[CML 009473] 小出先生、「海洋のストロンチウム汚染は深刻…緊急に調査を!」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 5月 9日 (月) 22:25:41 JST


みなさまへ   (BCCにて)松元

おなじみ小出先生登場の「たね蒔きジャーナル」5月9日分の転送です。
現場の放射能放出量もたいへんなもので、とくに海洋のストロンチウム汚染による魚介類の被曝は深刻で緊急の調査が必要と語っています。

(永岡さんが放送直後に急いで記録しているので、やや分かりにくいところもありますが「生の声」で確かめてみてください。また誤字なども修正せずにそのまま転送しています。)

●「小出裕章非公式まとめ」に生の声がアップされています。 

http://hiroakikoide.wordpress.com/

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永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今夜も水野晶子さんの司会と、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で行われました。

平野さん、菅総理の浜岡原発停止のこと、危険な原発であるとの指摘もあったが、唐突である、なぜ浜岡なのか、古い原発の寿命の問題もある、可能性の高さでスペシャルというのが菅総理の説明だが、過去にも危惧されて、防潮堤を作るまでと言うものの、今まで危惧がなく、政権浮揚のパフォーマンスの気配を平野さんも見ている。では、運転基準はどうするのか、詳細は詰めないといけないのです。

また、安全委員会の耐震基準は誤っており、今までの人選を一新し、原発の危険性を唱えてきた人を起用して公平な原子力安全委員会を目指すべきとの指摘もありました。

今日のニュース、中電は浜岡を政府要請により全面停止することにしました。中電は、九州電力と協議し、数日中に止めることになりました。水野社長は、計画停電は実施しない、電気料金値上げはしない、しかし、原発停止で赤字になる、東電への電力融通を止めます。夏への燃料確保、地元への財政支援を求めています。中電の株価は下がっています。

中電の取り止めで、海江田大臣の金融支援も表明されています。 


電気事業連絡会の八木会長と会談し、八木氏は火力再開を示唆し、また原発再開への後押しを政府もやっています。他の原発の安全は、大丈夫と海江田大臣は言っています。

御前崎氏の市長が保安院の説明を受け、事前に通告がなかったとクレームが付いています。

福島原発で、あいりん地区の求人で、ここへの給水作業に当たっていたことが分かりました。女川での運転手募集に60代男性二人が応じ、しかし、福島で防護服の作業をしています。何の説明もなく、福島第1に連れて行かれたのです。給水車に水を移す作業です。業者は女川と間違えていたと言うものの、労基法違反もあります。

1号機で700ミリシーベルト/時間であり、ここでの作業は20分で限界になります。建屋内線量は場所により違い、冷却場所で100ミリとのこと、今日9人入り、10.56ミリの被爆がありました。格納容器を水で満たす作業、冷却装置は今週末に運び込まれます。二重扉が開き、放射性物質が出て、しかしモニタリングは変わっていないとのことです。


で、小出先生のお話、福島第1の1号機で、建屋の二重扉を開けて、リスナーから質問で、5億ベクレルの放射能が出たと言う事で、東電は、環境影響は少ないというものの、小出先生、放射能はどんな意味でも危険で、5億ベクレルは危険、しかし、今まで兆どころか37〜67京!(億×億)出ています。5億ベクレルのことをとてつもなく大変と言えるのではないのです。問題だが、今回がとてつもなく問題なわけではないのです。つまり、5億が小さいと見えるくらいひどいのです。5億ベクレル、原子炉研では何十年たっても出せません…(泣)。

保安院は環境への影響なしと言っているのは、被爆に安全量なし、大丈夫、影響なしという言葉を使ってはいけないのです。

水野さん、原発周囲に住んでいるなら、二重扉をいつ開けるかと聞きたいのですが、そう言わないといけないものの、ものすごい放射能が出て周囲は避難させられている、5億ベクレルで避難しないといけない人はいない、言ったところでどうにもならないのです。

原発内の作業、今日の数字で、700ミリシーベルトを観測、この数字での作業は、700ミリのところでは作業は出来ないのです。作業は10分では出来ない、被爆限度になるため、仕事にならない、環境を変えないといけないか、その現場をあきらめないといけないのです。水棺は今回とは別であり、水棺は水を入れるため、格納容器が損傷なしならできる、循環式の冷却を想定している。

東電の想定どおりに行かないだろうとのことで、鉛のマットを敷くのは、被爆は外部と内部があり、内部は体内に吸い込むことで、内部被爆は防護服で防げる(宇宙服みたいな)が、外部被爆は、外に放射能があれば防げない、鉛のスーツで防げても、そんなもので作業にならない、外部被爆は、放射性物質のあるところに鉛を詰めないと(壁に貼る)ダメなのです。とても難しいのです。

どこから強い放射性物質が出ているか、被爆しながら出ないと調べられないのです。

海からストロンチウムが出たこと、タービン建屋、トレンチに汚染水が溢れかえり、目に見えたところの水を止めたものの、汚染水は海への流出は避けられないのです。

ストロンチウムは、半減期も長く(28年)、海に流れると、魚への影響は、大変であり、1950〜60年代の大気圏内核実験のうち、ストロンチウム90が最大の被爆になり、ストロンチウム90の被爆は深刻で、570ベクレル/kgの意味、チェルノブイリの事故、日本は輸入食品の規制をセシウムで370ベクレル/kgでした、ストロンチウムは内部被爆は10〜100倍危険であり、海で取れた土でこの値であり、魚の汚染はもっと多い、大変な被爆になるのです。海草、魚の調査が必要(生物体の濃度は海水より多くなる)、魚も内部被爆(外部被爆もする)している。これから大変です。

安全性というものはないのです。どんな意味でも、放射能は危険であり、どこまで危険性を我慢できるかということなのです。

ストロンチウムの被爆、想像以上に大変で、聞いていて驚きました。明日もお知らせいたします。

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