[CML 010460] 小出先生、「核のゴミ処理、10万年、100万年は想像すらできない…」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 6月 29日 (水) 00:19:15 JST


みなさまへ   (BCCにて)松元
小出先生の「たね蒔きジャーナル」6月28日分の転送です。

きのうに続き、すでに満杯の核のゴミ、使用済み核燃料の処理が話題となりました。六ヶ所村のプールも満杯で中間貯蔵施設や再処理工場にも見通しがない。10万年、100万年というのは、人類の存続もふくめて「想像することができない」、と語ります。

●「小出裕章非公式まとめ」に生の声がアップされています。 

http://hiroakikoide.wordpress.com/

======以下転送======

 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫の平野幸夫さんの解説で放送されました。

 原発事故のニュース、汚染水浄化システムを再開しました。循環注水冷却で、昨日はすぐに止まり、水漏れが浄化仮設タンクに見つかり、それを直し浄化システムを稼動させています。

 1号機から放射能が飛び散るのを防ぐため、カバーの設置を予定しています。建屋を覆うカバーは40〜50m立方、2年覆い、最終的にコンクリートで覆います。


 そして、小出先生のお話、核のゴミについて、原発の発電により核のゴミが出て、全国の原発に行き場なしであり、六ヶ所村のプールも満杯、出口なしで原発を走らせているのですが、使用済み燃料のプールが足りず、間隔を置かないといけないのを詰め込んでいるのです。「リラッキンク」(ラッキング、詰める)、安全に保管するにはある程度の間隔が必要で、プールが満員であり、もっと密に詰めるのです。詰めるのに、瓶だと詰めすぎると壊れるので、間に防護材(緩衝材)を本来入れるべきなのに、それを入れられないのです。が、燃料は熱を持っており、核分裂の連鎖反応がまた始まる危険性もあり、ギリギリの限度を切り落とそうとしているのです。これは異常事態ではなく、全国の原発でやろうとしているのです。


 福島他で、中間貯蔵施設で保管するのは、本来は使用済み燃料は水で冷やすしかない(水は冷却効果大)、5年くらい冷やしたらOK、その後は、プールでなくても冷やしてOK(冷温とは言わない)、プールは水が漏れたらおしまいで、長い時間プールでトラブルなしに冷やせない、ある程度冷えたら、水なしで冷やすもので、それは実績があり、金属製のキャスクの中で空気中で放熱できるようになっています。

 しかし、核のゴミが出続けて、どうしようもなく、再処理工場に移しても加工無理、青森のむつ市に5000トンの乾式貯蔵(六ヶ所村のプールは3000トン)を作るのです。

 本来、プールで冷やさないといけないのに、乾式でやっているのです。水野さん、「10万年の安全」という映画を見て、核のゴミ、フィンランドでは地下500mに置く(建設中)なのですが、10万年置けるのかを見せる映画なのですが、核のゴミにとって10万年とは、小出先生、想像できるかであり、高松塚の古墳も1000〜2000年、そのあたりも分からないのに、10万年なんて(小出先生は100万年)想像できないのです。技術者は10万年持つと思うものの、1万年も持った建物なし、6万年後に氷河期が来る、「これを開けるな」と書いておいても、それを理解できる人類が10万年後はいない、想像を絶する時間であり、数千年でも分からないのに、10万年なんて、とんでもないことなのです。

 フィンランドは、最終的なことに決着をつけようとしているのですが、私たちの世代が原子力に手をつけて処理法なし、せめて、自分で分からないゴミは扱えない、だから、原子力は止めたほうがいいのです。

 東電、脱原発をしなかったのに、東電、何回も倒産しても足りないのになぜ原子力を続けるのか、小出先生は不思議ということでした。

 今回は核のゴミのことの特集でした。明日も小出先生出られます、またお伝えいたします。


------------------------------------
パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
〒004-0841  札幌市清田区清田1-3-3-19
TEL/FAX : 011−882−0705
E-Mail : y_matsu29 at ybb.ne.jp
振込み口座:郵便振替 02700-8-75538 
------------------------------------ 



CML メーリングリストの案内