[CML 012533] 日韓の女性と歴史を考える会公開学習会

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2011年 10月 13日 (木) 10:18:45 JST


前田 朗です。
10月13日

*

テーマ *民族的責任論の分岐 −1960年 代における

       アジア主義再評価論争と朝鮮史研究

*講 師  *山本 興正 さん**

**

現在日本の言 論界では、「左右の対立の超克」などといった問題設定におい
て、また「東アジア共同体」論の登場とともに、日本のナショナリズムに関する
議論が大きくクローズアップされています。その延長線上で、アジア主義や竹内
好の思想の見直しを提唱する議論が台頭してきています。1960年代前半期は、安
保闘争後という時代背景も手伝って、ナショナリズムが「反体制」 知識人に
よって評価された時代でありました。そのなかで竹内好は、アジア主義を戦後に
おいて回復すべく、近代日本のアジア主義再評価論を 提唱しました。しかし、
それに対して、非常な危機感をもって批判を加えた人びとがいました。それが戦
後日本において、これまでの主体性な き朝鮮史を塗り替え、新たな朝鮮認識を
確立すべく研究を始めた朝鮮史研究者たちでした。なかでも故梶村秀樹は、竹内
の思想に真っ向から対 決を挑み、そこにおいて竹内とは異なる「民族的責任」
の思想を提示した朝鮮史研究者として注目されます。今回の報告は、この1960年
代におけるナショナリズムとアジア主義の再評価論に関する論争にあらわれた思
想 を歴史的に位置づけ、今日の言論状況に対する一つの視座を提供したいと思
います。

*日 時*  * 2011年10月18日(火)午後6時30分〜8時30分***

***場 所    東京ボランティア・市民活動センター会議室***

*        東京都新宿区神楽河岸1−1 セントラルプラザ**10**階 
**TEL03**−**3235**−**1171*

*    最寄り駅 **JR**飯田橋(西口) 地下鉄(**B2B**出口) 徒
歩**4**分***

*参加資料 代 **500**円 学生・失業中の方**・シニア の方は200**円 会員
は無料です***

山本興正(やまもと・こうしょう)さん 紹介

1981年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課 程。日本学術振興会特別
研究員(DC2)。研究テーマは、戦後日本における「民族 的責任論」と社会運動
の歴史、特に梶村秀樹の思想について。論文に「日本社会から消去、排除される
人々――最近の在日外国人管理政策の変化をめぐって」『情況』2008年6月。共訳
書に『帝国日 本の再編と二つの「在日」――戦前、戦後における在日朝鮮人と沖
縄人』明石書店、2010年がある。


*主催  * *日韓の女性と歴史を考える会 (代表 鈴木裕子)*

事務局 川崎 市麻生区高石2−37−4 現代女性社会史研究所気付

       連絡先 03−3882−8576(宮崎 電話・
FAX)/044−952−5071(鈴木 同)




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