[CML 010404] 韓国情勢報告:労働運動と反原発闘争の現状

酒井徹 toorusakai2 at excite.co.jp
2011年 6月 25日 (土) 17:49:32 JST


韓国情勢報告:労働運動と反原発闘争の現状
――民主労総・イ=ホドンさんが講演――
http://imadegawa.exblog.jp/16177405/

6月22日に名古屋市女性会館で、
韓国第二の労働組合全国中央組織・
民主労総のイ=ホドンさんを迎えて
「労働運動と反原発闘争の現状」と題する
韓国情勢報告会が開かれた。

イ=ホドンさんは1988年に韓国電力公社に入社。
韓電ウルサン火力支部の代議員などを務めたが、
2002年に発電所民営化反対のストライキに加わり解雇。
その後、
民主労総公共連盟の委員長などを歴任しつつ、
解雇撤回・現職復帰の闘いを続けている。

「3・11は東北アジアだけでなく、
 全世界にとって忘れることのできない日となった。
 日本で起きたこの事態に、
 韓国の私たちも大きな衝撃を受けた」と
イ=ホドンさんは振り返る。
「これまで韓国では、
 『うちの近所に原発がなけりゃいいや』という人が
 多かった。
 ところが、
 よその国で事故があっても
 放射能被害が
 自分たちの国にも及ぶ可能性があるということを
 目の当たりにして、
 住民の意識は大きく変わった」というのである。

「これまで、
 反原発運動は主に環境団体によって
 細々と行なわれてきた。
 だが、
 今年の6月9日には労働組合なども加わって、
 『核のない社会のための共同行動』という団体が
 結成された。
 私が所属している民主労総の主張は『脱原発』です」。
韓国では電力会社は
民営化される火力発電と
公社の水力・原子力発電に分離され、
火力発電所の労働組合は民主労総に所属。
水力・原子力発電の労働組合は
労働組合全国中央組織には所属していないが、
イさんが代表を務める
「エネルギー労働社会ネットワーク」に
加入しているといいう。

筆者は会場から、
「日本では、
 電力会社の労働組合は原発推進を掲げている。
 韓国では
 原発労働者の組合が、
 反原発・脱原発のイ=ホドンさんが
 代表を務めるネットワークに
 入っているというが、
 そのあたりに矛盾や軋轢はないのか」質問した。
イ=ホドンさんは、
「たしかに、
 原発で働く労働者を組織する組合が
 『脱原発』というような主張を
 ストレートにいうことには
 様々な困難がある。
 韓国の原発労働組合は、
 『再生可能なエネルギーへの転換が必要だ』
 というような、
 ある意味では曖昧な、
 ぼかした言い方をしている。
 ただ、
 それが意味するところは
 多くの労働者が理解している」と回答した。
また、
「韓国第一の労働組合中央組織である韓国労総は
 原発関連の労働者を組織しておらず、
 原発の是非ついては
 公式の見解を発表していないのではないか」
とのことだった。



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