[CML 010407] 権利の自粛も我慢もしない!

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2011年 6月 25日 (土) 23:41:04 JST


 坂井貴司です。
 転送・転載歓迎。
 
 今年3月11日、千年に一度の大地震が東北・関東を襲いました。数十メート
ルの巨大津波が太平洋沿岸に押し寄せ、全てを破壊しました。この地震と津波の
死者の数は約1万5千人以上と推測されています。
 
 そして、津波が施設を破壊したことで、東京電力・福島第一原子力発電所は、
チェルノブイリ原発事故と同様の炉心溶融(メルトダウン)という最悪の事故を
起こしました。排出された放射能は、福島県の広い地域に降り注いでいます。こ
れにより、数万の住民が避難しています。この避難が終わる見込みはまったく立
っていません。仕事と住宅を失った原発難民はこれからも増えるようです。
 
 この事故によって、原発は人間がコントロールできないトンデモテクノロジー
であることがはっきりしました。そして、「日本の原発技術は世界最高水準。チ
ェルノブイリのような事故なぞ日本では絶対にあり得ない」と言い続けてきた日
本政府や電力会社、そして原発推進キャンペーンで禄を食んできた御用学者や有
名人たちがウソつきであることがはっきりしました。 
 
 一方で、困難な状況であるにもかかわらず、多くの人々が「被災者を救え!」
と手をさしのべています。義援金や救援物資を送り、被災地へ出向いて炊き出し
や後片付け、医療活動を行っています。
 
 困った人を助ける、という人間の普遍的な精神がかつてなく高まっていること
に感動します。
 
 しかし、危惧すべき状況が生まれています。
 
 「がんばれ日本!」というスローガンがあふれています。それはナショナリズ
ムの高揚につながる危うさがあります。そして、「がんばれ!」という言葉。と
にかくがんばれ、自力で立ち上がろう、という言葉が氾濫する状況は「がんばら
ないあなたの自己責任だ」という雰囲気になりかねません。また、阪神淡路大震
災の被災者に対して、「これだけ援助しているのに、なぜ自立しないのだ。お前
達は人の善意を食い物にする惰民だ」という惰民キャンペーンがふたたび起こる
可能性があります。
 
 そして、「被災者のことを思えば・・・」という空気が漂っています。被災者
に比べれば自分たちは幸せだ、こんな時に権利の要求なんて、自粛をすべきだ、
という雰囲気が強く漂っています。
 
 例えば、今年の花見は例年にない静かなものでした。賃上げや雇用の確保を要
求すべき春闘は「自粛」ムードの中、中途半端に終わりました。
 
 こんな状況に立ち向かい、「私たちは権利の自粛も我慢もしない!」ことを訴
える集会とデモが6月26日、福岡県北九州市で開催されます。
 
 ぜひご参加ください。
 
 「権利の自粛も我慢もしない!要求しよう!民衆の『安心・安全』」
 
主催 アジア共同行動
http://www.awcjapan.org/2011/201105-004.html
 
日時 6月26日(日) 13時15分時(開場13時より)
場所 北九州市男女共同参画センター・ムーブ 大セミナールーム
(北九州市小倉北区大手町)
http://www.kitakyu-move.jp/portals/ptl?nn=MOVE

資料代 500円

集会後、九州電力北九州支店へデモ行進します。

坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
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