[CML 012903] 八重山続報:11月1日沖縄タイムスその2

maeda at zokei.ac.jp maeda at zokei.ac.jp
2011年 11月 1日 (火) 16:04:52 JST


前田 朗です。
11月1日


 http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-11-01_25474/
 
 八重山教科書:竹富教育長「県指導待つ」
 
 【八重山】八重山地区の教科書問題で31日、県教育委員会の経緯報告を受け
た文部科学省が、11月末までに3市町の公民教科書を一本化できない場合、竹
富町に有償での教科書購入を促す方針をあらためて示したことを受け、同町の慶
田盛安三教育長は「3市町で話し合っても互いに自分の考え方を主張するだけで、
平行線に終わる」とし、今後も歩み寄りは困難だとする認識を示した。一方、竹
富町だけを有償とする国の方針に、同地区の住民には反発と失望感が広がってい
る。
 
  慶田盛教育長は、育鵬社版を不採択とした3市町の全教育委員による協議に
ついて、「一本化に向け、あれ以上の状況はこの先もつくれないし、石垣と与那
国は認めないだろう。(協議を主導した石垣、与那国両市町の)教育委員長も代
わり、再協議の可能性はほとんどない」と指摘。「町としては県の指導助言を受
けるだけだ」と述べた。
 
  石垣市の玉津博克、与那国町の崎原用能両教育長もこれまでの取材に対し、
一本化に向けた再協議には応じない姿勢を見せている。
 
  「子どもと教科書を考える地区住民の会」の仲山忠亨共同代表は「なぜ協議
会の答申に拘束力があるのか理解できない。教育委員会の採択権を侵す、法律違
反だ」と強調する。
 
  「3市町でまとまらず、何とかしてまとめようという最大の努力が全委員協
議だったのに、国がそれを否定することは考えられない。八重山は一つ。全委員
協議を尊重して一つにまとめてほしい」と望んだ。
 
 県の直談判 国応じず
 大城教育長 表情厳しく
 
  【東京】八重山地区の中学公民教科書採択問題で31日、文部科学省に県教
育委員会の考えを伝えた大城浩県教育長。「協議会答申」を有効とする見解を崩
さない同省の対応に、「協議会規約でも答申は最終決定ではない。あくまで3教
育委への答申で、それが即、(地区としての)結論というのは、あまりに飛躍し
すぎる」と強い口調で同省の対応を疑った。
 
  この日の面談は、同省側が現状を聞き取るため、県教委へ報告を求めて実現。
面談時間は森裕子副大臣と約30分、山中伸一初等中等教育局長と約1時間の計
1時間半余りで、県側は時間のほとんどを費やし全員協議が有効と主張。しかし、
同省も見解を譲らず、話し合いは平行線に終わった。
 
  大城教育長は面談後、眉間にしわを寄せた厳しい表情で記者団の前へ。答申
通りの採択でないままでは、竹富は無償給与とならないという同省に対し、「
(義務教育の無償を規定した)憲法26条との兼ね合いもあり、いかがなものか
という気がしないでもない」とチクリ。同省との見解の相違にいら立ちを見せた。
 
  県の見解をまとめた文書では、全員協議が無効だとすれば、県と同省で3市
町教育委にあらためて協議を求めるよう協力を求めたが、同省からの明確な回答
はゼロ。「今日は互いの立場をあらためて述べた状況。(互いに)近づいたのか
…という感じ」と、県教育行政トップによる直談判にも姿勢を崩さない同省との
議論を評価しあぐねているようだった。






CML メーリングリストの案内