[CML 012330] 新刊:山岡俊介『福島第一原発潜入記――高濃度汚染現場と作業員の真実』

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2011年 10月 3日 (月) 11:31:56 JST


前田 朗です。

10月3日

山岡俊介『福島第一原 発潜入記――*高濃度汚染現場と作 業員の真実*』(双葉
社、2011年)

http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-30358-2.html?c=30599&o=date&type=t&word=%E5%B1%B1%E5%B2%A1%E4%BF%8A%E4%BB%8B
<http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-30358-2.html?c=30599&o=date&type=t&word=%E5%B1%B1%E5%B2%A1%E4%BF%8A%E4%BB%8B>

武富士の不正を暴き、武 井会長(当時)を塀の中へと追いやったフリージャー
ナリストが、事故収束に向け不断の作業が続く福島第一原発に作業員に潜入。そ
こで見た 驚くべき光景とは? 現役の作業員にも精力的に取材。彼らの赤裸々
な思いを綴ったインタビューも収録。

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最初は原発作業員となって潜入しようと考えたが、それでは長期になってしま
うので、短期の方法として、原発作業員が乗るバスに紛れ込み、巧みにもぐりこ
んだ記録です。Jヴィレッジからのバスに乗り込んで福島第一 原発へ入り、防
護服を着て内部を歩き回り、例の免震棟や、記者会見室も見たうえで、3号機ま
で50メートルのところまで行き、その写真を 表紙に掲載しています。

チェックなどほとんどなく簡単に入り込めたこと(テロ対策はどうなってい
る!)とか、内部での安全管理も全く杜撰であることなど、次々と暴露していま
す。見事な突撃精神です。

不法侵入による逮捕と被曝のリスクを覚悟してのことです。不法侵入について
は事前に弁護士にも相談したそうです。東電が告訴すれば、不法侵入罪での取調
べ対象になる可能性がありますし、本文を読むとどうも窃盗罪 もやっているよ
うなので、捜査当局がどう出るか。

また、作業員へのインタヴューも収録していて、原発労働とはいったい何であ
るのかもわかりやすく示しています。



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