[CML 012613] Re: 福島第一原発の事故は100%予見できた

hagitani ryo liangroo at yahoo.co.jp
2011年 10月 17日 (月) 05:42:53 JST


萩谷です。6月初めに、原口一博が、ふくいちの緊急冷却装置は小泉時代に撤去
されていたんだ、という話をしたという情報が出たのを、いまさらなが らに思
い出しました。
中田妙佳さん、ご記憶ですよね?(読んでおられるといいんですが・・)


  [CML 010042] ▼保坂展人世田谷区長は区独自で放射線量の測定を始める方針を
  明らかにした国はあてにできない。

という中田さんの投稿。
じつは、この頃、私も知人から同じことを知らされていて、ばらまいてくれと言
われていたのに、ばらまきそびれたのでした。
これに呼応する、つぎのようなブログ記事もありました。
http://blog.livedoor.jp/fuyon/archives/51675831.html

このブログにあるとおり、れっきとした国会の議事録に残ってる事実なんです。
だとしたら、山口っていう人の話は、いったい何なんですか? 
ふくいちの安全対策のことはよくご存じのはずの立場のひとが、こんなことも知
らずにいた、では済まされないんじゃありませんか?

(11/10/14 22:06), hagitani ryo wrote:
> いまも原発に賛否を明確にできない人が多いというのは、一般の人の場合ならい
> いのですが、こういう指導的な立場で、世論を左右しかねない人がそう いうこ
> とを言っているのは、けしからん話ですし、その根拠として語ることが、どうも
> 理屈に合ってないとなると、きちんとした批判は必要ではないか とも思うので
> すが。
>
> (11/10/14 10:58), Maeda Akira wrote:
>> 前田 朗です。
>>
>> 10月14日
>>
>> 東本さん、岩下さん、小西さん、萩谷さん
>>
>> ご意見ありがとうございます。
>>
>> 昨日、小西さんの投稿を拝見した段階で、私の意見を投稿したつもりだったの
>> ですが、MLに流れませんでした。たぶん、私の操作ミスでしょう。
>>
>> その後、岩下さん、萩谷さんの投稿がありました。
>>
>> 1)みなさんのご 意見、参考になりました。
>>
>> 2)私の投稿は、 ずれていたようですね。
>>
>> 3)とはいえ、こ の期に及んで原発に賛成でも反対でもないという人はかなり
>> たくさんいるので、やはり無視できません。一方で、原発政策を厳しく批判し、
>> 責 任追及するとともに、同時に、脱原発の行く先、オルタナティヴを示してい
>> く必要があることもたしかです。両方きちんと示すこと。それぞれ に役立つも
>> のは全部使いたい、と思います。原子力村は、まだ解体されていません。それど
>> ころか、防御を固めて、次の攻撃を仕掛ける態勢づ くりをしています。原子力
>> 村に混乱、亀裂、動揺を与えることが大切。
>>
>>> 岩下さん、東本さん、小西さん、前田さん、アフリカから萩谷です。
>>> 岩下さんはよく大事なことを提供してくれるので、今回もアフリカのひどいネッ
>>> ト事情のなか、遅ればせに読みましたが、山口という人のインタビュー が、私
>>> には何度読んでも彼の言うことがよくわからないのです。
>>>  皆さんはわかっておられるのでしょうか。私がとんでもない誤読でもしている
>>> のかな・・・
>>>
>>>>> [インフラ再構築,復興経営]
>>>>> ・FUKUSHIMAの本質を問う──原発事故はなぜ起きた?
>>>>>
>>>>>  東京電力福島第一原子力発電所の事故は技術経営のミスに起因するもの
>>>>> で、天災で
>>>>> も偶然でもなく、100%予見可能な事故だった――。同志社大学ITEC副センター
>>>  天災でも偶然でもなく、しかも100%予見可能というと、なにかよっぽど杜撰
>>> なことをしていたのか、と思わないですか?
>>>
>>>>> 長の
>>>>> 山口栄一教授はそう指摘する。山口教授は現在「FUKUSHIMAプロジェクト」の
>>>>> 委員長
>>>>> として、技術経営の観点から原発事故の本質に迫る調査活動にあたっている。
>>>>>
>>>>> ──技術経営および理論物理の専門家として、今回の原発事故をどのようにご
>>>>> 覧にな
>>>>> っていたのかを教えてください。
>>>>>
>>>>>  私は、原発反対派でもなければ推進派でもないので、客観的に報道を見て
>>>>> いました
>>>>> が、津波襲来とともに全電源を喪失して制御不能になったとの論調には違和
>>>>> 感を覚え
>>>>> ました。日本のエンジニアは所属する組織よりも、社会正義や倫理観で動く
>>>>> 傾向が強
>>>>> い。「対策はこれで十分」と言われても、社会のために必要だと思えば“最後
>>>>> の砦”
>>>>> を用意するのがエンジニアです。そんな彼らが電源喪失と同時に制御不能に
>>>>> 陥るよう
>>>>> な設計をするはずがないと思いました。その直感に従って調査を始めたとこ
>>>>> ろ、やは
>>>>> り“最後の砦”が見つかりました。
>>>  日本の技術者は所属する組織よりも社会正義や倫理観で動く傾向がつよい、な
>>> んて言葉、あなた方は平気で読めますか。私はたぶんこれは山口という 人の軽
>>> 薄さを表していると思います。
>>>
>>>  良心的な技術者ならば、なるべく万全に近いことをしたいと思うでしょう。ど
>>> うして、それが日本だけのように言われるのか、わけがわかりません。
>>>
>>>
>>>
>>>>> ──それは何ですか?
>>>>>
>>>>>  簡単に言えば、無電源でも一定時間原子炉を冷却できる仕組みがあったん
>>>>> です。1
>>>>> 号機には炉の内側と外側の温度差で動く「隔離時復水器」が、2号機と3号機
>>>>> には隔離
>>>>> 時復水器の進化版である「原子炉隔離時冷却系」がそれぞれ設置されていま
>>>>> した。そ
>>>>> の結果、津波で電源を喪失した後も、1号機は約8時間、2号機は約63時間、3
>>>>> 号機は約
>>>>> 32時間、それぞれは冷却が続き、制御可能な状態だったと考えられます。
>>>  これは、言い換えれば、それらの非電気的安全装置も、63時間以上はもたない
>>> ということです。
>>>  結局、原発に万全の安全は不可能だということでしょう。
>>>  ほかのものはともかく、多量の放射能をまき散らす発電所が万全の安全を保証
>>> できないということは、そんなものはだめだということにならないので しょうか。
>>>
>>>  この人は、あの事故は天災でも偶然でもなく、100%予見できたと言って、な
>>> にか、これまでの見方を覆す大変な事実を教えるような言い方をして います
>>> が、隔離時復水器だとか原子炉隔離時冷却系というものも、メルトダウンの時を
>>> 引き延ばす以上のものではないのですから、結局は大したことを 付け加えては
>>> いません。
>>>
>>>  せいぜい63時間、つまり3日後には万事休すなのです。
>>>  それを、ああなることは100%予想できた、というのは、震災と津波がくれ
>>> ば、建屋が壊れて、水浸しになって、どうにもならなくなる、だから 100%予想
>>> できた、というのに比べて、大きなちがいではありません。
>>>  そんなたった3日足らずの気休めをつけることを、良心的、社会正義などと美
>>> 化するのは、いんちきだと思います。
>>>  
>>>  東本さんは、ちょっとレディメードの分類法で、この山口という人を片付けて
>>> いる気がしないでもありませんが、そんなに間違っていませんね。この 期に及
>>> んでも、原発に賛成でも反対でもないなどと言っている人は、まあ、前田さん
>>> が、あっちに追いやってはまずくはないか、などと心配するほどの ものじゃな
>>> いんじゃないですか。
>>>
>>>
>>>>>  
>



CML メーリングリストの案内