[CML 010197] 原発推進派の激しい巻き返しex.諸葛宗男

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2011年 6月 15日 (水) 00:16:47 JST


ni0615田島 です

拙ブログに掲載したものを転載させていただきます。
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/2322338/
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■イタリアの国民投票
 
イタリアで、原発再開に反対する国民投票が成立しましたが、日本の「脱原発」派は
浮かれている場合ではありません。
 
「我が国でも国民投票を行えば、原発反対の意思が明確になるだろう」
というのは、いかにも甘い考えです。
 
イタリアの場合は、チュエルのブイリ事故のあとから、原発をずっと停止してきました。
イタリアでは既存の世論が「脱原発」であり、その既存の世論に為政者が逆って「再開」
を目指したのです。日本の事情はそれとは逆です。既存の世論は「原発維持」なのです。
 
日本には、原発維持の堅牢な砦がそびえたっているところに、ようやく「脱原発」の声が
盛り上がってきたのです。しかもこれは、「脱原発」に内在する説得力によるものではなく、
原発自身の自滅によるものなのです。「脱原発」の運動が成果をあげたからではなく、ひ
とえに敵失によるものなのです。
 
我が国では残念ながら「脱原発」文化は、ようやく耕され始めたにすぎないのです。日本
では「脱原発」はまだまだ、カルチャーされてないのです。
 
 
 
■日本の世論調査
 
今日のNHKニュースをみますと、
「原発縮小」を選択する人は、4月以降増えていて、「原発維持」を越したそうです。しかし、
「脱原発」を選択した人は、まだ10%台にすぎないのです。
 
「原発縮小」を選択した人たちは、
これから夏にかけて、「計画停電」「電気料金値上げ」などなど、さまざまなマイナス要因を
突きつけられ、「原発維持」に戻るよう世論誘導のターゲットとして、曝されています。
 
実際、いま6月中旬の時点において、原発擁護派からの激しい巻き返しが、進行していま
す。巻き返しは、永田町では「菅おろし」の風に乗せて行われていますが、テレビメディア
では、

「地元の意向を汲んで、休止中の原発を再開することは止むをえないのではないか」

という世論誘導が、じわじわと行われています。
「原発縮小」は、「可能ならば原発縮小」となり、「原発維持も止むを得ない」となっていくの
です。
 
原発の運転再開が、福島第一原発と同じ安全基準で行われてよいのか、という問題の核心
がずらされ、「地元経済」を出汁にした再開論が述べられています。
 
 
 
■核燃サイクルの神様、諸葛宗男先生
 
けさのフジテレビの「知りたがり」という番組には、あのギョロメの諸葛先生が、1時間出ずっ
ぱりで出演していました。
 
諸葛先生といえば、3月11日のあと連日連夜テレビ各局に出演しまくり、「五重の壁がある
から絶対安全」「放射能の心配なんか要りません」を、ギョロメを効かせて視聴者にむかって
まくし立てていた方です。
 
私は、もうとっくにそうした「嘘がバレてしまった」原発学者たちは、テレビからお払い箱になっ
たかと思いましたら、実はそうではなかったのです。
 
実は「知りたがり」には諸葛先生が、あたかも原発の賛否に中立な「先生」として登場してい
たのです。とんでもないことです。
 
「諸葛宗男」とは、元々原発メーカーの東芝の社員で、原発にかかわり、核燃料サイクル推
進で原発事業部長です。それが、定年後東大で「核燃料サイクル推進のための世論作り」
研究の為、特任教授となった人です。
http://www.pp.u-tokyo.ac.jp/faculty/professors/MuneoMorokuzu.htm
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/2209505/
(日本原子力学会 社会環境部会長)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/aesj/division/sed/aisatsu/morokuzu.html
 
本来ならばこの人は、原発のシステムの立案者であり、今日のこの災厄を招いた張本人であり、
責任を追及されなくてはならない立場の人物なのです。
 
 
■反転攻勢の証し
 
そのような人物が、「中立者」顔して
安全基準の見直しなしに再開してよいのか、という根本問題を遠まわしに逃げながら、

 ・熊本県の原発「玄海」は地元の町が再開を求めている
 ・原発停止は政府の押し付けなのだから、地元の声をきくべきだ
 ・自然エネルギーは実用化が困難だ
 
と説くのです。 
 
こうして諸葛先生のような人が活躍するということは、メディアを使っての反転攻勢が、激しく始まっ
たことの証しだと思います。

 
拝
「安禅不必須山水」
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/list

 		 	   		  


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