[CML 009396] Re: 問題提起として岩佐英夫さんメールに応答させていただこうと思います〜Re: 日本共産党の原発政策の転換について  京都 岩佐英夫

Hideo Iwasa iwasa at minami-lo.jp
2011年 5月 5日 (木) 14:35:56 JST


東本高志 さんへ

私の投稿に対して、丁重な御意見と問題提起をいただきありがとう御座います。

京都では、憲法9条を守り生かす運動や、沖縄問題で、さまざまな立場の人が、共同
の輪をひろげつつあります。
憲法問題では5月3日に、第1部:梅原猛さんの講演(「九条への思い」)、故茂山
千之丞さんのあとを継がれる 大蔵流狂言の若手役者による狂言「二人大名」、第2
部:安斎育郎さんへのインタビュー「日本の平和と安全」の、2部企画構成で京都会
館に2400人が参加されました。
沖縄問題では昨年に続き「危険な普天間基地の即時閉鎖・返還を! 沖縄に連帯する
6.12京都集会」を円山野外音楽堂で成功さすべく準備が進められています。

東本さんが指摘されるように、原水禁問題についても、統一が回復されることを私も
こころから願っています。1960年代の運動の分裂に至る経過と教訓を謙虚に学
び、今後の運動に生かせるよう努力したいと思います。

なお、5月2日送信の私の原稿の末尾にミスがありますので訂正とお詫びをいたしま
す。
安斎郁郎氏  ⇒ 正:安斎 育郎氏 (前田 朗さんの御指摘をいただきました)
「かもがわ出版」発行の新刊図書名は「福島原発事故をどうする?」ではなく 
⇒ 「福島原発事故  どうする日本の原発政策」です。一般書店での発売日は、正
確には5月13日です。 価格は1500円(消費税別)です。

                   以 上     岩佐英夫

----- Original Message ----- 
From: "higashimoto takashi" <higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp>
To: "市民のML" <cml at list.jca.apc.org>
Sent: Tuesday, May 03, 2011 8:38 PM
Subject: [CML 009356] 問題提起として岩佐英夫さんメールに応答させていただこう
と思います〜Re: 日本共産党の原発政策の転換について  京都 岩佐英夫


> 岩佐さん
>
> 今回の日本共産党の原発政策の転換は同党の「従来の方針から大きく踏み出したも
ので」あり、かつ
> 同党の「原発政策にとって大きな転換である」と見る岩佐さんのご見解、あるいは
お見立てに私も賛成
> します。この点について私は昨日のCML 009327で次のような私の見立てを述べてお
きました。
>
> 「先に発表された(2011年3月31日付)共産党委員長の志位提言では『脱原発』は
明確に述べられてい
> ませんでしたが、今回の吉田さんの『脱原発』宣言はこの志位提言を凌いで『脱原
発』が明確に述べら
> れています。もしかしたら共産党本部もやっとのことで『脱原発』に舵を切ったの
かもしれません。いず
> れにしても吉田さんの『脱原発』宣言が共産党の主流の見解になることを共産党自
身のためにも私は
> 強く望むものです」
> http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-May/009200.html
>
> しかし、同時に私は昨日のメールでは次のような私の見立てもあわせて述べておき
ました。
>
> 第1。共産党のこれまでの「原子力の平和利用推進」という原発政策が「『原発が
ないと電力不足とな
> る』という行き渡ったプロパガンダに貢献する結果となっている」というある人の
指摘は重要な指摘だ
> と思われること。
>
> 第2。この点について共産党及び共産党員はあれやこれやと自己正当化したり、弁
解したりするので
> はなく、これまでの上記の共産党の主張がある人の指摘のとおり原発推進派のプロ
パガンダに実際
> に利用されてきたという重たい事実が存在する以上、これまでの共産党の原発政策
の(結果としての)
> 誤り、あるいはいたらなさを率直に認めるべきだろうということ。
>
> 第3。共産党の「原子力の平和利用推進」というこれまでの原発政策は1963年
の第9回原水爆禁止
> 世界大会当時の「いかなる国」問題と同根の理論的問題を含んでいるように思われ
ること。この「いか
> なる国」問題に伏在している共産党サイドの理論的問題の危うさについては浅井基
文さんの重要な指
> 摘があること。
>
> 上記にいう浅井さんの指摘とは次のようなものです。
>
> ■日本共産党への辛口提言−ふたたび埋没することがないように−(2010年6月13
日記)
> http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2010/331.html
> ■「いかなる国」問題についての今日的視点(2010年6月20日記)
> http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2010/332.html
> ■日本共産党への辛口提言−2−(2010年7月19日記)
> http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2010/336.html
> ■「いかなる国」問題再考
> http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2010/339.html
> ■第9回原水禁世界大会での「いかなる国」問題(2010年8月13日記)
> http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2010/342.html
> ■「いかなる国」問題と1973年当時の日本共産党の立場(2010年8月22日記)
> http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2010/345.html
> ■「原水禁第9回世界大会を回顧する」(北西允・広島大学名誉教授)
> http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2010/348.html
>
> そして、上記の論攷で浅井さんが指摘していることを浅井さん自身の言葉を援用し
てひとことで言
> うとすれば次のようなものになるでしょう。
>
> 「私は、このコラム(「日本共産党への辛口提言―ふたたび埋没することがないよ
うに−」)で、こう
> いう認識(東本注:日本の原水爆禁止運動において社会党・総評指導部は日本原水
協から脱落し
> ていったが、日本原水協及び共産党は核兵器廃絶の大義を守りつづけてきたという
共産党・志位
> 委員長の認識)からは『今なお分裂し、このままではじり貧を免れない(としか私
には思われない)
> 日本の原水爆禁止運動の深刻な状況を直視する真摯な姿勢を窺えないことを非常に
残念に思う』、
> 『日本の平和運動の今日における沈滞は1963年の原水爆禁止運動における社共
分裂に大きな
> 直接的な原因があると言っても過言ではない。日本の平和運動が日本の世論を引っ
張り、世界の
> 平和を引っ張る力を発揮することを強く願うだけに、上記の志位委員長の発言は、
正直言って理
> 解に苦しむ。そして、このような自己正当化の主張を公然と行う共産党の姿勢は、
やはり多くの国
> 民・人々の共感を遠ざける方向に働かざるを得ないことを、私は恐れる。」と指摘
したのですが、
> 今回の演説が同じ認識を繰り返しているということは、私の辛口提言が共産党指導
部の目に止ま
> っていないか、冒頭に書きましたように、単純に無視されているかのどちらかで
しょう。」(「『政党の
> 値打ち』(志位共産党委員長の発言について) 」(浅井基文 2010年11月11日
記)。
> http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2010/361.html
>
> 上記のような浅井さんの真摯な指摘に応えない共産党の姿勢を見ると、今回の共産
党の「脱原発」
> 宣言をほんとうの「脱原発」宣言とみなしてよいのかどうか。私としていささかの
疑問なしとしません。
> このことについて昨日の弊メールの意味合いについてある人に問われて別のメーリ
ングリストで次
> のように応えました。該当部分を少しばかり引用しておきます。
>
> ………………………………………………………………………………
> いろいろ詳しいわけではありませんが、下記の朝日新聞記事の言うとおり共産党中
央委員会が
> 原発政策として「脱原発」に舵を切ったということだけは確かだと思います。昨日
お伝えした吉田
> 万三さんの「脱原発」宣言は吉田さんひとりのお考えではなく、やはりこうした伏
線があった上で
> 出てきた宣言であった、ということだろうと思います。
>
> ただし、共産党がほんとうの意味で「脱原発」路線に転換したとは私は思っていま
せん。ほんとう
> の意味で共産党が「脱原発」路線に転換したのであれば、当然これまでの同党の
「原子力の平
> 和利用推進」という原発政策への反省が必要ですが、下記の中央メーデーにおける
志位委員長
> のあいさつを見てもその反省はありません。昨日のメール記事にも少しだけ触れて
おいたことで
> すが、1960年代の「いかなる国」問題を発端にして原水禁、原水協は分裂して
しまったという現
> 実もあり、そうした問題を含めて共産党が真に根本的な反省にいたるまでは時間が
かかるだろ
> うと私は思っています。  
>
> しかし、今回の共産党の「脱原発」宣言は、共産党にとってのそうした根底的な反
省にいたる重
> 要な一里塚ということだけはいえるだろうとも私は思っています。
> ………………………………………………………………………………
>
> もちろん、岩佐さんにこのような応答文を認めましたのは、私も日本共産党の「脱
原発」宣言に
> 期待するがゆえです。どうかその宣言がほんまもの(真の反省をともなうもの)で
あってほしい、
> という願いからです。その私の願いにウソはありません。
>
>
> 東本高志@大分
> higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
> http://mizukith.blog91.fc2.com/
>
> ----- Original Message ----- 
> From: "Hideo Iwasa" <iwasa at minami-lo.jp>
> To: "市民のML" <cml at list.jca.apc.org>
> Sent: Monday, May 02, 2011 9:26 PM
> Subject: [CML 009340] 日本共産党の原発政策の転換について  京都 岩佐英夫
>




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