[CML 009351] [NNk] 政府交渉〜誰がどう決めたか?迷走し始めた「子どもに年 20 ミリシーベルト」

M.Shimakawa mshmkw at tama.or.jp
2011年 5月 3日 (火) 17:01:21 JST


                                           [TO: CML, keystone, pmn-ml, rml]

                  (from [No Nukes Asia Forum Japan ML] 改行位置等若干変更)
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 Date: Tue, 3 May 2011 16:45:41 +0900
 From: Aileen Mioko Smith 
 Subject: [nonuke:13967] 【プレスリリース】政府交渉〜誰がどう決めたか? 迷走し始めた「子どもに年20ミリシーベルト」 


みなさま
グリーン・アクションのアイリーンです。4団体で出しているプレスレリースをお
送りします。
以下、重複すみません。

5月2日に開催された20ミリシーベルト撤回の政府交渉に関する報告もかね、プレ
スリリースをお送りさせていただきます。政府も相当追い詰められているようで、
呆れた混乱ぶりです。撤回に向けては、断固とした政治決断が必要だと考えてい
ます。

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2011年5月2日 プレスリリース
発出元:グリーン・アクション、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)、国際環境NGO FoE Japan
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誰がどう決めたか? 
迷走し始めた「子どもに年20ミリシーベルト」に必要とされる政治決断
http://e-shift.org/?p=443
http://www.greenaction-japan.org/modules/wordpress/index.php?p=494
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◆厚生労働省:「放射性管理区域(0.6マイクロシーベルト/時以上)で子ど
もを遊ばせてはならない」しかし、放射性管理区域と同じレベルの環境で子ども
を遊ばせることの是非は答えず。(実態:福島県の学校の75%以上が管理区域と
同程度の汚染)
◆文部科学省:自治体の除染作業に「ブレーキはかけないが、やる必要はない」
◆原子力安全委員会:「20ミリシーベルトは基準としない。20ミリシーベルト
を安全とする専門家はいない」

福島の原発事故を受け、文部科学省が19日に発表した学校等の校舎・校庭等の利
用判断における放射線量の暫定的目安「20ミリシーベルト」は混迷を深めている。
本日、この問題を憂慮するグリーン・アクション、福島老朽原発を考える会(フ
クロウの会)、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)、国際環
境NGO FoE Japanの呼びかけにより、政府交渉が開かれた。
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交渉は、まず厚生労働省、次いで、文部科学省、原子力安全委員会と行われたが、
下記のように「20ミリシーベルト」の認識や決定プロセスに関して、省庁側は明
確な回答を行うことができなかったばかりでなく、原子力安全委員会は、「20ミ
リシーベルト」を基準としては認めていないと発言。この基準を、どの省庁がど
のように決めたか、謎は深まるばかりだ。

・厚生労働省は、放射性管理区域(0.6マイクロシーベルト/時以上)で子ども
を遊ばせてはならないと発言したものの、放射性管理区域と同じレベルの環境で
子どもを遊ばせることの是非については回答しなかった。

・原子力安全委員会は、「20ミリシーベルト」は基準として認めていないと発
言。また、安全委員会の委員全員および決定過程にかかわった専門家の中で、こ
の20ミリシーベルトを安全とした専門家はいなかったと述べた。

・原子力安全委員会は、19日14時頃に助言要請を受け、16時に「20ミリシーベル
ト」を了解すると回答しているが、この間、正式な委員会は開催されなかったも
のの、4名の委員が参加する会議が開かれた。これをなぜ正式な委員会としなかっ
たかについては、明確な回答はなかった。

・原子力安全委員会は、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーが、「100ミ
リシーベルト以下であれば、安全」と繰り返していることに関して、「調査し、
それが事実ならば対応する」と発言した。

・文部科学省は、屋外活動を許容する「毎時3.8マイクロシーベルト」という基
準に関して内部被ばくを考慮していないことを認めた。理由として、ほこりなど
の吸引は、全体の被ばく量の2%程度であり、軽微と判断したと説明。しかし、
内部被ばくの評価の前提としたデータを示さなかった。

本交渉において明らかになった事実関係およびそれに基づく市民グループ側の要
請は別紙のとおり(略)。
市民グループ側は、「20ミリシーベルトという基準が、だれがどう決めたのか。
原子力安全委員会の議論の過程で、20ミリシーベルトを安全だとした専門家、委
員は一人もいない。すなわち、20ミリシーベルトを了解した決定そのものの根拠
が崩れたということ。20ミリシーベルトによって、福島県の子どもたちがさらさ
れているリスクをこれ以上放置するべきではない。政治的な決断が必要だ」とし
て、20ミリシーベルト撤回をあくまで求めていく姿勢だ。

交渉で明らかになった事実および市民団体側からの質問・要求は、下記をご覧く
ださい。
http://dl.dropbox.com/u/23151586/20110502_20mSv.pdf
 



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