[CML 008452] 乳幼児や妊婦を救うため−政府への緊急要求書(美浜の会HP3.21)

MASUDA Tetsuya masuda at osaka.email.ne.jp
2011年 3月 22日 (火) 19:01:19 JST


大阪の増田です。
美浜の会HPより転載します。
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 乳幼児や妊婦を救うため−政府への緊急要求書
 100km離れた地点でも野菜などが放射能汚染
 20〜30km圏の乳幼児や妊婦は屋内退避のまま


内閣総理大臣 菅 直人様

1.早急に、放射線に弱い乳幼児と妊婦を福島原発30km圏から遠方に避難させるこ
と(政府の現在の指示は、20〜30km圏内は屋内退避です)
2.20km圏内に限定された避難区域を抜本的に拡大すること

 福島第一原発の事故に関する、総理の避難・退避指示は、現在は下記のままです。
(1)第一原発から半径20km圏内住民の避難(3月12日18:25)
(2)第二原発から半径10km圏内住民の避難(12日17:39)
(3)同原発から半径20〜30km圏内住民の屋内退避(15日11:06)

 このように、避難区域は、3月12日の20km圏内から拡大されていません。とり
わけ最も心配なのは、放射線に弱い乳幼児や妊婦達が、いまも20〜30km圏内で屋
内退避という状況にあることです。一刻も早く、この圏内の乳幼児や妊婦の避難が優
先されるべきです。実際、30kmを大きく超える100km地点でも、水道水や牛乳、
野菜などから放射能が検出され、汚染が深刻になってきています。

 政府は「直ちに人体に影響の出るレベルではない」を繰り返しています。「直ちに
」とは、一体何を指しているのでしょうか。脱毛などの目に見える急性症状のことで
しょうか。そうなっては手遅れです。ガンなど数年後からでる内部被曝の危険につい
て触れないのはなぜでしょうか。「十分低い」と政府がいう20マイクロSv/hは、通
常レベルの400倍です。10日間で4.8ミリSvの被曝になります。わずか10日
間で年間許容線量の4.8倍にも達します。

 避難区域の拡大指示がない中で、福島第一原発では深刻な事態が継続しています。
2号機の格納容器破損、3号機・4号機の使用済燃料プールでの火災発生、20日に
は3号機の格納容器圧力が上昇し、高濃度の放射能を放出する措置(ドライベント)
が取られる寸前にまでなりました。今後も、危険が継続することを前提に、住民の安
全が守られなければなりません。11日の事故発生以来、破壊された建屋から、また
排気筒等から放射能は放出され続けています。

 野菜等の汚染は、30kmをはるかに超えた地点に実際に放射能が到達していること
を示しています。15〜16日には、約50km離れた福島市内でも通常の400倍の
線量が確認されています。しかし政府からの避難指示がないため、学校や職場から離
れることはできず、10日間もこのような状況に人々はおかれています。避難区域を
過小に限定することが、避難をしたくてもできない「しばり」のような役割さえ果た
しています。他方、諸外国は、日本に在住している自国民に対し80km、または12
0km圏内からの避難を指示しています。

 放射線の恐ろしさは、細胞の中にある遺伝子を直接傷つけ、正常な細胞分裂を阻害
することにあります。そのため、成長途上にあって、細胞分裂が活発な子ども達や乳
幼児に甚大な影響を与えます。とりわけ、妊婦に対する影響には特別な配慮を払う必
要があります。放射線影響の度合いは少なくとも成人の10倍以上あると考えるのが
普通です。

 早急に、放射線に弱い乳幼児や妊婦を30km圏から遠方に避難させるべきです。
 さらに、避難区域を拡大すること。避難ルートの確保、受入体制等を抜本的に政策
的に改善することを強く求めます。


2011年3月21日

グリーン・アクション 代表:アイリーン・美緒子・スミス
   京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952

美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 代表:小山英之
   大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階TEL 06-6367-6580 FAX 06-63676581
(11/03/21UP )

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転載元:美浜の会HP
http://www.jca.apc.org/mihama



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