[CML 012520] Re: 福島第一原発の事故は100%予見できた [復興ニッポン 10/12 日経BP]

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2011年 10月 12日 (水) 18:12:36 JST


前田 朗です。

10月12日

東本さんの言うこともわからないではないけど。

例えば、こんな話はどうでしょうか。

Aさん――「原子力の平和利用は認めよう。ただし、自主・民主・公開の3原 則
をきちんと守ったらの話だ。日本政府も東電も自主・民主・公開の3原則を守っ
ていないではないか。だから認められない。」

30年後

Bさん――「Aさんは原子力の平和利用を容認していた。だから原発推進派 だ。
けしからん。科学者としての責任をどう考えるのか。」

Aさん――「たしかに原子力の平和利用を私は認めた。しかし、自主・民主・ 公
開の3原則は、現実の日本では不可能である。だから結論として原発は認められ
ないのだ。私はそう言ったつもりだった。」

これは作り話ではなく、科学者たちの間で実際に議論になっている話です。

私の知る限り、Aさんは反原発も原発推進も表明したことがなく、そのための
活動もしたことがないのですが、彼を今、原発推進派(ないし容認派)と糾弾す
ることに意味があるのかどうか・・・

こう書くと、東本さんは「それは事例が異なる」と思われるでしょう。確か
に、事例が違うのですが、私には、同じ問題が含まれていると感じられます。

山口某を、こちらに引き込むのか、向こう側に押しやるのか。

単純化しすぎでしょうか。



> 岩下さん
>
> 同志社大学ITEC副センター長の山口栄一氏はあなたの紹介されるインタビュー
> 記事で今回の「東京電力
> 福島第一原子力発電所の事故は技術経営のミスに起因するもの」、「(今回の
> 事故の)本質は技術経営
> のミス」である、と繰り返し主張しています。
>
> 同時に「私は原発反対派でもなければ推進派でもない」とも述べています。
>
> ということは、彼は、「『技術経営のミス』さえ改善すれば、あるいは改善で
> きれば原発推進も可能」という
> 主張をしているということになります。
>
> 「技術経営のミス」ももちろん今回の福島第一原発事故を惹起させた大きな要
> 因のひとつということはで
> きますが、その「本質」は、このCMLでも何人もの人が繰り返し繰り返し指
> 摘しているように「原発」という
> 存在そのもの。「原子力=核」という人類を滅亡へと誘う危険な物質を抱え込
> んだ「原発建設」というとき
> の政権政府、あるいは原発推進政党の政策を私たちが許容してきたことそれ自
> 体にあるというべきでは
> ないでしょうか。
> http://www.news-pj.net/genpatsu/2011/genpatsu_gakusei-0924.html
>
> 山口氏の論は一見公平なように見えてたいへん危険な論だと私は思います。
>
> 山口氏の論は先の「さようなら原発 5万人集会」で内橋克人さんが指摘して
> いた「原発安全神話の新
> 版、改訂版」のような気が私はします。
>
>
> 東本高志@大分
> higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
> http://mizukith.blog91.fc2.com/
>
>>
>



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