[CML 012575] Re: 福島第一原発の事故は100%予見できた[復興ニッポン 10/12 日経BP]問題について

hagitani ryo liangroo at yahoo.co.jp
2011年 10月 15日 (土) 01:11:36 JST


山口さんのインタビューを読んでいてどうしても釈然としないのは、
たかだか63時間メルトダウンを引き延ばす装置があると、その間になんとかなっ
たと言いたいのかということと、なんとかなると言うその方法は何 だったのか
と言うことです。
少なくとも明示はされてないように思います。

しかも、技術経営のミスなら、技術者の設計の範囲を超えることで、100%予測
がつくというのは、おかしくありませんか?

この人の論理には、ついていけません。
いったいどういう意図があって、話を混乱させるのかと聞きたくなります。

私の誤読でしょうか? ご指摘いただければ幸甚です。

                        萩谷

(11/10/13 12:02), konishi makoto wrote:
> 前田さま
>
> どうも初めまして。前田さんのcmlの投稿、およびご活動にはいつも注目して拝見
> しています。
>
> さて、今回の山口同志社大教授の「技術経営のミス」論についてですが、cml
> は論議
> の場所ではないということですので、一言だけ付け加えておきたいと思います。
>
> まず、前田さんが下記で述べられている「原発は儲からないから代替エネル
> ギーが
> いい」などという、経営者などの最近の意見・主張は、脱・反原発運動が広が
> るためにはひじょうにいいことである、という意見には、僕ももちろ ん賛成
> いたします。
> 少し違いますが、ソフトバンクの孫正義さんなどの意見もそのひとつかもしれ
> ません。
>
> ただ、今回の山口さんは、肩書きの通り、経営者ではありませんし、福知山事
> 故で
> は、「JRの経営ミス」追及で、一定の役割を果たしたと思われる学者です。
> おそらく、
> 日本の技術論の事故分野では「専門家」の重要な一人でしょう。
>
> 問題は、こういう「専門家」という人たちが、今回の福島第1原発事故を「技
> 術経営ミ
> ス」だけに切り縮めようとしていることだと思います。もちろん、お断りして
> おきますが、
> 僕は、「技術経営のミス」という重大な問題についても、東電などの刑事責任
> 追及の
> 重要な在り方として、重要な論点の一つだと思います(広瀬さんたちの刑事告
> 発も
> 含めて)。
>
> ただ、山口さんの主張は、インタビューに明らかなとおり、今回の事故を「海
> 水注入の
> 遅れによる経営判断ミス」(廃炉回避という経営判断)というところに絞って
> おられると
> 思います。
>
> 今回の福島第1原発の事故原因については、いろいろな観点から事故原因の解明
> が必要でしょうし、まだわからない側面もあると思います。
> しかし、今のところ判明しているのは、この「海水注入の遅れ」だけでなく、
> 例えば、
> フクシマ福島第1原発に設置されている「マーク1」という原子炉は、
> 1970年代にそ
> の設計者であるGEの技術者から欠陥品であるという告発もあり、また、80
> 年代に
> は、米原子力委員会自体がその脆弱性について報告書を出していたことが明らか
> になっています(日本には報告せず、若干の改良を促しただけ)。
>
> こういう、マーク1という欠陥原子炉を導入した東電・政府の在り方を広く
> 「技術経営
> のミス」として言うならば、その主張の是認もある程度は言えるでしょう。
> もちろん、このマーク1型の原子炉だけが欠陥品であるだけでなく、もっと広
> い意味
> ではすべての原子炉自体が「欠陥品」であるわけですがー。
>
> ところが、山口さんは、やはり、福島第1原発事故を狭い意味の「技術経営の
> ミス」に
> 切り縮めようとしていると思います。
> こういう「専門家」の主張が広がれば、「福島第1原発だけがダメだった」論
> だけが一
> 人歩きしていく可能性は充分あると思います。
> 政府、とりわけ野田政権の、既存原発稼働推進路線は、この主張にそっている
> と言
> えるのではないでしょうか? (まさに野田首相の国連演説・ベトナムへの輸
> 出路線
> などもそう言えます)。
>
> いずれにしても、今後の脱・反原発運動の社会的広がりを創り、こういう政府
> の在り
> 方と対峙して行くには、幅広い、それこそ経営者らを巻き込む運動が必要なこ
> とは、
> 前田さんが言われるとおりだと思います。
> そのためにも、以上のような問題のある主張には、しっかりとした「紳士的
> な」批判が
> 必要だと思います。
> どうぞご検討下さい。
> (特に、僕は、いま従来の反原発運動の中の一部で主張されている「フクシマ
> の山林
> ・田畑への除染ボランティアに行くべき」論、「60歳以上の人たちによる福
> 島原発暴
> 発阻止行動隊の参加」論などへの、批判がまったくないことを危惧していま
> す)。
>
> 小西誠
>
>> 前田 朗です。
>>
>> 10月12日
>>
>> 小西さん
>>
>> すべての経営者に「人類は原発を制御できない」と確信させる運動をしなくて
>> はならないのでしょうか?
>>
>> 「原発は儲からない。技術経営のミスでいったん事故を起こしたら補償・賠償
>> で会社がつぶれる。だから原発をやめて、リスクが少なくて儲かりそうな自然エ
>> ネルギーにしよう」という経営者は、ダメですか? 多くの経 営者にそう考え
>> させるのはダメですか? 
>>
>> このところTVに出て代替エネルギーを論じている論客の中には自社開発の代
>> 替エネルギー技術の宣伝販売をしているネオリベ脱原発派がいますが、これはダ
>> メですか?
>>
>> 脱原発、非原発ならネオリベでもいい、とにかく今は味方につけたい、と思う
>> 私は堕落しているのでしょうか?
>>
>>
>>> 東本さん 岩下さん
>>>
>>> 僕もその紹介記事を読んで以下のようにツィッターに投稿しました(文字制限
>>> の中で)。
>>>
>>> 「shakai_konishi 小西誠 @
>>> @Beatrice1600 山口同志社大教授の『本質は技術経営のミス』論は、東電・政
>>> 府の刑事責任追及という意味では意義がある。だが福1原発大事故を「技術経
>>> 営のミス」と言うだ けでは、原発自体の是認になる。人類は原発を根本的に
>>> 制御出来ないのだ。nkbp.jp/oCaaOH」
>>>
>>> 社会批評社・小西誠
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