[CML 012858] 小出先生、政府と東電のやることは「おどろき、あきれるしかない」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 10月 29日 (土) 18:40:23 JST


みなさまへ   (BCCにて)松元

小出先生の「たね蒔きジャーナル」27日分の転送です。翌28日は、ブログや統合会見、東電記者会見などで大活躍のおしどりマコ、ケンさんのお話ですので一緒にお届けします。

小出先生、「生涯100ミリシーベルト」にも「ヨウ素剤配布せず」にも「遮蔽壁を片側だけ」にも、政府、東電のやることに「驚き、呆れて」います。

●おしどりマコ、ケンさんのブログ
http://magazine9.jp/oshidori/

●「小出裕章非公式まとめ」に生の声がアップされています。 



http://hiroakikoide.wordpress.com/

=====27日のお話=====

 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日はMBSアナウンサーの千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員の近藤伸二さんの案内で放送されました。

 原発のニュース、食品の放射能について内閣府、生涯の累積線量が100ミリシーベルト以上で問題とまとめました。食品の内部被曝のみです。外部と内部被曝を足して100ミリとしていたのを、外部被曝はどこへ行ったのか、なのです。厚労省は31日に衛生審議会を開きます。


 そして、小出先生のお話です。内閣府の食品安全委員会の生涯100ミリシーベルトという答申について、「不思議である」、どうしてこんな結論か分からない、被曝は広島・長崎のデータがあり、これは外部被曝であり、その後調べて1シーベルトではなく、低い量でもガンとの相関が出て、100ミリでがんになるのは分かっているし、もっと低くても影響が出る、内部だけで100ミリとは理解できないのです。食品安全委員会は、内部+外部で100ミリであったのがこれで、甘くなっているのです。体の外から放射線を受ける可能性は少ないと仮定しており、おかしい、福島の人は20ミリ/年未満は避難しない、1年に20ミリ近く被曝する、どう考えているのか、なのです。

 食べ物の累積線量なのですが、生涯どれだけで抑えるべきかは、どこまでなら安全はない、社会的に線を引かないといけなく、1ミリ/年(内部+外部)が法律、100歳まででも100ミリであり、それを内部だけで100ミリとは、まともな考え方ではないのです。

 生涯100ミリとは、浴びる時期により変わり、食品安全委員会の言い分だと、今年だけで100ミリで、来年からゼロならOK、しかし、次に事故が起きたらどうするのか、なのです。子供については心配なのです。

 甲状腺被曝を抑えるヨウ素剤、事故翌日に飲ませるべきと安全委員会は言っていたのに政府はやっていなかった、これについて、「まったく政府の体をなしていない」、安全委の指示を受けて動かないといけないのに、政府が機能していない、驚き、呆れるのです。この時期にヨウ素剤を飲む必要があり、事故でSPEEDIで被曝が分かったのに、それの対応をしなかった、安全委の指示も生きずに事故が進行した、驚き、呆れるのです。ヨウ素剤を飲まなかったら、何年かのちに症状が出る可能性があるのです。

 福島第1の汚染水、地下にコンクリ壁、海側に1枚だけ作る(囲むのは止める)と言うのに対して、小出先生笑われて、山から海に水が流れる、上から出たら横に溢れる、そんなことで防げるわけはない、溶融した炉心が地下にめり込んでいる可能性があり、しかし、接触しても海に出ないといいとはおかしいし、山側に水が漏れる可能性もあるのです。この遮蔽壁、技術的には可能だが、被曝が大変になり、東電も作業員の確保が大変と思われるが、これをやらないといけないので、東電、政府も一貫した方針がないのです。

 東海第2の圧力容器から水漏れ、駆動装置からの水漏れで、これは沸騰水型では、圧力容器の底にパイプがあり、制御して、複雑な構造であり、何かの操作ミスで水が下に落ちる、良くあり得る事故なのです。でも、放射能入りの水で、もれたらいけない、作業員が被曝する、人間はミスをする、構造も複雑で、あり得る事故と覚悟しないといけないのです。

 以上、小出先生のお話をお伝えいたしました。

=====−おしどり、まこ、ケンさんのお話======

 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんのお話で放送されました。今日は小出先生のお話はお休みで、東京電力の会見に出て突っ込んでいる吉本の夫婦芸人、おしどりのお話です。いつもご紹介しております「創」にインタビューがありましたが、ラジオでの登場は初めてです。

 その前に、野田総理の所信表明演説で「希望の種を蒔く」と言ったことについて、たね蒔きジャーナルが先輩であり(?)、近藤さん、この番組は種ではなくネタを蒔いているところがある(つまり野田氏にネタなし)、安部総理の後に福田氏が総理になり熱が冷えた、それと同じことが起こっているとの指摘がありました。

 原発のニュース、放射能を除く除染を、生活空間も含めてやる、放射能の飛散、政府情報を徹底的に開示すると野田総理言っています(永岡の所感:これを聞くと、この前監督の代わった在阪某球団が10年前、毎年優勝すると言っていて、結局いつも最下位になったのを思い出しました(笑))。近藤さん、原発をどうするのかの覚悟が野田氏にない、無視している、原発について語って日本の未来があるのに、それがない、3次補正、関連法案だけで10もあり、野党は野田政権が行き詰ると見ている、解散に追い込みたい、復興財源の核、日本郵政の株もあり、野田内閣、立ち往生するとのコメントがありました(真〇監督の末路が野田総理の末路か?(笑))。

 食品の放射性セシウムの値見直しで、年間5ミリ→1ミリに見直しであり、肉など1kg500ベクレル、水1kg200ベクレルが1/5になりますが、個々の値は専門家の意見を聞いて見直しです。粉ミルク、ベビーフードはより厳しくで、しかし、小宮山大臣は子供用の規制値は作らない、米は今の暫定規制値のままなのです。本来なら被曝は年間1ミリまでであり、外部被曝は考慮していない、えらい人は足し算が出来ないのです。

 大飯3号機のストレステストの結果を関電が政府に出しました。1991年の運転開始で、老朽化していないのでストレステスト(でも2番目に新しいのが20年前、他はもっと古い)なのです。今後は、保安院が評価して、IAEAの指摘、地元の了承も要り、まだ再開は出来ません。関電は、そのため大飯3号機を冬の戦力にしていないのです。


 で、おしどりのお話、たね蒔きジャーナルに漫才師が初登場です。東電に鋭い質問を投げかけて、政府、東電が対策班を立てているのです(笑)。まこさん、ケンさんで、リスナーの質問ラッシュで、大阪の人より、何をきっかけに取材を始めたのかについて、理由が3つあり、地震があり、本当のことを言っていない、レントゲン1回分とか言われて、内部被曝の心配をして、自分で情報を取ろうとした、ネットでのライヴで出たことがテレビ、新聞に出ず、3月に記者会見場が荒れていて、自分たちの聴きたい質問をしている人がやじられて、直接会見に出たのです。近藤さん、最初は勇気が言ったと指摘し、東京は余震で、雨には放射能入り、会見より、生きていくのが怖かったと言うことなのです。本当のことを知ったら、わけのわからない不安がなくなると、会見に出たのです。

 それまで、勉強していたもの、まこさん、医学部にも在籍し、レントゲンも被曝、パイロットも被曝して大丈夫ではない、レントゲンではセシウムを吸わないので、一般の発表に疑問があったのです。

 リスナーより、どういうルートで会見に出られたのかについて、誰でも入れる、簡単に入れそうな会見をネットで調べて、行ったら入れた、今の統合本部の合同会見に切り替わり、資格を問われて、新聞・雑誌に入っていないとだめで、入れなくなり、それをクリアするために(実はフリーの人が排除されていた、半年に記事2つなので、岩波の世界の記者も入れない=大手メディア限定)、週刊誌に書かせてもらって出られたのです。

 最近の会見の様子、時間は月・木の4時半からで、短くて1時間、長いと6時間、参加する記者は減っており、4月の1/3〜1/4、毎月17日の工程表の時は多いのです。記者による紛糾はなく、フリーの応援をするわけではないが、フリーなしだと質問はすぐ終わる、事故収束の会見で、プラントのことを聞くこと、住民の健康、作業員の健康を聴く人もいる、回答も出てこない(除染など)のです。

 東電は情報をちゃんと出さず、しかし根気よくやったら出る、ライブカメラで福島から水蒸気が出ており、それを聞くと、放射能が含まれていると言い、その数値を聞いたら出してくれず、来週末とか言われて、7月にやっと出た、ところが4月はその2000倍!ということで、情報が遅いのです。

 周りの記者は、こういう質問はしない、事故収束で、プラント状況が多く、作業員などのことを聞く人は他には少ない、しかし、7,8月と聞く人が増えてきているのです。質問して、3,4月は質問させてくれなかった、それで質問を書き起こしたら、偏ったデータが出て、それを東電に突っ込むと、公平な回答をするようになったのです。今は、最後の一人まで質問を当ててくれるようになったのです。

 近藤さん、新聞記者を長くやり、裏でネタの取れる状況なら、表の会見では出ない、で、3,4月よりいい質問をしてほしかったと言うことです。しかし、収束しておらず、冷温停止は、いわき市、保安院の工程表について、冷温停止ではなく、「冷温停止状態」と保安院は答え、その時では紛糾し、今でも収束していない、記者会見で突っ込むのは必要と思われたのです。近藤さん、隠していると思ったら突っ込むべきと言われました。今は対国、対東電に突っ込みが必要です。

 本業に影響はないかについて、影響は出ている(笑)、3月に、原発のことを止めるか、会社を止めるかになり、仕事が減るのは、会社が電力会社と一緒にやっており、8月から圧力が強くなり、おしどりをトーク番組に出すというのがなくなり、広告会社が東電、電力会社をダメとしていたのです。3〜5月はそういう話はなく、今、収束ムードであるので、これなのです。

 で、面白いお話でしたが、これで時間になりました。また、おしどりが出られたら、ご紹介します。





------------------------------------
パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841  札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29 at ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538 
------------------------------------ 



CML メーリングリストの案内