[CML 013376] <テント日誌 11/25(金)>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2011年 11月 26日 (土) 22:33:12 JST


木村(雅)です、転送します、重複お許しください。

<テント日誌 11/25(金)>
    12/1からの女の座り込みへ、第2テントの用意整う
               ―― 経産省前テントひろば 76日目 ――

 99%の途上国的貧困層が1%の先進国の支配層にプロテストすることのバイオレンシャルな状況。ポストモダンの抵抗戦略は、金融資本に冒された国有地の敷石を分有することから、始まったといってよい。これは世界同時的だった。
 世界歴史上、これほどの被ばく体験を持った国家はない。アメリカは加虐的戦争政策を停止できない。国家とはそれ自体、近代化の問題であって、世界普遍的。「悲劇の誕生」はドイツ・ナチス政権を予言したが、この最悪の被ばくの連続性はどんな国家を創らねばならぬ事態なのか? 
 4人の青年の経産省前ハンガーストライキから始まったテント広場は、福島の女の、全国の女の座り込みと連携し、12月1日から、「十月十日(とつきとおか)の女の座り込み」と続く。
 ぐずついた霜月の悪天候が切れて、晴れ渡った今日、第2テントの床の手入れが、江田氏を頭と してなされた。湿った敷物が干された。張り巡らされた鎖がちょうどよい物干しざおとなった。そうして、隙間風を封じ、座敷を倍増し、整理棚が設置されたテントの中は、なんともあったかいものとなった。
  男は女の肥やしだといったのは谷崎潤一郎だった。覇権や父権が核開発=究極兵器とどういう暗黒の交渉をもっているか、女性は明晰な歴史感覚をもつことができている。ただ男のように表現しな い。これ以上の犠牲者をだしてはならぬのに、政府、東電は、放射能から国民を守ろうとしない!
 事態は深刻になるばかりなのに!
いかなる惰性体も犯罪的だと感じる私ではあります。
                              ( QUEMA記) 

(附) 今日午後3時から第17回原子力損害賠償紛争審査会が文科省別館で行われた。それに先だって文科省前で前段集会が開催され、テントからも駆けつけた。
 満田さんの避難の権利と賠償〜原発事故のコストと社会〜脱原発という話に肯かされる 自主避難者からのメッセージが紹介される。特に郡山市からの避難者の声として、「郡山市内の保 育園の給食は福島県産の食材なのに、山下教授(福島医大副学長)の友人は「山下教授からは、「お弁当と水は持ち込むように」と言われている』と言う話を聞かされ、不安になって夏休みを機に避難した。」
 又、福島市内の中学生の中には、「鼻血が出て医者にかかっても「花粉症』と言う病名しかつけてもらえない。」「鼻血が止まらず、止血剤を飲んでいる者もいる」との悲痛なコメントもあった。
 富士宮市に避難している長谷川さんのメッセージにはいつも心打たれる。今日の審査会は、前回光明が見え始めたと思えたのに、雲行きが怪しくなって事実上、避難の 賠償を僅かな見舞金でネグレクトするような論調になっているという。
 福島では「白内障」が多くなり、眼科病院が大混雑しているとの報もあり、健康被害がこれから本格化しそうな中、避難の権利確立と賠償を社会全体の課題として実現していくことが、脱原発社会への不可欠の事柄なのだと、改めて確認させられる。

 ( 文責 Y・T )


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