[CML 016150] IK原発重要情報(92)

河内謙策 kenkawauchi at nifty.com
2012年 4月 4日 (水) 12:46:14 JST


     IK原発重要情報(92) [2012年4月4日]

  私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)

弁護士 市川守弘、弁護士  河内謙策

連絡先  [1月1日より新住所です。御注意ください。]
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号 河内謙策法律事務所内(電話03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
Email: kenkawauchi at nifty.com

脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html

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         政府の「方向転換」 
 昨日、原発関係の閣僚会議が開催され、そこで「方向転換」が決められたようです。まだ情報が少ないのですが、問題の重要性に鑑みて、私(河内)の試見を提示させていただきたいと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120403-00000100-mai-pol

 まず、「方向転換」がなされた背景ですが、これは、誰が見ても、原発の運転再開に反対する世論の高まりでしょう。ただ方向転換に先立ってなされた、枝野発言(運転再開に反対まで発言したした「ブレ」)については、評価は慎重になされなければならないでしょう。なぜなら、原発の運転再開問題は、東電会長の人事や電気料金の値上げ問題ともからみ、「外野」からうかがい知れない権力闘争の要素があるからです。

 「方向転換」の方向については、単純化すれば、ストレステストの押し付けによる再稼動から、「ストレステスト、プラス、暫定安全基準」の押し付けによる再稼動ということができるでしょう。
 まず、突如でてきた「暫定安全基準」ですが、これが福井県知事の主張する暫定安全基準の必要性の主張をにらんだものであることは、言うまでもないでしょう。しかし、安全基準の必要性はそのとおりですが、それは「暫定」ではおかしいのです。そのおかしさは、浜岡原発の防波壁をめぐるごたごたに端的に示されています。また安全基準をつくることができるのは、独立の行政委員会か国会だけです。政府の「暫定安全基準」は泥棒が、泥棒かどうかの基準を自分でさだめるようなものです。
 また、政府は「地元」の範囲について、言を左右にしています。
これは非常に重要な問題です。私は、大阪府・市の出してきた「100キロ」範囲の基準を支持します。
 また政府は、地元の同意が必要だと言っていた言を翻し、「同意」を否定し、説明に切り替えようとしています。
 さらに、政府は、住民説明会を開こうとしていません。昨年夏の玄海原発のときの先例をなぜ否定するのか、追及が必要です。

 政府の結論について、「地元」は「困惑」と伝えられています。しかし、「暫定安全基準」を言い出したのは福井県知事ですから、福井県知事とおおい町長には猛烈な圧力が加えられるでしょう。
 一言でいえば、政府の「暫定安全基準」を福井県知事とおおい町長がうけいれるざるを得なくなる可能性は決して小さくないと考えるべきではないでしょうか。危険な局面だと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120404-00000083-san-pol

 いまこそ原発運転再開阻止のために、脱原発を願う人々が力を総結集して決起すべきだと思います。私は脱原発を願う人々に、「もっと行動を!」と呼びかけたいと思います。脱原発を願いながら、今の決定的局面で何も行動しない人は、後に、後悔することになるでしょう。
 京都新聞が勇気ある社説を発表しました。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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                         以上



 
 



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