[CML 011063] Re: 児玉教授の衆院厚労委員会での意見陳述の反響

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2011年 7月 31日 (日) 20:07:23 JST


萩谷さん

 「人間のあらゆる感情のなかで、最も清潔なものは怒りである」というのは、作家の山口泉さんのご認識
であるとともに私の認識でもあります。山口泉さんがどう言ったこう言ったということではなく、私も私の人
生経験、あるいはこれまでの読書経験にそくしてそう思う、そのように思うところが大きい、ということです。

ただし、人生経験にせよ、読書経験にせよ、それはおのれの経験の範囲内のことであって必ずしも客観
性が保障されているということでもありませんので、「私」の経験を絶対視するつもりはありません。「私」
の経験はあくまでも相対的なものでしかないと思っています。

ですから、賛成はしませんが、萩谷さんのような見方もあることを否定するわけではありません。

ただ、「山口泉の態度には狭量さ、頑なさがつきまと」うというのが萩谷さんの評価であるならば、「そうは
思わない」というのが私の評価である、ということも申し上げておきたいと思います。

もう一点。

おっしゃるとおり児玉氏の陳述の性急さのひとつの原因は「時間に追われていた」ということがあげられ
るでしょう(児玉氏がしきりに前方斜め上に目をやっていたことは私も気づいています)。しかし、その時
間枠の中で「頭にあること」のできるだけ多くを表現しようとする「性急」さが児玉氏の内面におそらくあっ
たことももう一面の事実といってよいことのように思います(時間枠だけを気にするのであれば原稿量を
少なめにすればよいだけの話ですから)。盛んに「前方斜め上に目をやっていた」のは、「頭にあることを
全て表現」したいという児玉氏の「性急」さのあらわれとみなしてよいものだろうと思います。「頭にあるこ
とを全て表現するのに口が追いついていかない」という事象とともに。

また上記のこと、「詩情に弱い」とか「強い」とかいう問題でもないように思います。


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/

----- Original Message ----- 
From: "hagitani ryo" <liangroo at yahoo.co.jp>
To: "市民のML" <cml at list.jca.apc.org>
Sent: Sunday, July 31, 2011 5:45 PM
Subject: [CML 011060] Re: 児玉教授の衆院厚労委員会での意見陳述の反響


> 山口泉の態度には狭量さ、頑なさがつきまといます。
> 下記で東本さんが引用している発言はその典型でしょう。
> 人間にはいろんな感情があります。
> 喜びも、悲しみも、苦しみも、嫉妬も、同情も、愛情も、ある。
> そのなかで、どれが一番清潔かなんて、ずいぶん変な発想です。
> 
> 東本さんは詩情に弱いひとです。
> 
> 画像を見ていたら気づくはずですが、児玉氏はしきりに前方斜め上に目をやって
> いました。壁に時計がかかっているな、と思われました。発言はぎりぎ り発言
> 時間ぴったりに終わりました。
> 児玉氏の早口はここに理由があります。
> 早口で喋るとき、感情の抑制は困難です。これは多くのひとが経験しておられる
> ことではないでしょうか。
> まして、事柄が事柄、聴き手が聴き手ですから、怒るのは当たり前でしょう。



CML メーリングリストの案内