[CML 009512] 拡大する汚染。土壌・海洋・教育者までも汚染!

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 5月 10日 (火) 21:47:02 JST


みなさまへ   (BCCにて)松元

諸留さんが「教育者まで汚染されている!」と怒っています。政治家も、企業家も、学者も、報道関係者も、みな「汚染されている」日本のようです。

福島大学の教員グループから出された提言もあわせて紹介します。
●提言「福島大学および県は、低線量被曝リスクについて慎重な立場を」
(2011.4.27) http://fukugenken.e-contents.biz/proposal

=======以下転送=======

「拡大する放射線汚染。土壌・海洋・教育者も汚染!」
[2011(H23)年5月10日(火)AM04:40]
《パレスチナに平和を京都の会》の諸留です(Bccにて送信) 


**転送転載 自由**[既読重複御容赦下さい]
--------------------------------
 放射能漏れ汚染が深刻化してます。土壌・海洋・更に教育者の汚染までが深刻化・・・・唖然とする思いだ。

 福島県県内15カ所の下水道終末処理場と4カ所の農業集落排水処理施設で福島県が行った処理後汚泥の環境放射線モニタリング調査結果を発表。今月5月2日〜4日の調査の結果、福島市内の堀河町終末処理場で汚泥1キロあたり放射性セシウム、44万6000Bq(ベクレル)に達した。

 また郡山市横塚処理場でも、1万6100ベクレル、会津若松市浄化工場でも1万7700ベクレルが検出された。他の処分場は1万ベクレルを下回った。なお、汚泥に関しては食品のような暫定基準値はない。(食品に関しても今回の福島第1原発事故後に初めて基準値が設定された。「暫定」というのはそういう意味である)

 福島県は、堀河町終末処分場での極端に高い数値が出た理由は、「汚水と雨水を合流させて処理する仕組みなので、地表の放射性物質を大量に含んだ雨水が混ざったためらしい」と分析。「周辺住民への影響はない」としている。

 佐藤雄平福島県知事は7日、県災害対策本部を訪れた大畠章宏国土交通相に対し、安全基準づくりと汚泥の処理方法を示すよう要請。大畠国交相は近日中の返答を約束した。
 なお、この佐藤雄平福島県知事は、事故前には福島第1原発3号機にMOX燃料を使用するプルサマール方式導入を積極的に受け入れた知事である。同様に福島県議会もそれを受け入れてきた経緯がある。

 5月1日には、郡山市内にある福島県中浄化センターで、セメントなどに再利用するために汚泥を高温で固めた溶融スラグから、33万4000Bq(ベクレル)の放射性セシウムを検出。これを受けて、県内全域から19施設を抽出して調査を実施した。

 福島県は極端に放射線量が低かった施設を除き、再利用のための汚泥搬出を控えるよう県下の各市町村へ要請。福島市の堀河終末処分場では、汚泥をコンテナに詰めて施設内に保管しているが、あと1週間程度で保管スペースがなくなるという。

 環境中へ放射性物質が一旦放出されれば、その保管場所にすら困る、まことに始末に負えないシロモノ、それが放射性物質である。

 さらに、放射性物質の汚染は、福島県外にもジワジワ拡大する兆しを示し始めている。

 茨城県でも5月9日、茨城県内の下水処理場で5月3と4日に採取した汚泥の焼却灰から、高濃度の放射性セシウムを検出したと発表。そもそも原発事故などは全く想定していなかった関係から、汚泥やその焼却灰の放射性物質の基準値などは、ここでも全く無いため、茨城県は国土交通省に早急な基準値設定を要望するなど、ここでも、自主的な対応能力の無さをさらけ出している。

 茨城県は、雨で地表の放射性物質が流れ込んだことや、焼却したことにより汚泥が圧縮されたことが原因と、福島県と同様にみている。今回は3施設だけの検査を行った。

 ひたちなか市の那珂久慈浄化センターの汚泥の焼却灰から1キログラム当たり120Bq(ベクレル)の放射性ヨウ素と、1キログラム当たり1万7020Bq(ベクレル)の放射性セシウムが検出された。

 また、土浦市の霞ケ浦浄化センターの焼却灰からは1キログラム当たり7545Bq(ベクレル)のセシウムも検出。

 境町のさしまアクアステーションの汚泥からもヨウ素100ベクレル、セシウム252ベクレルが検出された。茨城県は、県内の残り5施設も早急に検査する方針とか。

 汚染の拡大範囲は陸上だけでない。
厚生労働省は5日、福島県いわき市で水揚げしたコウナゴ(イカナゴの稚魚)から、食品衛生法で定められた暫定基準値を超える放射性物質を検出したと発表した。

 ここでも、再度、注意を喚起するが、
「食品衛生法で定められた暫定基準値云々」と聞けば、いかにも、今回の福島第1原発事故以前から、そうした基準値を国が定めてあったかのような印象や誤解を受けるが、食品とくに魚介類に関しては、食品衛生法で定められた暫定基準値」などといったものは、今回の福島第1原発事故発生前までは、全く存在さえしていなかったことを、はっきり確認しておくべきである。

 魚介類も含めた食料品に関し、我が国のそれらが放射性物質で汚染される!などという事態が発生すること、それ自体を、政府も農林水産省も、厚生労働省も、全く「想定」してきていなかったのである!まさに「食品が放射性物質で汚染される事態が想定されていないことがオカシイと想定することさえしてこなかった」のである。そうした事態の起こる事を想定する能力が全く無かった、ということだ。

 政府は福島県のコウナゴについて、県に出荷停止を指示しているほか、摂取も控えるよう要請した。福島県いわき市で5月2日に水揚げしたコウナゴから、暫定基準値(500Bq(ベクレル)/1キロ)を超える、2900Bq(ベクレル)の放射性セシウムが検出された。このほかヒラメなどの魚からは基準値を超える値は検出されなかったという。

 しかし、全ての魚介類を虱潰しに検査した訳ではなかろう。無作為に抽出した対象品目の中から適宜検査した結果でしかないことは、今までの杜撰な検査の仕方からも、それは容易に想像できる。福島県沿岸に留まらず、宮城県、茨城県、千葉県沿岸に及ぶ海洋及び海底土の汚染の進行は、着実に広がる気配を示し始めている。

 放射能汚染地域が、こうして陸上、海洋ともに拡大する傾向の中で、放射性物質に汚染された校庭の土壌処理をめぐって、文部科学省は5月8日、放射線量低減策の効果を確かめる実地調査を福島市内で行った。その調査結果を検証し、効果が確認されれば学校での土壌汚染対策で実施したい考えとのこと。

 文部科学省の学校の校庭の汚染土壌の新たな放射線量低減策とは、「上下置換工法」と呼ばれる対策法である。放射性物質で汚染した校庭の地表の土と、地下の土とを、上下に入れ替える手法(昔から「天地返し」と呼ばれる耕作法)を使って、別の場所に汚染土壌を移動することなく、校庭内に放射性物質で汚染した土壌を埋め戻すことで、校庭の地表の放射線量の低減を期待する対応策だ。

 今回の調査は福島大学付属中学校と同幼稚園で実施。両施設は4月14日時点での敷地内の土壌の線量が、校庭利用をめぐる国の暫定基準値の「3・8μSv/h(マイクロシーベルト/時)」を超えていた。

 幼稚園では、園庭と砂場の線量を計測した後、約80センチ四方の穴をスコップで掘り進め、深さ5センチごとなどに線量を計測した。深さを区切って計測するのは、どれだけの深さまで掘り進めて地表と地下の土を入れ替えれば、効果的に線量を下げられるかを検証するためだ。

 その結果、園庭は表土では2・3μSv/h(マイクロシーベルト/時)だったが、地下5センチでは0・3μSv/h(マイクロシーベルト/時)大きく低減。砂場も表土は1・7μSv/h(マイクロシーベルト/時)だったのが、地下5センチでは0・6μSv/h(マイクロシーベルト/時)、地下10センチで0・3μSv/h(マイクロシーベルト/時)まで低下したという。掘った穴に放射性物質で汚染した表土を先に入れ、その上から、先に掘り出しておいた地下のより深い所にあった土を被せて覆うという方法だ。土を被せた後の地表の計測結果は、後日改めて正式発表するという。

 福島大学付属中学校の白石豊校長は「今回の調査で効果が確認され、早く校庭が使えるようになることを望んでいる」と話したという。

 これは全く愚かな話だ。埋めてしまえば安全だというのは、放射能の危険性、怖さに全く無知なことを、自らさらけ出しているに他ならない。汚染土壌が校庭の一角に野積みされたままの状態に困ったからといって、それを地下に埋めてしまって、表土の放射能が減れば、それで良しとするような考えに何ら疑問も抱かない文部科学省も、学校現場の校長など教育管理者の無能ぶりを、見事に表している。

 文字通り「臭いものに蓋」をしてしまえば、その上で子どもたちが遊ぼうとも、走り回ろうとも、それで良しよするような輩が、教育者としてまかり通るような、日本の教育の荒廃が、ついにここまで来たかと思うと、暗澹たる気持ちである。

 何百メートルでも、何千メートルも「天地返し」をしようとも、本来教育の現場にあってはならないものが、校庭の地下に人為的に埋めてあること自体が、異常な状況だ!という感覚が完全に欠如してはいないか。

 今回の福島第1原発事故で発生した放射性物質は、学校の土壌も含め、もともとあった福島第1原発敷地内に戻し、そこに貯蔵するのが当然のことである。教育者として、本来あるべき筋を、毅然と通すことさえしようとせず、その場しのぎの対応策で御茶を濁し、本来あるべきでない場所に、たとえ地下何百メートル、何千メートルであろうとも、存在してはならないものである。

 しかし、あろうことか、教育の責任者が、自ら進んで放射性物質を受け入れ、その埋め込みに手を貸し、福島第1原子力発電所が追うべき危険物質の隠蔽場所として、学校管理者や文部科学省が、学校現場を自ら進んで提供し、手を貸すなど、言語同断である。

 将来を担う児童生徒のいのちを危険に曝す物質の上で、遊ばせ、走り回らせることに、全く疑問も、抗議もしない輩に、我が国の教育を語ったり始動する資格など無い。人間だけがいのちがあり、土壌や海洋にはいのちなど無い、と思うような傲慢で思い上がった考えしか出来ないような連中に、教育を語る資格など無い。動植物も、蟻一匹でさえ、土壌も、海水も、勿論草も、土くれや石ころのような無機物でさえ、いのちを持っているのである。

 「仏」という言葉を「いのち」という言葉に置き換えてみれば、まさに「山川草木悉有仏性」の世界である。山も、川も、草も、木も、土も、海水も、・・全て自然にあるものを、人間の貪欲な欲望の結果が産み出した、自然界には決して存在し得ない放射能で汚染することは、動植物や山川草木を、死へと追いやることである。

 放射能で汚染されていなければ、自然の生態系的サイクルの中で、与えられていた役割を果たすことで、いのちの循環に役だっていた筈の動植物や山川草木土壌海洋を、それらの生態系の循環サイクルから、追い払い、閉め出す行為である。それは自然を殺すことに他ならない。

 放射性物質で汚染された土壌は、いわば放射能で殺された土壌、死せる土壌である。土壌の死体に他ならない。学校の校庭に死体を埋める者が、一体どこの世界にいるだろうか?たとえ地下何百メートルであろうとも、いのちを奪われたものを校庭に埋めて、その上で将来を担う児童生徒を、いのちを後世に伝えていく子どもたちを、死体の上を走り回らせて平然とする者が、真の教育者と言えるのか?私には気が狂っているとしか思えない。

 我が国の教育の荒廃も、ついにここまで来たかと思うと、背筋が寒くなる。


【放射能漏れ】msn産経ニュース
下水道汚泥から放射性セシウム44万ベクレル 福島県「住民への影響はない」[2011.5.8 22:58]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110508/dst11050822590021-n1.htm

焼却灰から高濃度セシウム 茨城の下水処理場[2011.5.10 
00:36]
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110510/trd11051000370000-n1.htm

福島のコウナゴから基準値超を検出 厚労省[2011.5.5 
21:53]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110505/dst11050521540024-n1.htm

校庭汚染 浄化期待 文科省、「上下置換工法」を検証[2011.5.8 
20:33]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110508/dst11050820350015-n1.htm

**転送転載歓迎**
------------------------------------
《パレスチナに平和を京都の会》
"Peace for Palestine" in Kyoto Movement(PPKM)
代表:諸留(モロトメ)能興(ヨシオキ)
〒611-0002 京都府宇治市木幡赤塚63-19
[TEL=FAX]:0774-32-1660
E-Mail:yoshioki-afym at kkd.biglobe.ne.jp
------------------------------------ 


------------------------------------
パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841  札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29 at ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538 
------------------------------------ 



CML メーリングリストの案内