[CML 009851] 「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」で起っていること

鷹嘴 factories_of_death at yahoo.co.jp
2011年 5月 26日 (木) 23:02:41 JST


連続投稿ですいません。
  ご存知かもしれませんが「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」という団体があります。
中国の撫順・太原戦犯管理所に収容され加害責任を自覚した日本兵・将校が
帰国後「中国帰還者連絡会」を結成し、メンバーの高齢化のため2002年に
解散しましたが、その事業と精神を引き継ぐ団体です。
会員数は約400人で全国11の道府県に支部がある比較的大きな市民団体です。
この市民団体のメーリングリスト(以下ML)では、
花岡訴訟の和解の評価を巡って困った事態が起きています。
(ML案内ページ)
http://groups.yahoo.co.jp/group/uketugu/
  
野田正彰さんが岩波書店「世界」にて花岡和解を批判して以来、
受け継ぐ会のMLでも、この問題についての論争が始まりました。
しかし「和解」を評価(というか擁護)するのは、
ドイツ在住ジャーナリスト梶村太一郎さんら数名だけで、
他の参加者から厳しい批判を受けておりました。
するとML管理者・同会事務局長であり、岩波書店「世界」編集者である
熊谷伸一郎さんによって、花岡和解の議論中止が言い渡され、
異を唱えた参加者はML登録を解除されました。
どうやら梶村さん・熊谷さんの、花岡訴訟の弁護団・支援者との
「しがらみ」が、このような措置を必要としたようです。
  
しかし花岡和解についてML参加者の見解が統一されるわけがなく、
小規模な議論が断続的に続きました。
和解を賞賛する梶村太一郎さんが「馬鹿者」などと暴言を吐くなど
混乱が続いたため、送信されたメールは熊谷さんら管理者の承認後に
配信することになりました。(梶村さんへの警告はありませんでした)
以降、送信したメールが配信されないケースも多くなりました。
特に花岡和解に関する話題は警戒されていますが、この方針によって、
熊谷さんら管理者が信頼を完全に失う事態が起きました。
   
  
2011年2月10日室蘭にて「日の丸・君が代の強制を許さない市民の会」主催の
「天皇制と日の丸・君が代」集会が行われ、野田正彰さんが講演したそうです。
北海道在住の受け継ぐ会ML参加者が2月6日に、この集会の告知をするため
MLにメールを送信しましたが、そのメールはMLに配信されず、
そのうち集会の2月10日を過ぎてしまいました。
集会の内容は花岡和解とは全く関係が無かったそうです。単に野田正彰さんは
花岡和解を批判しているから、という理由だけで配信が拒否されたわけです。
しばらくしてこの処置が明らかになり、非難が殺到しました。
さすがに熊谷さんも謝罪しましたが、とにかく非難されることに
耐えられないのか、予想もしなかった通告を行いました。
  
1.今後このMLは、受け継ぐ会の公式MLではなく、
  私(熊谷さん)個人のMLという位置づけになる
2.そのうち公式MLが作られると思う。
  私がそれの管理者を引き受けることはない
3.MLにおいて抗議を行う方々は、公式MLに移行してほしい。
  そして現在のMLは自主的に登録解除してほしい
  
個人のMLだから今後はメールの選別についてクレームを受け付けない、
というつもりでしょうか。あきれたものです。
しかも今まで熊谷さんの方針に抗議を行ってきた方々には、
MLから抜けるように促す個別メールが届きました。
(私にも同じメールが届きました)
そして現在でも「撫順の奇蹟を受け継ぐML」という紛らわしい名称のまま
運営され、管理方針も変わりません。
  
このように議論・発言の機会を奪い反対意見を抹殺する熊谷さんらの行為は
市民運動の運営に携わる者の取るべき態度とは言えません。
君が代強制に反対する集会の告知を拒否した彼らには、
君が代斉唱・起立強制を批判する資格はないでしょう。

  もっとも「受け継ぐ会」から退会を求められているわけではなく、
MLが利用できなくなる以外の不利益はありません。
熊谷さんや梶村さんらのグループが同会で絶大な権力を誇っているわけでも、
ありません。

  しかし市民団体の内部でのこのような不当な処置は他にも例があると思います。
私も多少は反戦・平和運動に関わっている身ですから、「しがらみ」のため
道理を曲げた彼らを「反面教師」として、自戒したいものです。
   
 


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