[CML 009439] ▼緊急速報▼宮古島のたたかい◆北沢防衛大臣の宮古島自衛隊レーダーサイト(電波スパイ施設)の視察に抗議する◆

加賀谷いそみ QZF01055 at nifty.ne.jp
2011年 5月 7日 (土) 22:57:32 JST


(転載歓迎)

●緊急速報 宮古島のたたかい

 全国のみなさんへ 北沢防衛相は5月7日、沖縄を訪問しましたが、彼は翌8
日、宮古島を訪れます。それに対し「宮古平和運動連絡協議会」準備会の14人
が抗議声明を記者会見で発表しました(下に掲載)。同準備会の清水早子さんか
ら「明日8日は朝から(北沢防衛相は10時自衛隊機で宮古空港へ、その足で航
空自衛隊野原駐屯基地へ、その後11時35分から宮古空港にて10分間宮古島
市長と面談、自衛隊機で離陸)横断幕とシュプレヒコールで送迎する予定です」
というメールが届きました。同準備会を支援しよう。            
   発信 井上澄夫(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)

◆北沢防衛大臣の宮古島自衛隊レーダーサイト(電波スパイ施設)の視察に抗議
する◆ 
 北沢防衛大臣は5月7〜8日に来県し、7日には仲井真県知事と懇談し、8日には
宮古島に来島し、上野野原にある航空自衛隊宮古島分屯基地を視察する予定とな
っています。 防衛大臣の急きょの来県の目的は明らかにされていませんが、日
米両政府が普天間基地の辺野古への移設を5月を目途に結論を出すとしていること
から、この説得をすることであると推測されます。しかし、県民世論は「県内移
設反対」で一致しており、これを強行的におしつけることは沖縄県民が許しませ
ん。

 さらに、なぜ宮古島まで足を伸ばして視察にくるのか、疑念を持たざるを得ま
せん。政府は昨年、今後10年間の防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」と、
2011年度から5年間の「中期防衛力整備計画(中期防)」を閣議決定しました。こ
の大綱で、中国の軍事的動向を「地域・国際社会の懸念事項」と指摘し、テロや
ミサイル攻撃を含めた多様な事態に「動的対応」する「動的防衛力」への転換を
明記しました。そのために、侵攻に備える対処能力強化を打ち出しました。具体
的には、最西端の与那国島に沿岸監視部隊約100名を配置し、宮古・八重山に
200人規模の陸上自衛隊を配備するとしています。 
 2011年度には調査費として3000万円が計上され、それが着々と実施されつつあ
ります。2月22日に沖縄防衛局が宮古島市の下地市長に対して先島地域への陸上自
衛隊配備の説明と協力要請を行っていますし、4月20日には航空自衛隊の電子開発
実験群隊が与那国島で、移動式レーダーの運用に備えた「電波環境技術調査」を
実施しています。

 こうした状況の下での防衛大臣の宮古島来島はこれらの動きと期を一にするも
のと考えられます。そのうえ、航空自衛隊宮古島分屯基地を視察することは、こ
の基地が有している防衛上の重要な役割を認識させる意図ではないかと推察され
ます。
 この分屯地内に設置されている「地上電波測定装置」は近代的なレーダー装置
であり、全国に5カ所設置されている重要な「電波スパイ傍受」施設なのです。
北海道の3箇所(稚内、根室、奥尻)の施設は冷戦時代の旧ソ連軍の動向を24時
間体制で情報収集していたもので、佐賀県の背振山の施設は北朝鮮の電波を、そ
して宮古島の施設は中国の電波を傍受する役割を持つ「電波傍受スパイ」施設で
す。宮古島の施設は2009年に増設・強化したもので、総工事費約70億円ですがそ
の内容は地元にも国会にも内密にされています。
一般的に軍事における通信は、戦争の勝敗を左右する重要性をもっており、
1980年の第1次湾岸戦争のとき米軍が派兵を決めると同時にイラクのレーダー通信
基地を攻撃したことでも明らかす。こうしたレーダー施設は、戦争になった時は
真っ先に攻撃の的となる極めて危険な施設です。

 私たちは、国境に近い南西諸島に陸上自衛隊を配備することは、いたずらに近
隣諸国との緊張を激化させ、戦争の火種をつくることになり、自衛隊の基地が作
られれば、現在の日米安保条約により、自衛隊と米軍の共同利用が実体化されて
いるもとでは、宮古の平和と平穏な暮らしを脅かすものであり、断固反対です。
同時に、危険な「電波スパイ傍受」施設の撤去を要求します。
 今回の北沢防衛大臣の宮古島来島は、極めて軍事的色彩の強いものであり、宮
古の平和を希求する私たちはこれに断固抗議するものです。

 2011年5月7日           「宮古平和運動連絡協議会」準備会
                               




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