[CML 007924] 市民運動はツイッターやSNSの積極的活用を(下)林田力

Hayariki hedomura2 at hotmail.co.jp
2011年 3月 3日 (木) 21:36:06 JST


【PJニュース 2011年3月2日】市民運動はSNSの積極的活用も望まれる。国際的にはフェイスブックが有名で、チュニジア革命などでも活躍した。今後は日本でもフェイスブックがシェアを伸ばす可能性が高いが、現時点ではミクシィ、グリー、モバゲータウンの国産サービスが御三家である。このうち、グリーやモバゲータウンは積極的な宣伝広告が示すようにゲームをキラーコンテンツとし、未成年のユーザーが多い。そのために市民運動の情報発信ツールとして向いているSNSを一つ選ぶことになったら、国内向けはミクシィが最も適している。

SNSの特徴として足跡という機能がある。これは誰が自分のページを閲覧したかを教えてくれる機能である。少なからぬユーザーは足跡を定期的に確認し、足跡を付けたユーザーを訪問する。つまり、多くのユーザーに足跡を付けることが自分のページの宣伝になる。

但し、この性質を悪用して自動的に足跡を付けるソフトウェアも販売されており、システム側でも不自然な連続足跡を規制するというイタチゴッコが続けられている。現実にミクシィ上での足跡による過剰宣伝が問題になった有名人に平沢勝栄衆議院議員と元刑事で作家の北芝健氏がいる。共にアカウントを他者に悪用されたと主張している。

平沢議員は2008年8月25日付のブログ記事「早急に対策。」で、ネットに詳しい人にミクシィの開設を依頼したが、議員の把握していない動きが出たために各方面に連絡し対策をとると表明した。その後、8月29日にミクシィのアカウントは削除され、当該ブログ記事も削除された。

北芝氏も2009年8月15日付のブログ記事「まだ梅雨が明けないのかな」で、勝手にミクシィのアカウントを開設した人物が、そのアカウントを他者の誹謗中傷やナンパの道具に悪用したために非承認としたと述べている。
http://www.pjnews.net/news/794/20110226_3

このような問題があるものの市民運動が適切にSNSを活用すれば運動を広げることができる。
市民運動には住民運動のようにローカルな問題に取り組む活動も多い。そのような団体にとっては世界中に発信できるインターネットは必ずしも魅力に感じないかもしれない。それよりも街頭でビラ配りをした方が効果的との考えも出てくる。

しかし、そのような団体こそSNSは向いている。ソーシャル・ネットワークにはコミュニティーという同一のテーマで集まる機能がある。そこには江東区や世田谷区など地域のコミュニティーもある。地域のコミュニティーのメンバーの大半は住民であり、後は勤務先があるなど地域に関係・関心があるユーザーである。コミュニティーで呼びかければピンポイントで特定地域を対象とした情報発信が可能になる。【了】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力




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