[CML 008610] 核分裂中の燃料成分が外に出て「たまり水」に

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2011年 3月 27日 (日) 23:39:44 JST


ni0615です。

3.11地震(J)津波(T)原発(G)災害=3.11-JTG災害について、分かったこと気が
かりなことについて、同報するのは、「CML」および「市民の結集」の2つのMLです。


みなさんは、今日のNHK-TVの朝7:00のニュースから、毎時トップで流されたニ
ュースをご存知だと思います。

WEBで探してみます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110327/t10014932871000.html
高放射線対応で作業遅れの懸念

3月27日 19時20分 動画あり twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを
離れます)

深刻な事態が続いている福島第一原子力発電所では、27日も2号機の水たま
りで通常の原子炉の水のおよそ1000万倍という極めて高い濃度の放射性物
質が検出されたほか、海水からも国の基準の1850倍の放射性のヨウ素が検
出されました。いずれも核燃料が壊れて放射性物質が原子炉を冷やす水の中に
流れて外部に漏れ出たものとみられ、相次ぐ放射性物質の漏えいによって事態
の収拾のかぎをにぎる冷却機能の回復に向けた作業の遅れが懸念されています。

福島第一原発2号機では、1号機と3号機の水たまりから高い濃度の放射性物
質が検出されたことを受けて、東京電力が同じような水たまりの調査を行いま
した。その結果、1cc当たり29億ベクレルと、1号機と3号機のおよそ1
000倍、運転中の原子炉の水のおよそ1000万倍という極めて高濃度の放
射性物質が検出されました。

この中には、いずれも放射性の▽ヨウ素134や▽ヨウ素131、▽セシウム
134など、原発の運転中に核分裂に伴ってできる放射性物質が含まれていま
した。一方、福島第一原発の放水口の南330メートルの地点で、26日、採
取された海水からも国の基準の1850.5倍の放射性のヨウ素131が検出
され、同じ地点で2日続けて国の基準の1000倍を超えました。施設内と海
水のいずれからも見つかっている放射性のヨウ素は、放射性物質の量が半分に
なる期間=半減期が短いため、運転が止まると急激に量が減ります。

このため東京電力や経済産業省の原子力安全・保安院は、これらの放射性物質
は、運転を停止してから長い期間が経っている使用済み核燃料よりも原子炉の
中の核燃料が壊れて放射性物質が原子炉を冷やす水の中に流れ、外部に漏れ出
た可能性が高いとみています。特に、2号機については、▽1号機と3号機よ
りも高い濃度のヨウ素131とヨウ素134が検出され、▽水の表面の放射線
量も1時間当たり1000ミリシーベルト以上と、1号機と3号機に比べて高
い値を示しています。

これについて東京大学大学院の関村直人教授は「放射性物質が外に漏れるのを
防ぐためにある『格納容器』から大量の放射性物質が漏れてしまったことを示
していて、重大な問題だと受け止めている」と話しています。2号機について
は、15日に格納容器につながる圧力抑制室=サプレッションプールが爆発で
破損し、放射性物質を漏らさないための閉じ込め機能の一部が損なわれている
とみられています。

東京電力は「圧力抑制室の破損との関連の可能性は否定できないが、原因は分
からない。現在の原子炉のデータからは、炉内の放射性物質が大量に出てくる
ことはない」と話しています。

福島第一原発では、相次ぐ放射性物質の漏えいによって、高い放射線を出して
いる水たまりの水を取り除く作業を続けていて、事態の収拾のかぎをにぎる冷
却機能の回復に向けた作業の遅れが懸念されています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これは夜のニュースの原稿で、朝の原稿よりは随分と詳しくなっていますが、
肝腎のデータは大幅に割愛されています。


それは、
「ヨウ素134  1ccあたり29億ベクレル
 ヨウ素131  1ccあたり1,300万ベクレル
 セシウム134 1ccあたり230万ベクレル
 セシウム137 1ccあたり230万ベクレル」

というものでした。
これは、NHKのニュース原稿にあるとおり、
(1)このたまり水は、通常運転中の圧力容器内の水の放射線量の1000万倍で
あること
(2)このたまり水は、1号機、3号機(25日に3人の作業員が放射能水に足を
浸して被曝した)のタービン建屋地下一階の水の1万倍であること。
(3)このたまり水に半減期の短いヨウ素134が多量に含まれていることから、
その出所は核分裂を行なっていない使用済み核燃料ではなく、圧力容器内の燃料
棒であること。

がわかります。
ニュースでは「高濃度」ということだけが強調されていますが、「高濃度」以
上の大きな事を、実はこのニュースが語っています。

それぞれの半減期は、
ヨウ素134:52.8分
ヨウ素131:8.04日
セシウム134:2年(133Csの中性子放射化によって作られる)
セシウム137:30.07年
です。

半減期の短いヨウ素134とそれよりは長いヨウ素131の比率、29億対1300万を考
えると、この放射能水は、核分裂したて、いわば製造したて「ほっかほか」の状態
ではないでしょうか?(東京にとんできたヨウ素131は製造してから約10日後。)
(参照):槌田敦著「原発事故の防災対策」たんぽぽ舎、p4表1


すなわち核分裂現在進行形の核燃料自体が、格納容器の外に出たと考えられます。

「原子炉から核燃料が外にでた」

だとすれば今回の事故が、核燃料を圧力容器内に辛うじてとどめる事ができた
スリーマイル島原発事故をはるかに超え、チェルノブイリ事故のレベルに差し
掛かったことになります。


※東電は、夜に入って「勘違い」だとして数値を訂正したそうです。
 しかし、副社長が乗り出してきて、数値を100分の1にし測定核種まで変
 更したのは全く不可解です。多分に作為を感じるのは私だけでしょうか?
 核物理学に詳しい方の検証を待ちたいと思い ます。


拝
「安禅不必須山水」
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/

 		 	   		  


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