[CML 009850] ≪三百代言で塗り固められた花岡和解の徹底検証≫

鷹嘴 factories_of_death at yahoo.co.jp
2011年 5月 26日 (木) 22:43:01 JST


戦時中強制連行された中国人が、鹿島組(現・鹿島建設)が請け負っていた
秋田県花岡鉱山の土木工事に従事させられ、劣悪な環境と虐待・虐殺によって
986人のうち418人が死亡しました。
この事件の損害賠償訴訟は2000年11月に「和解」によって終結し、
鹿島建設が基金に5億円を信託することになりました。
  
しかし和解の内容は加害企業である鹿島建設の責任に言及せず、
同時に鹿島も自社の責任を認めない旨のコメントを発表しました。
原告である受難者たちは、信頼していた弁護団・支援者からも
裏切られたことを悟り激しく憤り絶望しました。
しかし弁護団や支援者は、和解に至ったことは「画期的」だと、
自画自賛しています。
悩ましいのはマスコミや識者もこの「和解」の実態を理解しようとせず、
「和解」が成立したこと、鹿島から5億円を引き出したことを
評価しているのです。
「和解」の問題点は以下のHPに詳しく記載されています。
  
■私の戦後処理を問う会−−花岡事件・花岡和解を問い直す
http://www.jca.apc.org/~hanaoka/
   
  
2008年、精神科医の野田正彰さんが岩波書店「世界」にてこの和解の欺瞞性を
追及したところ、花岡訴訟の元弁護団の内田雅敏さんや、支援団体である
「中国人強制連行を考える会」の田中宏さんが、同誌にて反論を行いました。
そして2009年9月号「世界」にてこの論争を総括する意味で、
「花岡和解を検証する」という特集記事が組まれましたが、
とても「検証」のレベルに達するものではありませんでした。
  
こうした経緯が鹿砦社『告発の行方 知られざる弱者の叛乱』に収録の
「三百代言で塗り固められた花岡和解の徹底検証」にて、
厳しく追及されています。
http://www.rokusaisha.com/kikan.php?group=ichi&seq=000232
同書では他には、プラダ、明石書店、京品ホテル労働者の不当解雇との闘い、
読売新聞の「押し紙」問題、元サラリーマン金融の取立人の告白など、
興味深い告発が満載ですので是非ご一読のほどを。
   
 


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