[CML 010700] 小出先生、「食品の暫定規制値に、科学的な根拠などありません…」

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 7月 13日 (水) 18:20:11 JST


みなさまへ    (BCCにて)松元
小出先生の「たね蒔きジャーナル」7月12日分の転送です。

牛肉の汚染が問題になっていますが、牛肉だけではない、野菜や魚介類もふくめてすでに全食品が汚染されて流通していると考えるべき、放射能はどんなに微量でも人体には有害で、もし「安全」などという人がいれば、そういう食品はなによりも東電の社員食堂や国会議員が食べるべきだ、と語っています。

そもそも食品安全の「暫定規制値」そのものには、なんの科学的根拠もなく、「社会的に」決めているだけだ、と小出先生。

ストロンチウムも飲料水以外には「規制値」はないし、そもそも世界に「基準値」はないのです…。

●「小出裕章非公式まとめ」に生の声がアップされています。 

http://hiroakikoide.wordpress.com/

======以下転送======

永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。スタンリッジ、新井と球児が原発を推進した正力松太郎の作った巨人を倒し、爽快な気分で聞きました(巨人ファンの人はいないと思いますが、もしいたらすみません(笑))。


 原発関係のニュース、菅総理が原発の国有化とか言っており、平野さん、この前までベトナムに原発売込みを図っていた人であり、延命のためのこと、菅総理は何も成し遂げていないというコメントがありました。

 原発の利用率が38%と、1年前より29%低下し、これはスリーマイル事故以来32年ぶり、各地で定期検査に入り、原発利用率は低下します。

 福島の汚染水浄化施設、また水漏れで、ホースのつなぎ目から水漏れであり、一昨日の水漏れの近くなのです。循環注水冷却は続けていると言うことです。

 南相馬市の肉のセシウム問題、農水省、えさの管理の徹底を要請しました。3月19日に屋外のえさを与えないよう通達したのに、徹底されていなかったのです。全頭検査も検討されています。大阪府は残っていた肉を回収しました。


 そして、小出先生のお話、食品の放射性物質の基準値で、牛肉で基準の7倍のセシウム、牛のえさに基準値の60倍のセシウムがあり、この「基準値」に科学的な客観性は、「全く意味なし」なのです。もともと間違いであり、放射線被曝はどんな意味でも危険で、微量でも危険であり、どこまで安全なのかと言う線を引くのはサイエンスでは出来ず、「社会的にどこまで我慢するかを決めるだけ」なのです。

基準値は3月17日に決めたもので、平野さん作為的なものと言い、日本の基準は飲料水ではウクライナより100倍緩いのです。野菜は7倍、肉は2.5倍緩く、メルトダウンした時期に、分かっていて決めたものであり、政府は状況を見て決めた、小出先生も、こういう基準で行くしかないとした、100倍が緩いかは不明だが、どうしようもない状況で決めた、ウクライナは2ベクレル/kg、日本はセシウム200ベクレル/kgであり、小出先生、3月11日で世界が変わってしまった、どうしようもない、日本で生きるには、こうしないと福島県がなくなるのです。ウクライナと同じ基準にすると、原発に近いところの産業が崩壊する、それを日本の国が恐れて、小出先生も日本が耐えられないという見解でした。

 基準値を決めざるを得ず、ウクライナより緩いのはぜんぜん良くない、責任のない人を守らないといけないのです。世界の基準はないのです。放射線はどんな微量でも危険、どこまで受け入れるかは、自分たちで決めないといけないのです。しかし、福島周囲以外は危機感を持っておらず、3〜6月の放射線被曝、25%増加し、食事での被曝は今までなかった、これを受け入れるしかないのです。子供は減らさないといけない、制度を我々が選択しないといけないのです。

 牛肉で専門家があちこちで喋っており、1日何g食べて、1年でどれだけになり、心配がないという人が多いのですが、「もしそう思われるなら、その人が食べてほしい」、東電の社員食堂、国会議員も汚染されたものを食べて欲しいのです。牛肉だけでなく、魚、野菜などたくさんあり、数値がどうのこうの以前に、放射能汚染物質を食べることがいけない、安全というなら、その人や国会議員、東電社員が食べるべきなのです。

 ストロンチウムの規制値は今はなく、飲料水の基準はあるので、それを厳密に適用したらいいとの小出先生の見解でした。今の法令を守るべきであり、しかし、福島で取れるものは食べられない、そして、福島の農家などを守らないといけないのです。


 毎回、汚染の現状を聞きました。今日のお話は以上でした。 



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