[CML 012857] Re: 「真正天皇」の話

田口 hantenno at m10.alpha-net.ne.jp
2011年 10月 29日 (土) 18:39:58 JST


 おもしろいお話、ありがとうございました、熊田さん。いろんな面で
おもしろうございます。
 昭和天皇ヒロヒトとして天寿を全うした人は自分を昭和天皇の
替え玉だと思いこんでいた、という話もできそうですね。なださんの
お話を読んでそう思いました。
 我欲でついやってしまったことだけど罪のあまりの大きさに良心の
呵責に耐えられなくなった、という可能性もあるでしょう。生き神様
だって人間なんだから。大体 彼は頭はよかった。この苦しみから
逃れるには患者になるしかない。
 あと一日か二日 降伏が早ければ何人の命が助かったろうか。
8月14日の白昼、大阪空襲。B29が 145機。 「八月十四日の夕方に
帰るべき人間が帰らなかった家は、大阪市内とその近郊に無数に
あったはずだということは想像に苦しくない。無数の父と夫と兄と娘は
狂気の馬鹿の虚栄心のためにまったくむだに四散した。」 (開高健)
 14日 夜から15日 未明にかけて秋田県秋田市の土先港が
地獄絵巻になった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%B4%8E%E7%A9%BA%E8%A5%B2
 15日にはほかに高崎・熊谷・小田原・伊勢崎 の街が空襲されている。
裕仁・日本軍の細菌戦を暴露した 『悪魔の飽食』 の著者 森村誠一さんは
少年時代に熊谷でこの日の空襲を体験なさったそうだ。
  【参照】 『天皇裕仁と地方都市空襲』 松浦 総三
http://books.rakuten.co.jp/rb/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%A3%95%E4%BB%81%E3%81%A8%E5%9C%B0%E6%96%B9%E9%83%BD%E5%B8%82%E7%A9%BA%E8%A5%B2-%E6%9D%BE%E6%B5%A6%E7%B7%8F%E4%B8%89-9784272520374/item/721713/

 また きっこさんのこんなページもあります。
http://twitter.com/#!/kikko_no_blog/status/102583902094372864
 15日前後の海外でのアジア住民と日本兵の 死者数と苦しみの
総和はどれ程でしょうか。
 ヒロヒトが降伏をなぜ引き延ばしたのか疑問でした。御聡明で
赤子(せきし)思いの陛下がなぜ。二つの解答を得ました。
 一つめ。彼は戦後の共産革命を恐れていた。革命を起こす元気を
奪うために国民を疲弊させる魂胆だった。そのために食料と武器を
持たせずに男達を戦場に送り込んだ。護衛艦を付けずに輸送船を
出させた。日本各地を空襲させた。これは長周新聞に載った説です。
 この説を矢野周三さんのページで紹介したら矢野さんは 「昭和天皇は
スパイだった」 と冗談半分で応えたんですが、スパイどころじゃ
なかった。二つめ。原爆投下まで降伏はしない、とヒロヒトは約束
していた。これは鬼塚 英昭さんの著書  『原爆の秘密 [国内編]
昭和天皇は知っていた』 に書かれています。
http://www.seikoshobo.co.jp/backlist/A/10.html
 著者の鬼塚さんは大分県の竹職人だそうです。ひょっとして
東本さんと面識があるかな。
 鬼塚さんには 『天皇のロザリオ』 等の著書もあります。小林なんたらの
本は書店に平積みにされ古書の流通も多いのに鬼塚さんや
松浦さんのは少ない。この国ではまがい物が幅をきかせるんです
よね。酒類も。
 
「わしは今度の戦争で、天皇として何百万の国民を死なせた。
国民から、何百万の夫を、息子を、父を奪った。何百万の家族の
家を焼かせた。そのわしが、のうのうと宮城の中で暮らしていられ
るか。迫害と恥辱と困窮とが待ち受けているのは承知の上だ。
でも、なんでも耐えようとこころに決めて、あえて出てきたのだ。
少しでも国民に対する罪滅ぼしになればいいと思っている」

 真正天皇さんの精神は、他人の罪を背負い込んで苦しんでいる
という不幸な一点以外は全く正常。人生の布石を誤り組織内で
修正のきかない多くの組織人間達のほうが病んでいる。
 私は四人の子守りを終え今は孫のもりをしております。自分が
抱きしめる子どもらと次の写真の幼児とが重なります。このページの
最初の写真です。↓
http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/kusyu-kusyu.t.htm
 ヒロヒトが見回った場所の死体はかたづけられていたでしょう。
陛下は せめてこの写真をお目になさったことがあったでしょうか。
 貴ページにあるロールレタリングって日本語に訳すと何でしょう。
この記事も興味深く読みました。
 大東亜戦争と水俣病と原発には共通面がたくさんある。この国の
本質は変わっていないからでしょうね。痛い目にあってもまだ分から
ないっていうのはこの国の住民だけのものか、それとも惑星全体の
ことなのか。  田口



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