[CML 009420] パレスチナ「第三次インティファーダ」フェイスブックの呼びかけ、イスラエルの圧力で削除

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 5月 6日 (金) 20:38:34 JST


みなさまへ   (BCCにて)松元@パレスチナ連帯・札幌 

パレスチナ人を駆逐している1948年の5月15日、イスラエルが「独立」を宣言しました。63年目になります。

この3月末から4月にかけてイスラエルに対する「第三次インティファーダ」を呼びかけたフェイスブック・ページをイスラエルとシオニスト団体がその圧力によって削除させました。Intifada Palestineの記事を拙訳でお届けします。

これは、進行中のアラブ民主革命のひとつのエピソードであるかもしれませんが、次のことをどうじに伝えていると思います。

/聞埣罎離▲薀岾很燭涼羶缶簑蠅魯僖譽好船別簑蠅任△襦
⊃聞埣罎離▲薀屬遼起をもっとも脅えているのはイスラエルである。
フェイスブック(およびインターネット)の役割の重要性。 

そして
ぬ閏膽腟舛蓮峪拉曚諒便」であって、もはや為政者にとっては目的ではない。
人種差別と排外主義、戦争犯罪国家のイスラエルにとって。 

沖縄、在日朝鮮人、原発・放射能で誤魔化しつづける日本にとって。
そして国際的リンチを喜ぶアメリカにおいても…。
「もし逆なら…」という想像力を根本的に欠落させているこれらの国家国民…。

=========

《パレスチナ第三次インティファーダ:
      5月15日に全アラブ世界がイスラエルに向けてデモ行進を》

THIRD PALESTINIAN INTIFADA: All Arabs to March on 
Israel on May 15th
Posted: 25 Apr 2011 03:38 AM PDT

「中東を揺さぶるこれらの力強い政治的激動、およびこの抑制も予測もできない民衆蜂起のドミノ(連鎖的な)効果とともに、われわれはどれほど長いあいだイスラエルのドミノ(仮装)和平の崩壊を待ち望んでいたことか。」

「もしアラブ世界で独裁政権がこれ以上許されないなら、パレスチナ人を抑圧するイスラエルの似たような独裁政権を、どうして許されようか。」


アシュラフ・エザート博士(Dr.Ashraf Ezzat)
2011年4月25日

アラブ世界に急速に広まった民衆蜂起は、すべてあらかじめ計画されており何週間も前にフェイスブック上で公に進められていた。

先のイスラエルのロビー活動、イスラエル閣僚、ユダヤ名誉毀損防止連盟(ADL)および大規模なアメリカ人シオニスト・キャンペーンは、フェイスブックに圧力をかけイスラエルに対する全アラブの蜂起を公然と呼びかける「第三次インティファーダ」のページを削除することに成功した。フェイスブックの「話題」のページによれば、インティファーダの計画は次のように進行するはずであった。

#########

5月13日金曜日
全アラブ世界の原動力が爆発し、躍動的な勢いを得たアラブ世界の中心、最大のアラブ国家エジプトおよびカイロの心臓部に位置するタハリール広場から、巨大なアラブのインティファーダが始まるだろう。再びカイロの心臓部タハリール広場に何百万人もの民衆が結集し、こんどはイスラエルに対するすべてのアラブ人のデモ行進が開始されるだろう。

実際のデモ行進の2日前から大規模な抗議行動が行なわれ、イスラエルおよび他の世界の国々に対して、中東世界のあらゆるアラブ人にとって核心的な目標となっているパレスチナの解放を求める明確なメッセージを発信するであろう。そしてエルサレムを再び取り戻すことはすべてのアラブ人の神聖な使命なのである。

5月15日日曜日
75万人をゆうに超えるパレスチナ人がイスラエルによって強制的に故郷から追放された1948年のパレスチナ人のエクソダス(大脱出)の日、すなわちNAKBA(大災厄、大破局)を追悼するため、ガザや占領地西岸のパレスチナ人の兄弟姉妹たちとともに、エジプト、ヨルダン、シリア、レバノンから、ほぼ同数の無数の怒れるアラブ人抗議者たちが、第三次インティファーダと呼ぶ示威行動に参加してイスラエルに向かって前進するだろう。

########

これらのデモ行進では、パレスチナに属するアラブ人の土地にたいする継続するシオニストの占領を公然と非難し、かつ東エルサレムを首都と定めた1967年以前の国境にもとづく合法的なパレスチナ国家の独立を国際的に承認するよう要求することになるだろう。

これらのパレスチナ人による正当な要求は、過去60年にわたってあらゆる外交的駆け引きを通じて懇願されてきた。しかし今日までそれらは全く功を奏さず、政治家たちはパレスチナのアラブ人たちに絶望と離散のほかに何ものをも与えることはなかった。だから彼らは自分たちの手で権利を勝ち取るしかないと悟ったのである。多くのアラブ人は、このパレスチナを抜きにして本当の春が到来したと感じたり想像することはできないであろう。

この革命的な計画については、「話題」となっているフェイスブックのページに公に掲載されており、以前2回のパレスチナ・インティファーダの蜂起を受けて、大胆にも「第三次インティファーダ」と名付けられている。1987年に第一次インティファーダが、そしてアル・アクサ・インティファーダと呼ばれる第二次インティファーダが2000年に蜂起した。この二つのインティファーダのあいだ、イスラエルはパレスチナ人に対するその人種差別と圧政的な政策によって国際的非難と国内不安の長い期間を生き延びなければならなかった。

この「話題」のサイトがおよそ30万人の支持者を引きつけ、イスラエルがそれについていらいらと神経質になったちょうどその数日間でサイトの訪問者が驚くほど増加しているのだ。そして我慢しきれなくなったイスラエルはとうとう行動に出た。

事実テル・アヴィブを悩ませていたと考えられるのは、あらゆるアラブ人による蜂起がフェイスブックのページ上から始まっていたということである。だからアラブ世界の沸き立つ情勢のもとでは、このフェイスブックによる喚起を過小評価したりましてや無視することなどできなかったのである。

フェイスブックいじめ
フェイスブック・ページへの驚くべきアクセス量と第三次インティファーダを呼びかける人々の広がりとともに、イスラエルは「中東唯一のデモクラシー」を見抜くというその重要な兆候(サイン)の背後を見過ごすことができなかったのである。

イスラエルはすばやくサインを切り換え、「イスラエル憎悪と反ユダヤ主義」というサインを掲げてその横暴な仮面を見せつけた。そして3月最後の週にイスラエルの外務および離散(ディアスポラ)問題担当大臣ユリ・エーデルシュタイン(Yuli Edelstein)は、「第三次イ 
ンティファーダ」の管理者がそれを知る前にフェイスブック共同創設者マーク・ツッカーベルク(Mark Zuckerberg)宛に手紙を書いた…。

「ソーシャル・ネットワーク・サイトには、一般大衆が善意のもとに再結集することができるという巨大な可能性が秘められているし、われわれ皆がその恩恵に預かっている。しかしこのような可能性は、パレスチナ第三次インティファーダと表示している野蛮な扇動が掲載されているケースのように、大きな危害を引き起こす能力と密接に関連しているものだ。」

フェイスブックの声明は4月の最初の月曜日に、「第三次インティファーダ」のページは、「だれかをうろたえさせるかもしれないが、たとえばすでに確信されている文化、国家、宗教、ライフスタイル、あるいは政治的イデオロギーの批判などについて、その議論を取り除くにはたったひとつの論拠だけでできるものではない。」と語った。

この時点でイスラエルは、このツッカーベルクが彼らのメッセージの真意を理解していないことを明確に悟った。このサイトに関する言論の自由についての彼の雄弁な定義を聞きたかったわけではなく、そのページを削除することをイスラエルは望んでいたのだ。だからシオニスト・ロビーと一緒に親イスラエル・キャンペーンによって、イスラエルは幾つかの糸を引き始め圧力をかけ始めた。マーク・ツッカーベルク氏が、そのページをイスラエルに対する暴力行為を扇動するものと理解し再評価を下すまでに、それほど時間はかからなかった。

そしてフェイスブックからこのインティファーダのページが削除されてから一週間もたたないうちに、彼らは身をもってひとつの教訓を得るにいたった。ほんの些細なことに早くから手を打たなかったため、ツッカーベルクは10億ドル以上の損害賠償を要求され打撃を被った。その訴訟はラリー・クレイマン(Larry Klayman)という名前のひも付きではないアメリカ人 
シオニストの傀儡によって告訴された。

もはや火曜日にはそのページが利用できなくなってから、ADL(ユダヤ名誉毀損防止連盟)代表エイブラハム・フォクスマン(Abraham Foxman)は次のように論 
評した。


「こうした行動によって、目下フェイスブックは採用すべき重要な指針を認めたことになる。それは、思想や行動にかんする集団的表現の合法的な要求と暴力の扇動とのあいだの識別に巻き込まれたとき、サービス条件とともに法令を遵守していない(コンプライアンスの)論争点を評価する際に必要なものだ。われわれは、彼ら(フェイスブック)がユダヤ人やイスラエルに対する暴力あるいはテロリズムを喚起するような他のグループのページを今後も注意深く監視し続けるよう望んでいる。」


しかしそれは不可能な相談である。どうやってフェイスブックが、自身のプロフィール写真に第三次インティファーダのポスターを入れ換えている何千人ものアラブ人ユーザーたちを追跡することができるだろうか。インティファーダと同じような主張を繰り返す他のページをフェイスブックが勝手に削除できるだろうか?

なぜイスラエルは真実に立ち向かうことができないのか、それはガラスのように明瞭である。ツッカーベルクやゴールドストーン(Goldstone)を脅迫する必要などすこしもない。シオニスト軍事独裁政権によってパレスチナが地図から意図的に消し去られている間は、アラブ人がイスラエルを隣国として受け入れることはけっしてないだろう。

イスラエルはフェイスブックを脅迫することはできたが、目覚めつつある何百万人というアラブ人を脅すことは出来ない。

もしフェイスブックが、イスラエルを否定的に語る一つのページあるいは一人のユーザーを締め出そうとするなら、ツッカーベルク氏はすでにフェイスブックを世界中で広く利用している何百万人のアラブ人およびムスリムを犠牲にしようとしているということを意味するだろう。

フェイスブックが先のアラブの蜂起に貢献した役割に反して、イスラエルの仮装の和平を没落から救うことが出来るのだろうか?
それはこれから明らかになるだろう。

(松元保昭訳)

※アシュラフ・エザート博士:は内科医でありながら、古代エジプトおよび古代中近東の歴史、比較宗教学および政治学、とりわけアラブ・イスラエル紛争の論文を執筆してきた。

原文以下:不適切な訳文があれば、教えていただければ幸いです。
http://feedproxy.google.com/~r/IntifadaPalestine/~3/f4u4AlwuvV8/?utm_source=feedburner&utm_medium=email

------------------------------------
パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841  札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29 at ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538 
------------------------------------ 



CML メーリングリストの案内