[CML 010423] 小出先生、「東京でも年1ミリシーベルトを超えている」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 6月 26日 (日) 20:50:43 JST


みなさまへ   (BCCにて)松元
いつもの「たね蒔きジャーナル」ではありませんが、小出先生講演の抄録です。永岡さんの投稿を転送します。

=====以下転送======
永岡です、小出先生、昨日八戸で原子力について講演され、その模様が、ユーストリームに掲載されていました。

●講演の動画、
http://www.ustream.tv/recorded/15604038

●質疑応答の動画、
http://www.ustream.tv/recorded/15606233


講演は4時間近くあるので、質疑応答を見て、採録しました。


 井戸水の汚染:福島のとなりに住んでいる人で、50m〜100mの井戸水をつかっているが、井戸水は、深いところから掘ると、表面の汚染が流れ込むことはないが、大気に放射能が汚染があり、そのレベルの井戸水汚染はたぶんない、チェルノブイリの汚染地帯、その土地を離れられないひとがいる、汚染された村に戻るしかない人がいる、そこの泉の水は、放射能汚染なしのこともある、地下水脈への汚染がないことを祈りたいが、正確なことが分からない。


 東電、日本政府が小出先生から知恵をもらっていないのかについて、小出先生、20ミリシーベルトの被曝を余儀なくされている場所、健康状態に問題がないのか:東電、政府は小出先生に一切意見を求めていない、参院の行政監視委員会に出たことはある、政治は嫌いだが、今回の事故を防げなかったことについて、自分の責任もあると思い、出た。衆院の議員から話をしてくれ、公明党から話をしてくれとの要請もあるが、小出先生、来年3月まで予定がいっぱいで、新しい仕事を受けないことにしている。政府から来ても、受けることなし。政府が小出先生の意見を聞かないのは、いまさら聞けないのだろう。


 小出先生の健康、心配してもらいありがたい。小出先生、実質的な被曝はない、放射能が何かよく知っている、被曝を避けられるか分かっている、防護可能である。被曝の測定も出来るが、測定不能な(ゼロではない)レベルで、原発作業員の被曝とは違う、内部被曝は測れず、内部被曝したこともあるが、大した被曝ではなかった。目に見える重大な被害は受けていないのです。


 福島原発はどうなるか、早く収束できないか:これからは、正確に答えられない、一番大切なものは正確なデータであり、原子炉の水の量、温度、圧力であり、正確なデータが出ていない、1号機、原子炉の水はないと思っていたが、東電、政府は原子炉の半分は水がある、破壊を免れたと言っていた。しかし、炉心がむき出しになると水蒸気爆発が起こり、圧力容器が破壊され、格納容器も破壊され、破局的な状態で放射能放出になると思い、そうならないようにと思っていたが、5月12日、炉心に水がないと東電は言い出した、東電がデータをコロリと変えた、そのとおりなら、水蒸気爆発のシナリオはなくなったものの、圧力容器は融けて(ウランは2800℃で融ける、鋼鉄は1400℃で融ける)、コンクリートを融かしつつ落ちている。


格納容器の壁が融けたらすべて終わりで、1号は融けた塊が外へ出ており、水を入れて冷やす段階ではなく、出た放射能をどう閉じ込めるかであり、地下に10mほどの壁を作り、放射能を閉じ込めるしかない、政府、東電も届いているのに、1000億円の工事費が要るので、28日の株主総会で問題になり、それまでこの対策をしないと言うのです。小出先生の思いつくようなことは政府、東電は知っている、小出先生のところにおもちゃのような原子炉がある、現場を知り尽くしているものが事故を収束できる、東電、福島の人(昔は敵だった)にエールを送っているのです。

 猛烈な被曝環境であり、周りを囲み、その中の汚染は仕方ない、それで防ぐしかないということなのです。

 フランスの学者が、核燃料が600℃で融けると言っていることと、福島の子供たちの被曝線量のこと、東京も汚れている、子供を東京に置いていいのかについて:600℃で融ける、科学的にはいろいろな現象が起きるが、ウランの、酸素と混ぜた二酸化ウランは2800℃で融ける、その周囲は燃料棒、パイプはジルコニウムで出来ており、850℃で周りの水と反応して、この反応はものすごい熱を出し、ジルコニウム反応が600℃で始まっても、二酸化ウランが融けることはありえる。融けてしまうと、周りのものと化合物を作り、融点が変わるのです。何度で融けるかは問題ではないのです。

 子供を守ること、東京でも1ミリ/年を越えている、そこに子供を住まわせたくない、子供が1ミリ/年以上の被曝をしないように、学校他を除染する、表土を5cmはがす、後者の除染を東京もすべきだが、青森、日本全国でやり、避難について、小出先生も分からない、避難は大変な重荷であり、生きてきた歴史を切る人は大変、一方被曝の危険もある、被曝を我慢するのか、生活崩壊を認めるのかも、一人ひとりの考えなのです。

 この他、5月10日に、ジャーナリストの岩上安身さんのインタビューに小出先生が答えられたものもアップされていました。

http://iwakamiyasumi.com/archives/10401

 以上、お知らせいたしました。


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