[CML 010978] 【原子力委員会で若狭湾・原発震災を警告】 “原発銀座”若狭湾に大津波の恐れ、関大教授が指摘

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2011年 7月 27日 (水) 17:39:54 JST


“原発銀座”若狭湾に大津波の恐れ、関大教授が指摘
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/surprise/20110727-OYT8T00472.htm?from=os2
 
 河田恵昭・関西大教授は26日に開かれた内閣府原子力委員会の会合で、福井県の若狭湾と山口県の瀬戸内海沿岸が大津波に襲われる恐れがあると指摘し、両地域の原子力発電所の津波対策の充実と、過去の津波被害の詳細な調査を求めた。
 
 両地域はこれまで、太平洋側ほどの大津波は考慮する必要がないと考えられていた。若狭湾沿岸には日本原子力発電の敦賀原発と関西電力の美浜、大飯、高浜の各原発、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」があり、山口県の瀬戸内海沿岸では中国電力が上関原発を計画中だ。
 
 河田教授は▽1586年の天正大地震で若狭湾沿岸が津波に襲われ多数の死者が出た▽100〜150年周期で発生する南海地震では、津波が山口県の日本海沿岸に到達することがある――など最近の知見を紹介し、「最悪のシナリオを考え津波対策に万全を期す必要がある」と訴えた。
 
 今後の原子力政策立案のための有識者からの聞き取りに招かれて発言した。
 
(2011年7月27日  読売新聞)

 
 
山口・上関原発建設計画:「大津波被害の可能性」−−中央防災会議調査会座長
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110727ddm041040093000c.html
 
 中国電力が計画している上関原発(山口県上関町)について、中央防災会議専門調査会座長の河田恵昭・関西大教授は26日の内閣府原子力委員会で「大津波に襲われる危険性がある」と語った。過去の堆積(たいせき)物の痕跡から、想定以上の津波が来る可能性があるという。
 
 河田教授によると、大分県で400〜450年に1度の割合で発生した津波による海の砂の堆積物が見つかった。この現象は、駿河湾から四国沖を震源とする東海・東南海・南海の各地震が同時発生する3連動地震に伴う大津波では説明できないという。津波の高さの詳細な解析はないが、河田教授は「震源域を宮崎県沖まで拡大する必要がある。大津波が北上し、上関原発に押し寄せる可能性がある」と語った。【足立旬子】
 
毎日新聞 2011年7月27日 東京朝刊
 
 
 
上関原発予定地、津波被害の可能性 原子力委で指摘
http://www.asahi.com/national/update/0726/TKY201107260771.html
  
 今後の原子力政策について話し合う内閣府の原子力委員会で26日、河田恵昭・関西大学教授が東日本大震災の教訓をふまえた津波対策の必要性を訴えた。南海地震で発生する津波が瀬戸内海に入り、中国電力上関原子力発電所(山口県)の建設予定地にも影響が出る可能性などを指摘した。 
 
 南海地震は紀伊半島から四国沖の海底を震源として周期的に起きると考えられる大地震。3月の東日本大震災は予想と異なる震源域で起きたことから、南海地震も「震源域を見直さなくてはいけない」と話し、想定震源域を西側に広げる必要性を訴えた。その場合、津波が豊後水道から瀬戸内海に入り、上関原発の予定地に影響が及ぶ可能性もあるという。 
 
 津波は通常、海底が震源の場合に発生するが、山崩れなどでも起きる可能性がある。約400年前の古文書に、内陸を震源域とする地震で福井県・若狭湾に津波が起きた記述があることも指摘。若狭湾には原発が14基もあり、「最悪のシナリオを前提にした考えが必要だ」と訴えた。 
 
 
 
「日本海側でも大津波可能性」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011072702000025.html
 
   2011年7月27日 朝刊
 
  中央防災会議専門調査会で座長を務める河田恵昭(よしあき)・関西大教授が二十六日、原子力委員会に有識者として出席し、太平洋側よりは巨大地震が起こりにくいとされる日本海側でも大津波に見舞われる可能性があるとし、原発の津波対策に万全を期すよう求めた。
 
 原子力委は今後の原子力政策を再検討するため有識者から聞き取りを進めている。河田教授は十五基の原発が集中する福井県の若狭湾では、一五八六年の天正大地震で沿岸一帯が大津波に襲われたと複数の文献に記述されていると説明。
 
 この地震は震源が内陸部で、通常は津波が起きないため、文献の信ぴょう性を疑う声もある。関西電力も、住民らに「若狭湾では大きな津波被害の記録はない」と説明してきた。
 
 しかし、河田教授は「内陸だから発生しないと考えるのは短絡的。周辺の山で土砂崩れが起きて海に流れ込んだり、海底の崖が崩れたりすると津波は起こる」と訴えた。
 
 また、静岡県沖の駿河湾から宮崎県沖の日向灘までの海溝沿いを震源にした巨大地震が過去に起き、瀬戸内海まで津波が入り込んでいた可能性があることも指摘。中国電力が瀬戸内海の山口県上関町で建設を進める上関原発にも「大津波がやってくる危険性がある」と述べた。
  		 	   		  


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