[CML 008519] Re: 正直、池田香代子さんには失望しました。

池田香代子 0146945001 at jcom.home.ne.jp
2011年 3月 25日 (金) 02:10:38 JST


池田です。

他MLへの投稿をアレンジしたもので失礼します。
イイタイコトはいっしょなので。

わたしはDAYSJAPANに関わっており、広河さんの事務所にバックヤードのことを頼まれた
行きがかりもあって、先日広瀬隆さんが出演なさったTV番組を紹介したりしました。
番組を観た上で、やや迷う内容もありましたが、それでもある1枚の写真を見ていただき
たいと考え、ブログにも載せました。
巨大な原子炉の底の、複雑に配管がはりめぐらされた写真です。
広瀬さんのご主張についての判断はそれぞれに任そう、その上で、この番組を紹介したこ
との批判は甘んじてうけよう、と。
ですから、藪田さんのご批判は、いわば当然だと思います。

おととい、東京では広河隆一さんと広瀬隆さんの講演会がありました。
わたしは会場には行かず、あとからUSTREAMで観ました。

大船渡には明治時代、30m台の津波があり、今回のケースは「想定外」でもなんでもな
い、という話(Wikiを見たら載っていました)など、大きくうなずけることがたくさんあ
りました。

しかし、首を傾げる話もありました。
とくに、「放射線を浴びたら、酵母菌を使った手作りの味噌が効く、広島で効果があった
という話がある、酵素飲料も効くが種類による、詳しくは自分の娘がやっている自然食品
の店に電話してほしい」というくだりにはびっくりしました。
スクリーンには、以上のことと、お店の名前と電話番号が出ていました。

こういう商品プロモーションがあると、わたしは正直、あれぇと思ってしまいます。
(わたしも講演の中で自著を紹介しますが、商品プロモーションとはちょっと違うと自分
では思っています)
広瀬さんが長年、逆風の中、原発推進政策とたたかってきたことは、重い事実とうけとめ
ています。
だけど、原発推進派が福島原発サイトでの「美談」に隠れて着々と政策存続に動いている
今、なんとしてもエネルギー・デモクラシーを奪取しなければならない今、「トンデモ」
な「弱点」を抱え込むことには危険を感じざるを得ません。
今、頭をもたげつつあるのは、ナオミ・クラインが「ショックドクトリン」で批判したフ
リードマンのやり方そのものです。
ショックな出来事で人びとが呆然としているあいだに不人気な政策を断行する、というも
のです。
(http://democracynow.jp/video/20070917-1?page=21)
だから、今は気を緩めずに、広く共感をえられるような論理を構築する必要があると思い
ます。
ネットには、反原発派への「醒めたまなざし」が散見されます。
「これじゃ嫌われるわな」とか、「勝利感に酔ってる」とか。
それを裏付けるように、おととい反原発ロビイングに参加した友だちは「引いてしまっ
た」そうです。
自分たちの積年の思いをいまこそ声を大にして、という思いが先走って、主張するばか
り、居丈高になったりもする、というのです。
いっぽうで、ツイッターを観察していると、いろいろな新しい芽が出てきていると感じま
す。
「(原発はもうダメだとつぶやいてきた)自分のフォロワーを見回したら、いろんな人が
いる」とか。
広瀬さんにしても、古くから反原発運動をなさってきた方がたにしても、尊敬するし、と
もにやっていきたいとは思うものの、広範な意見をまとめていくにはひと工夫必要だな
あ、というのが、現下のわたしの感想です。






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