[CML 009705] Re: 質問 =放射能の植物除染の講演会

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2011年 5月 19日 (木) 13:12:41 JST


立川の岩下さん
こんにちは、いつも論考読ませていただいています。

私の判る範囲で。

まず前提として、
放射性セシウム(セシウム131、セシウム134、セシウム137)とあります。
これらは、電子を放出して(ベータ線を出して)、原子核が崩壊し、別の原子核になります。
その際に副産物としてガンマ線をだします。

人間がフツーの計測器で測れるのはガンマ線です。ベータ線は測れません。
しかし、体の内部に放射性セシウムが入りますと、
ガンマ線以上にベータ線は細胞の遺伝子を傷つけます。

なお、このガンマ線やベータ線を出す能力は、
化学反応によっても、あるいはバクテリアに食べさせてもなくなりません。
唯一、半減期に従った原子核崩壊のよってのみ減ります。

で
> 私、というか立川テント村も、砂川の国有地(砂川闘争のころ国が強制買収した土地)を

> 耕していて、せっせと堆肥を作り、畑にすきこんでいます。

> 砂川は江戸時代に開墾された元・火山灰地で、数百年たってようやく黒い良い表土が

> 2〜30センチできています。1年で1mmのペースですね。

ならば、以下の事はとっくにご承知で、いわずもがなでしょうが。

> ‥攵軛罎里そらくセシウムを、植物がカリウムの代わりに摂取する

セシウムとカリウムは化学的性質が似てますので、そういうことが起こるそうです。
しかし、カリウムを押しのけて優先的にセシウムを摂取するわけではありません。

> △靴しセシウム自体はなくなるわけではなく、植物の組織内に残る

放射性セシウム自体はなくなるわけではありません。
植物にも代謝ということがありますから、土壌の汚染率が急にゼロになれば、
植物体内の放射性セシウムもだんだん減っていきます。
しかし、土壌の汚染が続いていますから、出て行く量と入ってくる量がつりあいの取れた状態で、
体内残留量は一定になります。

> もし「有機農法」ということが、収穫後の植物組織や雑草を発酵させて堆肥にする
>  ということなら、堆肥が畑にすきこまれると、セシウムはまた土壌中に帰ることになる

まったくそのとおりです。発酵ではなくなりません。

> そ召辰董▲劵泪錺蠅篋攫錣魯札轡Ε爐鯏攵軛罎ら吸収させることはできるが、
>  刈り取ったあとは汚染土壌と同じように隔離・保管する必要がある

搾取ではなく蒸留という方法で油を採れば、放射性セシウムが殆ど無い収穫物をえることができます。
しかし、残った油粕に放射性セシウムは溜まり、減った分増えますから、
この油粕は普段の油粕とは違って肥料には使えません。
放射性廃棄物としてのコンクリ処理とかをする以外ありません。

そのコンクリは、人が入らない、
60年間絶対に砕いてはいけない建造物にのみ使うのです。
(セシウム137だけならば)

> グ幣紊箸亙未法◆嵳機農法」という農業のやり方/考え方自体に、セシウムの作物内
>  摂取を減らすメカニズム/メリットがあるのだろうか?

有価物として東電が買い上げる。「補償」名目ではなく「物資購入」名目なら買い取りやすい・・・これは冗談です。
農法の出番は、ようするに「放射能の減少」ではなく、
「拡散した放射能を植物と農業の力で集める」(エントロピーの減少=箒のはたらき)ということです。

> Δ燭世修両豺腓癲土壌中のセシウム自体はあまり減らないので、汚染がひどい場合、
>  土の隔離・保管は必要になる。

そのとおりですが、汚染されたからといって畠を放置したり、むやみに表土を削るばかりでは、
畠を荒地にするばかりです。
有機農業とは、基本的には土作りで、農薬や化学肥料に頼らない、土壌細菌やミミズにたよることです。
長年かけてそういう「土というお宝(表土)」を創ってきたのですから、
そのお宝を失わない方法を探るのは、当然のことです。

> Х覿鼻◆嵳機農法」でせっかく作った生きた土(というのかな?)も、処分が必要に
>  なってしまうのではないか?

そうなるか成らないかは、汚染の程度と見極めによるのではないでしょうか?
農薬と化学肥料で死に絶えてしまった土壌をよみがえらす仕事と、
放射能で死に絶えてしまった土壌をよみがえらす仕事とは、似たところもあるでしょう。


拝
「安禅不必須山水」



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> From: yo3only at jcn.m-net.ne.jp
> To: labor-members at labornetjp.org; cml at list.jca.apc.org; 2011shinsai at list.jca.apc.org
> Date: Thu, 19 May 2011 10:54:40 +0900
> Subject: [CML 009704] Re: 質問 =放射能の植物除染の講演会
>
>
> 立川の岩下です
> 6/5の講演会には別件で参加できないので、もしお判りでしたら教えてください。
> 私が笠原さんの文章から理解したこと、疑問に思うことは、だいたい以下のようです。
>
> 正しいでしょうか?
>
> ‥攵軛罎里そらくセシウムを、植物がカリウムの代わりに摂取する
> △靴しセシウム自体はなくなるわけではなく、植物の組織内に残る
> もし「有機農法」ということが、収穫後の植物組織や雑草を発酵させて堆肥にする
>  ということなら、堆肥が畑にすきこまれると、セシウムはまた土壌中に帰ることになる
> そ召辰董▲劵泪錺蠅篋攫錣魯札轡Ε爐鯏攵軛罎ら吸収させることはできるが、
>  刈り取ったあとは汚染土壌と同じように隔離・保管する必要がある
> グ幣紊箸亙未法◆嵳機農法」という農業のやり方/考え方自体に、セシウムの作物内
>
>  摂取を減らすメカニズム/メリットがあるのだろうか?
> Δ燭世修両豺腓癲土壌中のセシウム自体はあまり減らないので、汚染がひどい場合、
>
>  土の隔離・保管は必要になる。
> Х覿鼻◆嵳機農法」でせっかく作った生きた土(というのかな?)も、処分が必要に
>
>  なってしまうのではないか?
>
> 私、というか立川テント村も、砂川の国有地(砂川闘争のころ国が強制買収した土地)を
>
> 耕していて、せっせと堆肥を作り、畑にすきこんでいます。
> 砂川は江戸時代に開墾された元・火山灰地で、数百年たってようやく黒い良い表土が
> 2〜30センチできています。1年で1mmのペースですね。
> そんなわけで福島原発周辺の汚染された土壌については、おおいに関心があります。
>
> ----- Original Message -----
> From: "笠原眞弓" 
> To: <"Undisclosed-Recipient:;"@labornetjp.org>
> Sent: Thursday, May 19, 2011 9:38 AM
> Subject: [labor-members 22491] 放射能の植物除染の講演会
>
>
> > 複数のMLにお送りします。重複失礼します。
> >
> > 以前に、農水がひまわりや菜種を使った除染をすすめる文章をお送りしたと思いますが、
> > 実際にそれをしている河田さんの報告と提案です。
> >
> > 一昨日、福島の有機農家の原発被害対策(こういう言葉でくくれない、悲鳴のような……)
> >
> > の集まりに行き、舘野さん(有機農家)の植物浄化の話も聞きました。
> > そのメカニズムがわかり、すっきりしました。
> > 有機栽培が、放射能物質の植物内取り込みを減らす理屈もよくわかりました。
> > 彼は、今年の米つくりで、実験すると言っています。
> >
> > 微生物が浄化するというのも、オカルト的で信じられませんでしたが、
> > すこぶる科学的で納得しました。(「放射能」を食べるというので、理解できなかった)
> >
> > 昨年の国際有機農業映画祭で上映した「雑草」にも植物浄化の話がありました。
> > 植物は、農産物でも、雑草でもいいわけです。カルシウムの代わり、カリの代わり
> > に体内吸収するのですから。
> >
> > この講演は、はずせません。
> >
> > 笠原眞弓
> > ----------------------------------ここから-----------------
> > 笠原 様
> >
> > こんにちは。いつもお世話になっております。
> > 個人のメールアドレスから失礼します。
> >
> > 「農水省の動き」という笠原さんからのメールを、
> > 久保田さんから転送いただき、ご連絡しました。
> >
> > 3月下旬に、「チェルノブイリ救援・中部」の河田さんと連絡をとり、
> > 6月5日に下記のような講演会を青年部主催で開催することが決まっています。
> > チラシのデータもあわせてお送りさせていただきます。
> >
> > 農水省がここまで急いで菜の花を植えるとは、ちょっと意外でした。
> > 実は、河田さんは福島での「菜の花プロジェクト」の実施には、慎重な姿勢です。
> >
> > 当日は、河田さんからの視点でのお話がうかがえるかと思います。
> > 転送歓迎いたします。
> > ぜひ、周囲の方々にお知らせくださいますよう、お願いいたします。
> >
> > また、チラシも事務所にあるので、よろしければ笠原さんの参加されるイベントなどで、
> > 配っていただけますと非常に幸いです。
> > ご検討よろしくお願いいたします。
> >
> > 日本有機農業研究会 
> > 増田 裕子
> >
> > ********ここから転送歓迎********************
> >
> > 《転送歓迎!》
> >
> > ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
> > NPO法人 日本有機農業研究会・青年部主催
> >
> > 緊急講演会「チェルノブイリからみた福島第一原発震災
> > 〜土壌浄化・エネルギー自給の可能性を探る〜」
> >
> > 講師:河田 昌東さん(「チェルノブイリ救援・中部」理事)
> > ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
> >
> > 3月11日の東日本大震災によって福島第一原発が相次いで爆発し、大量の放射性物質が大気中に放出され、水や空気、そして大地を汚染しました。地球環境への影響は計り知れず、特に農業者にとって、何としてもこれ以上の土壌汚染は避けたい状況です。
> > 今回講師にお招きする河田昌東さんは、「チェルノブイリ救援・中部」理事です。同団体では、1990年からチェルノブイリ原発事故で大きな被害を受けたウクライナで、現地の団体と協力して被災者の救援に取り組んでいます。また、2006年からは、医療・物資支援に加えて、土壌から放射能を吸収、農業復興による地
> > 域再生を目指す「菜の花プロジェクト」を開始しています。
> > 当講演会では、第一部でチェルノブイリと福島原発事故の比較について解説していただき、第二部で「チェルノブイリ救援・中部」が実践している土壌浄化やエネルギー自給についてお聞きします。放射能汚染下でどう生きるか…。今後、中長期的に私たちができることを学び、考えていきたいと思います。
> >
> > ---------------------------------------------------------
> > 【日時】6月5日(日)13:00〜17:00
> >
> > 〈プログラム〉
> > 受付開始 12:30
> > 第一部 「福島原発震災とチェルノブイリ」13:00〜14:45
> > 第二部 「放射能汚染下でどう生きるか」 15:00〜17:00
> > 閉会    17:00
> >
> > 【会場】國學院大學 渋谷キャンパス 学術メディアセンター 常磐松ホール
> > http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access_shibuya.html
> > ・渋谷駅東口から徒歩13分
> > ・渋谷駅(JR埼京線)新南口から徒歩10分
> > ・都営バス(渋谷駅東口バスターミナル54番のりば「学03日赤医療センター行」)「国学院大学前」下車
> >
> > 【定員】200名
> >
> > 【参加費】1,000円(一部を義援金として寄付させていただきます)
> >
> > ---------------------------------------------------------
> > お申し込み:日本有機農業研究会 事務局
> > TEL 03-3818-3078
> > FAX 03-3818-3417
> > E-mail seinenbu at joaa.net
> > HP  http://www.joaa.net/
> >
> > ◆主催 NPO法人日本有機農業研究会・青年部
> > ◇協力 渋谷・環境と文化の会
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