[CML 007973] Re: 河内謙策氏提唱の「人権署名」に賛同しなかったわけ

野原燐 noharra69 at gmail.com
2011年 3月 6日 (日) 07:26:10 JST


ni0615さん
<弁護士仲間の往還とは、河内謙策弁護士の独自の作業だとしってます。>
なるほど。それが本来マスコミによってなされるべき行為なのに彼が自分の時間を削って行わざるを得なかったことは、日本のマスコミの歪みを示している、という論点についてはどうですか?
弁護士仲間といいますが、中国の本来の弁護士(国家によって弁護士資格を最近奪われた人が多い)に対して、弁護士なら当然持つべきであろう「仲間意識」を示した人が河内謙策弁護士以外にいるのですか。問題を矮小化するために小細工的レトリックを使うのはやめましょう。

「市民運動に携わる諸兄を叱責した、あの何部にもわたる尖閣論考」については読んでいないので分かりかねます。

>>なお、似たような事件は日本でも起きています。ただ、「弁護士」とか「作家」といったインテリエリートではないだけです。<<

同程度のひどい人権侵害が日本で普通に起きているというのは、私の認識とは異なります。わたしの発言はこの認識がベースです。戦後言論の自由を理由に数年も拘束された例がありますか?
また、何の理由もなしに、劉暁波のおくさんのように自由を極限的に制限された例がありますか?

>>冉雲飛という人の文章ざっと読ませていただきましたが、そのアイロニーというか毒舌は、初見ではなかなか読みきれ取れないと感じました。中国共産党を叩く為に中国革命まで否定する、その根元をしらないで、どうのこうのは私にはいえません。<<

冉雲飛という人の文章を読んでいただきありがとうございます。
ni0615さんの感想には結論的にはほとんど同意します。ただ物事を「中国共産党を叩く為に」といった動機に還元してみてしまうのは間違いでしょう。日本で「中国共産党を叩く為に」といった動機で言説活動しているネット右翼に親しんでいる場合、どうしてもそれらとの表面的な類似に気をとられるということはあるかもしれません。
しかし、現在の日本あるいは現在の自己がたまたま採用しているイデオロギー的立場を保存したままで良いなら、中国人が書いた文章を読む必要もないことになりますね。
それはおかしいのではないか、と言っているのです。

>>日本人である河内謙策氏がそれに喝采を送って、我が意を得たり尖閣で中国(政府・共産党)と闘うぞ!と雄たけびを上げたのでは、なんのこっちゃでしかありません。<<

冉雲飛を取り上げているのは野原燐であって、河内謙策ではありません。誤誘導するような発言をなぜするのですか?
中国(政府・共産党)と闘うぞ!と雄たけびを上げること、とそれに同じ平面で反発することは、言説空間の平板さを維持したいという点では共闘関係にあると考えます。
			野原燐

2011年3月6日0:00 T. kazu <hamasa7491 at hotmail.com>:
>
> 野原燐様
>
> <弁護士仲間の往還とは>、河内謙策弁護士の独自の作業だとしってます。
> しかし、私のような愚鈍者にだけでなく、市民運動に携わる諸兄を叱責した、
> あの何部にもわたる尖閣論考に於ては、『大紀元』や『宮崎正弘』などの孫引きや
> 曾孫引き情報ばかりです。推敲、吟味のあとすらありません。
> ですから私は、
>
>> >>河内謙策弁護士は、みなさんご承知のように、中国の人権問題には余りに熱心ですが、
>> (熱心だといっても弁護士仲間の往還以外は、『大紀元』や『宮崎正弘』の孫引き
>> 曾孫引きばかりですが)<<
>
> と申しあげました。
>
>> 彼の紹介したような事件が真実であるとしたらそしてそれが例えばアメリカで起こったとしたら、
> マスコミも大騒ぎで報道するでしょうし、ni0605さんも批判に賛同されるでしょう。
>
> 私に対して野原さんがこのようなことを言う意図は不明です。意味が良くわかりません。
> なお、似たような事件は日本でも起きています。ただ、「弁護士」とか「作家」といったインテリエリ
> ートではないだけです。河内謙策弁護士は見向きもしていません。
>
> 冉雲飛という人の文章ざっと読ませていただきましたが、そのアイロニーというか毒舌は、初見で
> はなかなか読みきれ取れないと感じました。中国共産党を叩く為に中国革命まで否定する、その
> 根元をしらないで、どうのこうのは私にはいえません。
>
> これを脊髄反射で、
> 「中国っていうのは酷い国だ、中国人の作家自身がこんなこと言ってるぜ!」
>
> と日本人が言ったとしたら、差別排外主義そのものです。(河内謙策氏は黄文雄氏まで、最近は
> 絶賛し始めました)
>
> 中国にいる中国人作家である冉雲飛氏が中国の「愛国主義」をコテンパンにやっつけるからこそ、
> そこに表現の意味と覚悟が有るのであって、日本人である河内謙策氏がそれに喝采を送って、我
> が意を得たり尖閣で中国(政府・共産党)と闘うぞ!と雄たけびを上げたのでは、なんのこっちゃで
> しかありません。河内謙策氏なら冉雲飛氏をむしろ、「日の丸林立デモと連帯せよ!」という自分
> の「愛国主義」の危険性への警鐘を鳴らしてくれた人とし、その警句を他山の石とすべきでしょう。
>
> ni0615拝
>
> ----------------------------------------
>> Date: Sat, 5 Mar 2011 20:58:11 +0900
>> From: noharra69 at gmail.com
>> To: cml at list.jca.apc.org
>> Subject: [CML 007964] Re: 河内謙策氏提唱の「人権署名」に賛同しなかったわけ
>>
>> ni0605さん こんにちわ。
>>
>> >>河内謙策弁護士は、みなさんご承知のように、中国の人権問題には余りに熱心ですが、
>> (熱心だといっても弁護士仲間の往還以外は、『大紀元』や『宮崎正弘』の孫引き
>> 曾孫引きばかりですが)<<
>>
>> この部分があまりにひどいと感じたので、コメントします。
>> 「弁護士仲間の往還」というのがどういう意味か分かりづらいです。中国の人権派弁護士に対する人権侵害問題について、ほとんど独力でそれを日本に紹介しようと努力して来られたのは、河内謙策弁護士です。(このMLでも報告されたとおり、「反日、暴動、バブル」の麻生晴一郎氏の協力を得て)
>> 彼の紹介したような事件が真実であるとしたらそしてそれが例えばアメリカで起こったとしたら、マスコミも大騒ぎで報道するでしょうし、ni0605さんも批判に賛同されるでしょう。
>> 知らないことをベースにしては、人間は判断できません。ni0605さんも失礼ながら、皆が知らないし自分も知らないことだから、始めて聞かされても軽視してしまうという病に自然にしたがっているだけではないでしょうか?
>>
>> 「中国の人権派弁護士の身柄拘束等についての要望書」では弁護士以外に、作家冉雲飛さんも取り上げています。彼については私もブログで取り上げました。
>> そこにも書きましたが、彼の文章が3つsinpenzakkiさん(ブログ
>> おもいつくまま)によって日本語訳されています。読み応えがある文章ですので、一読をおすすめします。
>> 日本のマスコミの偏向を相対化する意味でも、日本のインテリの事大主義(西欧で評価されたものしか真剣に受け取らない)を相対化する必要においても、です。
>>
>> http://blog.goo.ne.jp/sinpenzakki/e/7c065d6f7a2f11831006d61f716a2728
>> 冉雲飛:中国はなぜ悪者扱いされやすいのか 08-08-11
>>
>> http://blog.goo.ne.jp/sinpenzakki/e/4c1c57ce49848c908c0e26162c15c6ce
>> 冉雲飛:至るところ愛国主義のポーズ 08-04-28
>>
>> http://blog.goo.ne.jp/sinpenzakki/e/da533f0d8530b097631c224572fc6fec
>> 冉雲飛:国が君を「愛」し殺しても、君は国を愛せるか 08-04-26
>> 以上。 野原燐
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