[CML 010107] 小出先生、「今回は、量の多いセシウムが危険」「国民を騙してきたマスコミの責任は大きい」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 6月 10日 (金) 18:02:56 JST


みなさまへ   (BCCにて)松元
小出先生の「たね蒔きジャーナル」6月9日分の転送です。

ストロンチウムも骨を被曝させる危険なものですが、今回の事故は圧倒的にセシウムの量が多く全身に広がる点でもより危険なものです、と述べています。

また「電気が足りない」「原発は安い」というのはまったくの嘘で、電力会社、政府、マスコミが国民を騙してきた責任は大きいと、小出先生も訴えています。

●「小出裕章非公式まとめ」に生の声がアップされています。 

http://hiroakikoide.wordpress.com/

=======以下転送=======

 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞の落合博さんの解説で放送されました。


 原発関係のニュース、取水口の海水をくみ上げ、浄化する装置の試運転を開始しています。2,3号機の水が放射性物質に汚染され、セシウム汚染が激しく、60トン/時間の水を処理する予定です。効果が確認できたら、装置を増やすのです。

 住民避難、南相馬市他、20ミリシーベルト/年を越える場合、福山長官が避難を検討しています。

 放射線への市民の不安、伊達市の子供たちに線量計を配られる(8000人)ことになりました。

 静岡の一番茶のうち、一部に放射性セシウムが検出されました、初めてのことです。679ベクレル/kg検出され、出荷自粛です。



 そして小出先生のお話、62km離れたところでストロンチウムの検出で、リスナーより、後になり発表されるデータにうんざりで、ストロンチウム、危険な放射性核種で、セシウムの何10倍も危険、量はセシウムの1/1000なものの、福島の人にはセシウムのほうが危険であるということです。セシウムは、全地球に広がっています。

 セシウムはアルカリ金属、カリウムと似ていて、全身に分布する(体の一箇所に留まるのではない)、ストロンチウムはカルシウムに近い挙動で、骨を被曝させるのです。ストロンチウムは炉心が高温になると出るもので、もっと早くストロンチウムのことを言うべきだったのです。ストロンチウムはベータ線しか出さない(ガンマー線はすぐに分かる)ので、測定は面倒で、東電の混乱の中、チェックできなかったという指摘で、行政が率先してチェックするべきなのです。

 ストロンチウムは土にあり、水、農産物に影響が出るのです。しかし、今も、これからもセシウムの方が被曝が深刻なのです。

 他の放射性核種、大気圏核実験で以前ばら撒かれて、セシウム、ストロンチウムは同じ量実験でばら撒かれたのです(今回の事故はセシウムが多い)。人類に被曝させたのはストロンチウム、セシウム、ヨウ素であり、今後、セシウムの被曝になるのです。

 今回の事故と同じ形の原子炉、80年に耐震性に問題ありと言われていたのですが、小出先生、このお話はご存知で、マーク1は危険と技術者が指摘し、GEを退社しています。マーク1から改良されたものの、マーク1は駿河、女川ほかにまだあり、安全ではない、マーク2、マーク3も安全ではないのです。これに、千葉さん唖然です。

 日本は原発を止めたら電気は足りなくなることはないと、小出先生の指摘です。水力、火力が膨大にあり、夏のピーク時も大丈夫なのです。しかし、ほとんどの人が「原発が止まると電気がないと言うのは、マスコミが悪い」のです。政府の統計データで、十分に足りるのです。年間平均なら、火力は5割止まっている、それほど、電気が余っているのです。今とめている老朽化した火力は、原発よりはるかに安全なのです。

 太陽エネルギーほかを待たなくても大丈夫で、「コストも、経営データを見たら原発が一番高い」、その上今回の事故で費用を電気料金に上乗せしたら、とんでもない価格になるのです。

 海江田大臣、原発を止めたときの費用、石油の価格が上乗せされるが、その分ウランは要らなくなるし、事故を起こせば原発は破滅で、国と電力会社にだまされてきた、マスコミが片棒を担いできた結果なのです。他の発電で、日本の電力はまかなえるのです。

 今回も貴重なお話でした。





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