012年 4月 5日 (木) 15:48:24 JST


前田さん、ご返信拝読しました。

第1の点のご説示は理解できました。了とさせていただきます。私の前便の「構わない」発言もおおよそ同様の認識に
基づいているものですから。

第2のご説示については若干疑問が残ります。

「条件闘争」ということを前提にしても、「再稼働絶対反対」と表明することは可能であるように思います。

たとえば大田昌秀氏は沖縄県知事在職時(1995年)に軍用地の代理署名を拒否しました(最終的に裁判では敗訴しま
したが)。「条件闘争」だとしても、その気になりさえすれば、そういう趣のことはできるのだと思います。

左記にご紹介した読売新聞の記事(4月2日付)によれば、「橋下徹・大阪市長は『大飯原発の再稼働は現時点で反対。
ストレステストの1次評価だけでは(再稼働は)無理』と述べた」ということですが、「現時点で」「1次評価だけでは」とい
う発言では明確な「再稼働絶対反対」の意志は伝わりません。「安全性が確認できない段階での再稼働に反対」(読売
新聞 2012年3月29日)と表明した山田京都府知事、嘉田滋賀県知事の発言と比較しても橋下氏の「現時点で」「1次
評価だけでは」発言では「原発容認」の含みが残ります。橋下氏も「再稼働絶対反対」の立場であるならば、「安全性が
確認できない段階での再稼働に反対」という程度には発言するべきだったろうと私は思います。橋下の「脱原発」政策
には私としていまだに大きなクエスチョンが残ります。

第3の前田さんのご指摘の

>まず、 (8条件の中には)「絶対的な安全性の確立」が入っています。従来ならほとんど意味のないこの言葉、電力
> 会社がいかようにも言いぬけしてきたこの言葉は、今は違う意味を持っています。少なくとも、飯田氏の考えからす、
> れば「絶対的な安全性」などありえないのです。つまり、飯田氏は、関 西電力に対して「不可能な条件」を巧みに押
> し付ける努力をしているのだと思います。
>
> 次に「使用済み核燃料の最終処分方法の確立」です。これも不可能なことを要求していると見るべきです。つまり、
> 飯田氏は単なる条件闘争を しているのではなく、条件闘争のスタイルの中で不可能な条件を突き付けることによ
> って脱原発への道筋を示そうとしているのです。少なくと も、そのつもり、と見るべきです。

という点については、勉強してみます。ほんとうにそうであれば飯田氏を少し見直すことになるでしょう。しかし、いまの
段階では私には不信の念の方が圧倒的に強いです。しかし、いずれにしてもこの点については少し調べてみて、確証
ができた段階で改めて私の意見を述べることにします。


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/

━━━━━━━━━━━━Original Message Started━━━━━━━━━━━━
From: Maeda Akira
Sent: Wednesday, April 04, 2012 10:22 AM
To: civilsocietyforum21 at yahoogroups.jp
Cc: 市民のML
Subject: Re: [civilsocietyforum21] Re: 橋下徹・大阪市長と古賀茂明、飯田哲也・大阪府市統合本部特別顧問の「脱原発」は原発再稼働を認める虚偽の「脱原発」でしかない!
[civilsocietyforum21]グループの掲示板に投稿があったことを、Yahoo!グループよりお知らせいたします。
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前田 朗です。

4月4日

東本さん

ていねいなお返事ありがとうございました。

以下、私の弁明と、質問を追加させていただきます。

第1に、「ネオリベOK」というのは、「共闘」という趣旨ではありません。脱
原発(再稼働阻止、廃炉、エネル ギー政策の転換等)の運動主体はこれまで通
り、これまで以上に自らの運動を強化・展開すればよいのです。「ネオリベ脱原
発派」は脱原発を 政治的経済的にに利用し、そこから政治的支持や利潤を得る
わけですが、それはそれでよろしい、当面はそのことを批判しない、という趣旨
で す。太陽熱発電でも風力発電でも地熱発電でも、どうぞ売り込みに精を出し
てください、という程度。

> 「原発推進」の政党に留まっているというのは結局のところ彼らには
> 真の「脱原発」の意志はないものと私は判断せざるをえません。その矛盾に気がつかないふりをしているところに私は
> 彼らの政治家、あるいは評論家としての重大なマヌーバ―性を見る思いがするのです。また仮にそういうことがわかっ
> ていないでただ「脱原発」「脱原発」と言って騒いでいるだけだとすると、彼らはあまりにも能天気なお坊ちゃんというほ
> かありません。そういう意味でも彼らに私は信をおけません。そういうしだいで、「ネオリベでも脱原発ならOK」というの
> はなかなか危険な言い方、難しい問題、決して易しくはない問題だと私は思わざるをえないのです。


このご指摘は、なるほどそうなのですが、私としては短期の運動論としては、ネ
オリベOK、で構わないと考えて います。彼らを信じるか否かではなく、脱原
発と言うのなら、その通りやってもらおうじゃないか、程度。

第2に、こちらは東本さんへの質問となります。


「8条件を出しているから、条件闘争にすぎず、脱原発ではない」という批判
は、無理な注文をしているにすぎないのではありませんか。橋下 氏にせよ飯田
氏にせよ、彼らは「大阪市という自治体の方針」を語っているのです。自治体の
立場としては公に「再稼働絶対反対」とは言えな いのですよ。佐藤・元福島県
知事だって、ある時期、条件闘争の一環として、その限りで反対を表明したので
す。東本さんの基準から言うと、 「すべての自治体首長は真の脱原発ではな
い」という当たり前のことを確認しているだけではありませんか。

第3に、ですから、8条件の中身が重要なのです。


東京の新聞では彼らの8条件が正確に紹介されたことがないようです。ネット上
で検索してみましたが、見つかりません。ですから、前回、勝 手に「東本さん
に押し売り」と書いたのです。

8条件の正確な内容をまだ見ていないのですが、ネット上で調べた範囲でも、
わかることがあります。


まず、「絶対的な安全性の確立」が入っています。従来ならほとんど意味のない
この言葉、電力会社がいかようにも言いぬけしてきたこの言葉 は、今は違う意
味を持っています。少なくとも、飯田氏の考えからすれば、「絶対的な安全性」
などありえないのです。つまり、飯田氏は、関 西電力に対して「不可能な条
件」を巧みに押し付ける努力をしているのだと思います。


次に「使用済み核燃料の最終処分方法の確立」です。これも不可能なことを要求
していると見るべきです。つまり、飯田氏は単なる条件闘争を しているのでは
なく、条件闘争のスタイルの中で不可能な条件を突き付けることによって脱原発
への道筋を示そうとしているのです。少なくと も、そのつもり、と見るべきです。

私は飯田氏を特に積極的に高く評価しているわけではありませんが、彼なりの合
理的判断でやっていることは十分 に理解できます。(橋下氏については、よく
わかりませんが)



以上です。
━━━━━━━━━━━━Original Message The end━━━━━━━━━━━━ 



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